コラム

恐怖!度がすぎるお受験ママの強烈エピソード

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恐怖!度がすぎるお受験ママの強烈エピソード
そろそろ受験のシーズン。これから3月まで、全国の私立校、公立校の入試が続きます。子どもの受験、親なら気になるのは当たり前ですよね。しかし、中には必死なあまり、度を越してしまう人も……。

今回は主婦のみなさんに、「あなたの周りの強烈なお受験ママエピソード」を聞いてみました。なかなか濃ゆ~い目撃例が集まりましたよ。怖いっ!

お受験のために引っ越し&一家離散

・「子どもの受験のために、夫を残して、子どもと東京に移住したお母さんがいました」(51歳・専業主婦)

・「同じエリアに住んでいたママ友が、娘の中学受験のために、都内にマンションを購入し、転居していきました。娘さんは無事に有名私立に合格したようですが、正直驚きました」(41歳・無職)

・「日本語よりも英語が必要だという考えを持っているママで、就学前には海外の幼稚園に子どもを通わせ、そのまま現地校に入れようとしたがビザの関係で断念。結局地方のインターに入学させ、旦那さんは仕事の関係で東京で生活、子どもとママはその学校がある地方へ移住。そこまでやる意味がわからない」(36歳・専業主婦)

・「ママカーストが厳しいご近所。受験は一種のステータス。我が子のためと言いつつご主人のことは後回しにしすぎて、離婚間近になりつつある方が……。お受験がきっかけでの離婚なんて本末転倒もいいところですね」(54歳・専業主婦)

受験のためなら別居もなんのその。パパそっちのけでがんばるママたちもいます。なぜそこまで? 一家離散しても、子どもをいい学校に入れたいものなのでしょうか……。激しすぎて、絶句。

まさに巻き込まれ事故! 周囲が迷惑な猛烈ママ

・「子どもの内申書の内容をよくするために色々なことに口を出してくる。3年間の皆勤賞をもらうために、熱があっても学校に行かせるような方で、挙句の果てに実はインフルエンザだったため、たちまちクラス、学年へと広がってしまって学級閉鎖にまでなった。自分の子どもが良ければまわりは顧みない母親でした」(45歳・パート/アルバイト)

・「子どもが小学5年生の時、同じクラスの中学受験塾に通うママグループが『塾の宿題が忙しいから、くだらない音読や漢字練習をさせるな』と直訴したそうです。宿題が減って、うちの子は喜んでいましたが、どうなのソレ……」(50歳・専業主婦)

・「有名私立中学へのお受験を目指している子のママが、学校の懇談会で担任の先生に宿題をもっと増やすよう直談判! もともと宿題が多いことで有名なクラスだったのにその後とんでもない量の宿題が出されるようになり、他の習い事などに費やす時間がなくなってしまった。勉強したいなら個人的に自主学習をして欲しい……」(32歳・フリーランス)

自分の子のためなら周りをかえりみない、ワンマンママ。キョーレツですね。お受験ママのせいで、宿題も減ったり増えたり……もう、カンベンしてっ!

こ、こわいっ! 青筋立てて怒るクレーマー母


・「中学受験の時、その子自身のやる気がなくて、成績がガタ落ち、クラスランクが落ちたにもかかわらず、塾の保護者会の時に、先生に『これは死活問題です。うちの子が悪いわけではありません!』と声を荒げて訴えていたお母さんがいました」(53歳・専業主婦)

・「習い事や塾に毎日行かせて、子供がいい点数を取っても満足できずに『あなたなら100点取れたはず』と毎回言っているママ。自由回答の問題に対して、『なぜ、この答えは正解じゃないの?』と、担任にくってかかっていました」(38歳・パート)

・「毎日校門前で待ち構え、塾に送って行く。帰りの会が少しでも長引くと、『塾に遅れる!』と教室に怒鳴り込む。小学6年の1、2月をほぼ休ませて、ずっと受験勉強をさせていた。県をまたいで十何校も受けさせ、やっと終わって登校してきた時には、子どもは疲れ切っていた」(43歳・専業主婦)

受験のために毎日ピリピリ。自分の子に不利なことがあれば、モンスターペアレントに変身! 子どもは心休まる暇がなさそう……。対応する、学校や塾の先生も大変ですよね。

そこまでやる? ライバルを蹴落とす鬼ママ

・「自分の子どもの受験ライバルの父親に肩を触られた(実際には肩をポンとしただけ)と痴漢で訴えて受験を取り止めさせたママがいた。怖すぎっ!」(35歳・フリーランス)

・「自分の子どもを合格させるために、ライバルの子に風邪をうつそうとした人がいると聞いたことがある。身体をはってやった割には相手の子は風邪もひかず、何も関係なかったみたいです」(24歳・専業主婦)

・「自分の息子が受験する学校をほかの子が受けないようになのか、志望校に関して、ものすごく悪い噂を立てるママがいました。無駄なのになぁと思いながら見ていました」(41歳・専業主婦)

一人でも多くのライバルを蹴落としたいママ。犯罪スレスレの行為に、背筋が寒くなってしまいます。妨害工作をする前に、自分の子をどうにかしたらいかが?と言ってやりたい!

子どもに自由ナシ! その結果……

・「とにかく自分の息子の志望校に入れるために、塾や家庭教師などにお金をつぎ込んでいたご家庭。結局受からずに、そのお子さんはグレてしまいました」(28歳・専業主婦)

・「小学1年から塾へ通わせ、ゲームも一切させない。遊ぶ時間もないので、他の子とコミュニケーションが取れなくて、トラブルに」(46歳・専業主婦)

・「初めての息子さんに、0歳の頃から英会話教室と音楽教室と幼児教室に通わせ、お受験。5歳の時に、英語のスピーチコンテストで賞をとり、6歳の時にピアノコンクールでも入賞したにも関わらず、お受験本番では失敗。周りみんなビックリしてました」(32歳・専業主婦)

・「成績が上がらなければ次々と違う塾に行く塾ジプシーのママ。近辺の塾にはほとんど行き尽くしましたが、結局一日8時間のスパルタ授業の個人塾に。息子さんは遊びも部活も禁止、送り迎えも徹底して囲い込み、今春超難関大学に現役合格。しかしコミュニケーション障害になり、家庭内暴力で家も親もボロボロです」(49歳・専業主婦)

遊び時間を削って塾や習い事に行かせても、子どもが幸せになるとは限りません。実際には周囲となじめず、トラブルになってしまうケースも……。やはり人並みの体験は、どんな子にも必要なのではないでしょうか? お受験ママの犠牲になった子どもさんがかわいそうですね。

受験にやっきになる、トンでもないママたち。気持ちはわかりますが、しょせん子どもは他人です。自分と同一視して、暴走してしまわないよう、サポートや応援もほどほどにしておきたいですね。

※暮らしニスタ編集部が既婚女性100人を対象に行ったアンケート調査より

写真© zdravinjo - Fotolia.com
写真© Tom Wang - Fotolia.com
元・フリー編集者。出産後は2人の男の子を育てながら、ライターとして活動。生活系の執筆のほか、書評、映画評など。近著は『キャラクターを知れば源氏がわかる! 登場人物で読む源氏物語』(KADOKAWA / 富士見書房)。
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