コラム

O脚の原因になることも！座っているときに脚を閉じられない女性が増えている？！

更新日：2017.10.28

大人の女性であれば座り姿も美しくありたいもの。しかし、電車に乗っているときや食事中、ふと気が付くと脚が開いている…という方もいるのではないでしょうか。元々中高年の女性に多いとされていた「座っているときに脚が閉じられない」症状ですが、近年では20代や30代などの女性にも増えてきているのです。

脚を閉じられないとO脚になることも！

椅子に座っているときに自然と脚が開いてしまうのは、太ももの内側にある内転筋が弱っている証拠。この内転筋、立っているときはもちろん、歩いているときなどにも使われる筋肉なのですが、日ごろから脚を組んだり、片脚に重心をかけて立つなど、姿勢が悪い状態が続くと徐々に衰えてしまうのです。
内転筋が弱まると、座ったときに膝をくっつけるのが辛くなってしまい、「開いたままの方が楽」だからとついそのままにしてしまうのですが、放っておくと太腿が太くなってしまうだけでなく、O脚の原因にもなるのです。

O脚の調べ方は？セルフチェックの方法

O脚とはその名の通り、立ったときに脚がまるで“Oの字”のように見える脚の事ですが、あなたの脚は大丈夫かチェックしてみましょう。

まずは鏡の前に立ってみてください。姿勢を伸ばして真っすぐ立ち、両足のくるぶしをくっつけます。つま先をまっすぐ立った状態から、外側へ10度くらい開いたとき、あなたの脚の膝はくっついていますか？
もし、膝がくっつかないようであれば、それはO脚のサインかもしれません。日本人の半数以上はO脚と言われており、見た目にはあまり分からなくても、実際に鏡の前に立ってみると「あれ？」という方は多いはず。

内転筋の衰えからくるO脚を治す方法

O脚を治す方法として色々な方法が提唱されていますが、内転筋が弱っていることでO脚に繋がっているのなら、頑張ってストレッチや運動をするよりも、姿勢や体の使い方を変えたり、日ごろから内転筋を意識して生活することが大切です。

まず、座るときは意識的に膝をくっつけて座るようにしてみてください。そして、腰と膝は90度で座るようにしましょう。このとき「つらい」と感じるのはそれだけ内転筋を使っていない証拠。開いていることに気がついたらくっつける、ということを毎日コツコツ続けてみてくださいね。

脚を閉じられるようになると起こる嬉しいこと

やはり嬉しいことの一番は、見た目の美しさではないでしょうか。同じ足の太さでも、O脚やX脚の脚と、真っ直ぐな脚とでは見え方が全然違いますよね。また、O脚が治ることによって姿勢もよくなるので、O脚を治せば、見た目は必ずキレイになります。

二つ目は、歩いたときの疲労感が軽減されること。O脚を治すと足に均等に力がかかるので、洗い物や洗濯などの立ち仕事をする際にすぐ疲れてしまうという事がぐんと減りますし、スポーツをするときには足への負担が減るので、ケガをしにくくなります。

そして最後に、骨盤が元の位置に戻り下半身の血行がよくなります。そうすると、むくみや足の冷えも改善され、太腿が細くなるなどのダイエット効果も期待できますよ。

脚が綺麗になるだけでなく、色々な事が期待できるO脚改善。内転筋を鍛えて、立ち姿も座り姿も美しい女性を目指してくださいね。

＜プロフィール＞
大野えりか
コスメ薬事法管理者／美容ライター。コスメプラス代表
1986年東京都生まれ。美容雑誌の編集プロダクションを経て、化粧品メーカーでウェブコンテンツの企画、制作を担当。美容ライターに転身後は紙媒体とウェブ媒体での編集経験を活かし、テレビや雑誌、ウェブ等で活動を行う。現在は美容コラムの執筆のほか、薬事法アドバイザーとしても活躍している。

写真© magdal3na - Fotolia.com

Profile大野えりか

コスメ薬事法管理者/コスメコンシェルジュ/美容ライター。コスメプラス代表。美容雑誌の編集プロダクションを経て、化粧品メーカーでウェブコンテンツの企画、制作を担当。美容ライターに転身後、編集経験を活かし、テレビや雑誌、ウェブ等で活動を行う。現在は美容コラムの執筆のほか、薬事法アドバイザーとしても活躍。

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