注目度上昇中！ご当地グルメ「今治焼豚玉子飯」とは？

最近、全国のB級グルメやご当地グルメを家で作る人が増えています。なかでも、超簡単で超絶ウマい！と話題なのが、愛媛県今治市のご当地グルメ「今治焼豚玉子飯（いまばりやきぶたたまごめし）」。
ご飯にチャーシューと目玉焼きをのせるだけなのにとっても美味しいんですよ。基本の材料は、名前のとおり焼豚と卵のみ。皆さんも、家で作ってみませんか？

今治焼豚玉子飯とは

その歴史は約50年前までに遡ります。当時今治市内にあった中華料理店「五番閣」のまかない料理として誕生。ご飯にチャーシュー、半熟の目玉焼きをのせ、焼豚の煮汁をかけるだけの簡単メニュー。
それ以来ソウルフードとして親しまれ、現在では市内60店舗ほどで提供。「今治焼豚玉子飯世界普及委員会」なる団体も作られ、B−1グランプリでも10大会連続入賞を果たしています。

現地では「今治焼豚玉子飯マップ」も作られ、このメニューを食べられる十数店舗の「応援店」を掲載しています。お店によって少しずつ味が異なるので、それぞれの個性を楽しむことができます。
（今治焼豚玉子飯世界普及委員会　http://i-ytm.com）

地元の人気店を比べてみました！

MOTSUNABEYA つぼ吉
応援店の中で唯一、煮玉子・金糸玉子を使用した独自路線の玉子飯。自家製のチャーシューが決め手です。もつ焼きが人気のお店です。

東京でも食べられる？

新橋のアンテナショップ「香川・愛媛せとうち旬彩舘」2階にある郷土料理の店「かおりひめ」で、「今治焼飯玉子飯」を食べることができます！昼夜どちらも提供しているので、昼ごはんにも飲んだあとのシメにも。

また同ショップでは、「今治焼飯玉子飯」専用のタレが売られています。ということは…作ってみるっきゃないってことですね。
（香川・愛媛せとうち旬彩舘　http://www.setouchi-shunsaikan.com/restrant/index.html）

レッツ・クック・今治焼豚玉子飯♪

今治焼豚玉子飯世界普及委員会の公式HPでは、プロが教える作り方を紹介しています。
簡単だけど意外とコツがいるこの料理、ぜひしっかりマスターしてください。
（今治焼豚玉子飯世界普及委員会　作り方http://i-ytm.com/contents/tukurikata/）

＜材料＞　1人分
ごはん：適量
焼豚：お好み
玉子：2個
タレ：適量
塩コショウ：適量

タレは専用のものでも良いですが、なければ市販の甘辛い系（焼き鳥のタレなど）でも可。自分で作る場合は濃口しょうゆ・みりん・酒を１・１・１の割合で煮詰め、ニンニク、ショウガを適量入れる。砂糖と塩で好みの甘さに。

焼豚は手作りに越したことがないですが、最近はスーパーやコンビニなどで甘辛く味付けた焼豚またはチャーシューが売られています。スライスでも角切りどちらを使ってもOK。

＜作り方＞
１）ご飯に焼豚をのせ、タレをかける。
２）多めの油で揚げ焼きするように目玉焼きを作る（蓋をせず、黄身が半熟になるように）。
３）塩コショウした目玉焼きをのせ、もう一度タレをかける。

まとめ

今治焼豚玉子飯は「B級グルメ」ではなく、昔から地域が誇りを持って受け継いできた「ご当地グルメ」です。
自分で作ってみてもよし、現地で食べ歩いてみてもよし。その文化を体験してみてください！