いつもの食器を「菱餅風」に♪「色の面積比」子供の年齢に合うテーブルコーデ。ひな祭り編

いつもの食器を「菱餅風」に♪「色の面積比」子供の年齢に合うテーブルコーデ。ひな祭り編
投稿日: 2020年3月3日 更新日: 2020年11月24日
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アメリカ・MIT「インターナショナルクッキンググループ」で世界の料理&...
こんにちは(*^-^*)
食空間コーディネーターのEmiriです。

今回は「ひな祭りの食卓」について書きたいと思います。

「日本の伝統行事を子供達へ伝いたいけれど、忙しくてちゃんとやってあげられない!」

「和食器が無いけれど、どうしたらいい?」

などなど。。。
お悩み中の方、必見です!

※普段使いの白食器とペーパーナプキン以外は、全て100均でコーディネートしているので、気軽に挑戦できます。

食卓から日本の伝統行事を伝えてみましょう!

伝統行事には、それぞれ「行事食」があります。
「食べる」ことは、生命を維持するために、とっても大切なこと。
食事は、毎日、必ず、すること。

忙しくて時間のない時は、部屋の飾りは無しにして、行事食をおいしく頂ける食卓だけでも整えてみましょう♪

日本文化を知るきっかけになります☆

「それでも、大変じゃない?!」と思われるかもしれませんが…

☆行事食やアイテムは、全部そろえる必要はなし!
☆少し省略しても、おうちごはんだから大丈夫!

伝統行事も、今の時代に合ったやり方で、流行も取り入れつつ出来る範囲で、次の世代に伝えてみましょう♪

「ひなまつり」の行事食・必要要素(アイテム)は?

行事食は、ひし餅・雛あられ・蛤吸い物・五目寿司・白酒・桃花酒・甘酒・よもぎ餅など。

必要要素は、桃の花・菜の花・雛人形・雛道具(ぼんぼりなど)・蛤の貝合わせ・手鞠など。

これらの物もをいくつか取り入れて、ひなまつりの食卓を作ります☆

「雛祭り」は「菱餅カラー」で♪年齢に合わせて「色の面積比」を変えてみましょう♪

「雛祭り」は「菱餅カラー」で♪年齢に合わせて「色の面積比」を変えてみましょう♪

「食」と「アイテム」と、もう一つ、テーブルコーデで重要なのは「色」。
雛祭りの代表カラーは、桃色、若草色、たまご色などです。

今回のテーブルコーデの具体例は、誰もが知っていてイメージしやすい「菱餅」の色をベースに使い、そこに、菜の花(春の花)の黄色をアクセントに加えました。

ひし餅の色は「白い雪の下には新芽が芽吹き、春に桃の花が咲く」と言う「桃色、白、緑」の三色で、下から「緑→白→桃色」の順番で重ねられています。


★ここで、Emiri's ポイント!★
どの色を多めに使うか(色の面積比)で、雰囲気が変わります!

小さい子なら、ピンク(桃色)を多めに使い、可愛らし雰囲気に。
年齢が上がるにつれて、緑色を多めにしていくと、落ち着いた雰囲気に・・・と、
年齢に合わせて「色の面積比」を変えてみましょう♪

今回の写真は、小学校中~高学年くらいの子どもを対象にコーディネートしてみました。

「ひなまつり」と言うと、ピンクのテーブルクロスを使うことが多いけれど、面積が広いクロスを緑色に変えれば、グッと落ち着いた雰囲気になります☆

他に、ペーパーナプキン、箸袋、ガーランドにも、緑色を使いました。

和食器が無くても大丈夫!いつもの食器を「ひしもち風」に♪

行事ごとに、食器を無理に用意しなくても、家にある普段使いの白食器を「菱餅風」に仕上げ、ひな祭りに合うように一工夫してみましょう♪

※これは、家にある食器を工夫して使いこなす「Emiriオリジナル『ミニマル式テーブルコーディネート』」の一例です。
 過去投稿にも、具体例が沢山あるので、よろしければ、ご覧ください♪

今回の例は、「和のテーブルコーデ」でよく使う「見立て」を利用した「〇〇風」にするシリーズです☆
いつもの白食器を「菱餅風」に~♪ ↓↓↓

写真の様に、ペーパーナプキンを細長く折り、ピンク、緑と重ねます。
(※色の重ねる順番は、実際のひし餅とは違います。)

            ↓↓↓

ナプキンの両端を皿の下に折りこめば、「ひしもち風」の出来上がり!

           ↓↓↓

最後に、ひし餅の桃色とはトーンの違うグレイッシュピンクの小皿をのせると、今っぽいオシャレでハイセンスな感じに♪

(グレイッシュピンクの小皿は、セリアで購入)

※「いつもの食器を〇〇風にする」
これは、私Emiriが得意とする小技(オリジナルテクニック)。
過去コラムにも具体例があるので、よろしければ、ご覧ください♪

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2018年7月4日

伝えられる時期はあっという間に過ぎてしまいます!

中学生、高校生になると、子供にもそれぞれに予定があり、行事を家族みんなで楽しむことが難しくなってきます。

我が家の子供達も、実際に行事を楽しんでいたのは、小学校中学年位まで。

そのあとは、習い事や塾などで忙しく…。

あっという間に、伝統行事を伝えることが出来る時期が過ぎてしまいました。

小さい子供を育てている時は、手がかかって、と~っても大変だけれども、その時期に伝統行事を伝えてあげないと、日本の伝統を知らず、経験せず成長してしまいます。

最近は、小学校から英語の勉強が始まることもあり、華やかで楽しいハロウィン、クリスマス、イースター、バレンタイン等の海外行事はするけれど、日本の五節句(人日・上巳・端午・七夕・重陽)、お正月、節分、お月見などの行事は、何となくスルーしてしまっている人が多いのではないでしょうか。
(食空間の仕事をしていて、切実にそれを感じます)

海外在住時に、自国の文化を知っていることの大切さを痛感しました。

他の国の人に、日本の伝統文化を必ずと言っていいほど聞かれ、教えてほしいと頼まれます。

これからの子供達は、色々な国の人たちと仕事や交流をしていくことが当たり前の社会で生きていきます。

是非是非、そんな子供達に、おうちで、出来る範囲で、今の時代に合ったやり方でかまわないので、日本の伝統を少しでも伝えてあげてほしいなぁと、母として、食空間コーディネーターとして思います。

食卓を整えて、日本文化を知るきっかけ作りをしてみて下さい♪

最後まで読んで下さり、ありがとうございました♡

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2020年3月3日

コツ・ポイント

写真のコーディネートは、普段使いの白食器とイケアのペーパーナプキン以外は、全て100均です。
購入店舗などは、こちらをご覧ください♪ ↓↓↓
https://press.chiicomi.com/press/81373/




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