桜の香りで上品に 桜鯛の茶漬け

桜の香りで上品に 桜鯛の茶漬け
投稿日: 2016年3月17日 更新日: 2017年10月27日
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主婦の友社のお料理の本からベストレシピをセレクト、スタッフが自分で...
本格和食のエッセンスをご家庭で応用するためのワンポイントを、一流シェフから教わるシリーズです。

美味しい鯛の刺身が手に入ったら、ひと手間かけて楽しみたいのが鯛茶漬け。春には、桜の香りがふんわりとただよう桜茶をかけていただきます。

桜茶の塩抜きをする

桜茶(桜の花の塩漬け)をぬるま湯に5分ほど漬け、塩抜きをする。

鯛を下ごしらえする

鯛を下ごしらえする

桜鯛は水洗いし、皮をひいて細造りにして塩をふり、同じ量の翁昆布(とろろ昆布でも可)とあえておく。

盛りつける

盛りつける

器に白いごはんを盛って少量の塩をし、そのうえに鯛とわさびを盛り、あられを散らす。急須で桜茶をいれ、上から注ぐ。

翁昆布って?桜茶って?

「翁昆布とは、とろろ昆布を板状に固めたもの。手に入りやすい、お酢の味のついたとろろ昆布を使ってもいいでしょう。桜茶はお茶の専門店で尋ねてください。春のひとときを贅沢に楽しめるお茶漬けです」(佳香 料理長 藤井正さん)

教えてくれたのは

教えてくれたのは

ハイアットリージェンシー東京 日本料理「佳香」
料理長 藤井正さん
京都の老舗割烹や都内のホテルなどで修業を重ね、2009年6月より同ホテルの和食を統括する。2015年には優れた技術を持ち、後進の指導を行い、他の規範となる職人に与えられる新宿区「技の名匠」に認定される。

新宿割烹中嶋
中嶋貞治さん
1956年 東京都生まれ。北大路魯山人主宰「星岡茶寮」の初代料理長だった祖父、「新宿割烹 中嶋」を開いた父と、料理人一家に生まれ育つ。京都で修業を重ねた後、1980年、父親の後を継ぎ、「新宿割烹 中嶋」の二代目店主となる。ハイアット リージェンシー 東京 和食調理顧問。


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