ホトケノザは、日本から東アジア原産のシソ科オドリコソウ属の一年草あるいは越年草。春の七草に数えられる「仏の座」とは異なる植物です。
ホトケノザの名前の由来は、花の下にある独特の丸い葉の形が、「仏様の台座」に似ていることに由来しています(または、葉の上に花が咲く様子を、蓮華座と仏像にたとえて「仏の座」)。
また葉が段状で、階層的に付く様子から「三階草(サンガイグサ)」という別名もあり。茎の断面は、四角形です。
花は「ピンクよりの紫色」、開花時期は、通常は、2月~5月(3月~6月とも書かれているものもあり)。開花時期以外に、秋や冬に花が咲くこともあります。
葉の上に位置する所に、飛び出すように開花します。とても不思議なお花だし、可憐な中にも、個性がありますよね。
紫で唇形状の花をつけるもの一般的な花なのですが、こちらとは別に、秋期はつぼみのままで結実する「閉鎖花」が混じることが多いそうです。
閉鎖花(ヘイサカ)は、蜂などの虫による受粉の機会が減る時期に入ると、閉鎖花が増えるといわれています(蕾のまま自家受粉して実をつけます)。
本来、ホトケノザの開花時期は12月ではないのですが、生長環境が整っている日当たりが良い場所だと、通常の花期以外にも花を咲かせことがあるそうです。
ホトケノザには、「調和」「輝く心」「小さな幸せ」などの花言葉がつけられていて、名前の「仏」の文字もそうですが、大切に扱わないと、ばちがあたってしまいそうな雑草ですね。
どんなお花か見てみたかったので、嬉しいですー♪
花を引き抜いて根元を吸うと甘い蜜の味がするそうですよ。
とても、美しい葉と花をもつ雑草ですし、花言葉も、とても素敵な意味をもっています。もしかしたら、皆様も偶然見つけることができるかもしれません。
見かけたら、じっくり観察してみてはいかがでしょうか?「小さな幸せ」のひとかけらをすくいあげたような、豊かな気持ちになれちゃうかも知れませんよ♪
こちらの情報が誰かの助けや喜びになりますように…。
最後まで読んでくださりありがとうございます。
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