コラム

娘とファッションやメイクの話がしたい！母親が望むのは●●な親子関係

更新日：2017.10.28

ここ数年耳にするようになった「友達親子」をはじめ、昔と比べて随分と親子の関係性は変わってきましたよね。
街で聞こえてくる親子の会話を聞いていても、当たり前ですが、色々な家族がいるものです。
親と子の関係は、“子どもとどういう関係を築きたいか”という親の希望や方針が多く反映されているように感じますが、実際のところ、世のママたちはどう思っているのでしょうか？
300人の母親に「親子の理想の形」を聞いてみました。

【質問】
子どもが大きくなったとき、どんな親子関係でいたいと思っていますか？

【回答】
▼過度に干渉せず、必要なときに背中を押してあげられる存在でありたい
・「子どもが小学生になったら、親が先回りして物事を調べたり決めたりすることを控えて、自分で決める自主性を身につけさせたいと考えています。とくに長女に関しては、親にとっても初めてのことだらけで不安だったため、その不安が彼女に伝染して臆病な子どもにさせてしまった気がするので、これからは細かいことを気にせず、『まあどうにかなるわよ』とドンと構えることで、子どもにもいい影響を与えたいです」
・「子どもは独自の個性を持った、自分とは別の人間であることを意識して、過度の干渉や押し付けをしないように気をつけたいです。だけど、必要な場面では適切なアドバイスができるよう、私自身も自分を磨き続けることが必要だと感じています」

可愛い子どもだからこそ、ついつい口を出したり、手伝ってあげたくなってしまうものですが、そこはじっと我慢して、まずは子どもの自発性に委ねるということは大事ですよね。心にゆとりを持って子どもに接することができたなら、きっと子どもは伸び伸びと育ち、才能や個性を存分に発揮することができるはず。

▼心の拠り所でありたい
・「成長するにつれ、子どもはいろんな問題にぶつかったり悲しんだりするはず。そういう時に『お母さんに話したらスッキリした』と思ってもらえるような存在でいたいですね。そのためには、私自身が仕事やボランティアを通して、広い目で社会を見たり、自分磨きに勤しまなければと思っています」
・「子どもにとって、なんでも話せる親でいたいです。そのためにも、子どもの話にじっくりと耳を傾け、一つひとつの問題を一緒に解決し、私自身も成長していくことが必要かなと思っています」

多くの母親が、「子どもが悩みや問題に直面したときには、一緒に解決してあげられる存在でいたい」と回答してくれました。誰かの悩みを解決へと導いてあげるためには、自分自身が数多くの経験を踏むことも必要ですよね。子育てを通して社会と接する中で、たくさんの人と心を通わせ合い、人間力を磨いていきましょう。

▼お互いに自立した関係でありたい
・「親より友だちが大切な年齢になったら、私は私で旦那との“大人の生活”をもっと楽しみたいし、新しいことも勉強して自分を高めていきたいです。そのためにも、中学生くらいになったら自分のことは自分でできるよう、今のうちから家事や手伝いはしっかりやらせるようにしています」

「子どもには子どもの人生がある」と考え、我が子の自由な生き方を尊重したいとする母親もいました。しかし、自由な生き方を謳歌するためには、最低限のマナーやルールを守れる、自立した人間になることが必須。そのためのしつけには、早い段階から力を入れたいものですね。

▼友だちのような仲良し親子でいたい
・「女の子なので、一緒にお料理をしたりお買い物に行ったりする、友だちのような仲良し親子でいたいです。自立してほしいという思いはあるものの、困ったときは頼ってくれたらと思っています。そのために、今は愛情をたっぷり注いで育てています。感情的になって、大きな声で怒鳴ったりはしないよう心がけています」

女の子を持つ母親の多くが、「年を重ねても子どもと親友のような関係でいたい」と望んでいるよう。同性だからこそできるメイクやファッションに関する会話を子どもと話せたら楽しいですよね。

写真© milatas - Fotolia.com
※出典：雑誌『Como』（主婦の友社）／『ライフワークとしての子育て　現役ママ500人の本音白書』より

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