コラム

男の子ってやっぱり大変!? 男の子ママの「子育て」苦労話

更新日：2017.10.28

男の子でも女の子でも子育ての苦労はそれなりにあるものですが、母親にとって異性である男の子の子育てには、女の子にはない苦労が発生することも…。

そこで今回は、男の子ママ100人に「男の子の子育て」について聞いてみました。

「男の子の子育って大変！」と感じるのはどんなときですか？

▼体力がある
・「いつでも元気いっぱいで、猛暑だろうが雪が降っていようが、とりあえず外で遊ぶのが大好きなところ」

・「とにかくパワフルで、一日のほとんどが外遊びなので、体力的に女の子の子育てよりパワーが必要なところが大変なのかなと思います」

・「常に外で遊びたがるので、朝一番に公園に行って遊びはじめ、公園にいた人達が全員帰ったころにやっと自宅に帰れるという日々を入園するまで毎日していました。おかげで風邪をひかない丈夫な息子になりました」

「男の子は体力がある！」、まず、最初の違いはこれにつきるかも。夜泣きも男児のほうが多いのは、男の赤ちゃんのほうが体力があるからだそうです。公園で暴れまわる我が子を見ながらボーッとしている母親も、圧倒的に男の子のお母さんが多いです！

▼常に動き回っている
・「動きが女の子に比べて速いので、ヒールなんて履いていられない」

・「止まってくれない。いつも動いている。おむつをかえるときもジッとしてくれなくて大変だった。女の子はだいたいジッと動かないので、『楽そう～』としみじみ思った」

・「雨の日は、家の中で動きまわって大変です。テレビの前を何百周と走り回って、見ているこっちが目が回ります」

女の子のお母さんが、スカート姿でヒールを履いているのを心底うらやましいと思う…それが男の子のお母さんというもの。とくに子どもが小さいうちは、母親は自分の身なりになんて構っていられません。男児というのは、動いてないと死ぬ動物なのか！？

▼乱暴、力が強い
・「戦隊モノの影響を受けて、本気で戦いごっこをしてくる。力が強いから痛いし、子どもの体力は底なしなので、いつまでも終わらず親の体力がついていかない」

・「男の子を2人育てていますが、毎晩寝るまで暴れています。部屋の障子も破れ、床は傷だらけで大変です」

小さいときは身体ごとぶつかってくるので、毎日「痛い」そうです。ふすまや障子を破ってしまったり、家具を壊したり、家屋の被害も相当なものですよね。だんだん何を育てているのかわからなくなってくることも。

▼ケガが多い
・「とにかくケガが多い。腕を骨折して治ったと思ったら、転んだ拍子に額を2針縫うケガをした」

・「ジッとしていない。自分からキャビネットのガラス戸に突っ込んで頭から流血し、救急車で病院へ行ったこともある」

・「兄弟で小さいころから病気やケガが多く、しょっちゅう病院へ連れて行っていました。あと、すぐに熱を出したり、お腹をこわしたり、転んで派手にケガをしたりと気の休まる暇がありませんでした」

外科にしょっちゅうお世話になっている女の子のお母さんはあまりいないと思いますが、男の子では結構あることなんです。しかも、兄弟でお世話になっていることもあるんです…。さらに、男の子は女の子より熱を出しやすい。ということで、男の子の母は心の休まる間がありません。

▼言うことを聞かない
・「気に入らないと道端に横になり、手足をバタバタして騒ぐ。本当にやる子がいるんだ、と我が子を見て愕然とした」

・「ソファーで遊んでいて、ソファーごと倒れて骨折をしたのに、その腕が治らないうちにまたソファーで遊んで倒していました。2回目は骨折はしなかったものの、全く反省の色なしです」

・「『●●は危ないからやっちゃダメよ』と言ったことを必ずやって、痛い目に合う。娘は言えば分かることを、息子は実際に痛い目に合わないと分からない。話を聞いていない。大きくなっても変わらないです」

女の子なら一度で理解することを、身を持って体験し、痛い目にあわなければわからない。いや、痛い目にあってもわからない、それが男の子。

▼甘えん坊
・「とにかく甘えん坊で、常にくっついています。上の子がくっついてきたときは大泣きをして、ジェラシーもすごいです」

・「母親にべったり。小学生になってもまだ『ママ～』と呼ぶ。それに男の子は体力があるのでついていくのが大変になってきた」

乱暴なくせに甘えん坊なのも男の子。同級生の女の子たちに比べても、男の子はグッと幼く見えます。何かと「ママ」「ママ」と頼ってくるのも、男の子が多いようです。

▼行動が理解できない
・「3歳男児の母です。甘えっ子ですぐに抱っこを要求してきます。かと思うと、遊びに夢中になり、親なんて知らんぷり。挙句、周囲のきれいなお母さん方に愛想を振りまきデレデレに。帰宅するとなぜかポケットの中から大量の小石が出てきたりして、意味不明な行動が多いです」

・「宇宙人にしか見えない。危ないこと、よごれること、散らかすことしかしない。怒られるのは分かっているのに、注意してもやめない。素直でかわいいけれど、普段は怒鳴ることばかりで気が滅入る」

・「会話が成り立たない。こちらが聞きたい情報を理解できないらしい。何度も問いと答えをくりかえし、手探りで言いたいことを当てる状態。幼稚園の頃からそうで、語彙が増えたら直るかと思ったら、むしろ余計な言葉が増えただけだった…」

女である母親から見れば、何が面白いかわからない行動を男の子は延々やり続けるもの。話も通じないし、そもそも何を言っているかわからない!　母の頭の中は「？？？」です。

いかがだったでしょうか？　「力が強い」「乱暴」といった男の子特有の個性もさることながら、「自分が女だから男心がわからない」という意見も多数寄せられました。
確かに、成長したあとでも、男性の行動は女性には理解しがたいものが多々ありますよね…。
けれど、そんな手のかかる男の子だからこそ可愛い！というのが男の子ママたちの感想のようです。

文／吉田直子
※暮らしニスタ編集部が子持ち既婚女性100人を対象に行ったアンケート調査より
写真© leungchopan - Fot

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