コラム

化粧のりが悪いのは「毛穴」が原因!?毛穴のタイプ別ケアのポイント

更新日：2017.10.27

「毛穴の黒ずみが気になって、ファンデーションを厚塗り！」「夕方になると、毛穴周りの化粧崩れがひどい！」そんな経験はありませんか？　ついついファンデーションで隠してしまいたい気持ちになりますが、まずはケア方法を見直してみましょう！　

今回は毛穴のタイプ別に、お手入れポイントを紹介します。

ポツポツ気になる黒ずみの正体は？

毛穴の黒ずみの正体は、“皮脂”と“古い角質”が混ざり合ったもの。顔は体に比べて、皮脂を分泌する働きが強い特徴があります。そのため、皮脂の出口である“皮脂腺”が太くつくられており、目立つのです。

さらに、日々のストレスやホルモンバランスの乱れも、皮脂の分泌は増える原因のひとつ。すると、皮脂腺の出口も太くなっていくのです。

毛穴の開きは遺伝的な影響が大きく、生まれ持った毛穴の性質や数は変えることはできません。しかし、毛穴のタイプに合ったケア方法でお手入れすることで、毛穴を大きくしない事や引き締めることが可能なのです。

鼻やおでこの黒ずみ毛穴にはピーリング！

「Tゾーンの毛穴のブツブツが気になる！」そんな方は“詰まり毛穴”タイプ。Tゾーンに集中しているのが特徴で、“角栓”と言われる黒ずみができているのが特徴です。角栓の約70％は古い角質でできているため、肌の生まれ変わりのサイクルが乱れていることが考えられます。

詰まり毛穴を改善するポイントは、ピーリングやオイルを使って角栓を除去すること。毛穴を柔らかくし、角質をしっかり落としましょう。
角栓を除去した後は化粧水で水分を与え、保湿ケアをしてください。冷水で毛穴を引き締めてから、メイクをすると毛穴も目立ちにくくなりますよ。

頬のしずく型の毛穴には、マッサージ！

「小鼻の横のしずく型毛穴が気になる！」そんな方は“たるみ型毛穴”です。年齢を重ねると気になる方が増えるのが特徴のひとつ。たるみ毛穴の原因は、肌の老化によりコラーゲン不足し、毛穴を支えきれなくなってしまうためです。

たるみ型毛穴を改善するポイントは、肌のたるみケアをすること。顔のマッサージやストレッチを行うのもいいでしょう。カンタンにできるおすすめケアは、口を“う”の形でキープしてみてください！　ほうれい線予防にも効果的ですよ。

開き毛穴（皮脂過剰型）のケア法

「顔がいつもテカテカで、メイクが夕方まで持たない」と悩んでいる方に多く見られるのが“開き毛穴タイプ”です。、皮脂が必要以上に分泌されてしまっていることが原因に挙げられます。皮脂が過剰に分泌され、皮脂腺の出口が大きくなり、毛穴が目立ってしまうのです。

開き毛穴を改善するポイントは、こまめにあぶらとり紙などで皮脂を取り、毎日しっかり洗顔をすること。汚れを落としたら、化粧水で水分をたっぷりと与えましょう。

季節を問わず、悩んでいる人が多い「毛穴」ですが、日々のお手入れを見直しつつ、毛穴のタイプに合わせたケアをすることで、改善が期待できるのです。ファンデーションを厚塗りしたい気持ちをグッと抑えて、素肌のケアからはじめてみましょう！　

Profile宮村さき

美容ライター／コスメコンシェルジュ。外資系コスメの元トップ販売員。売上1位の実績から、スタッフへのスキンケア研修なども行う。コスメコンシェルジュの資格を取得後、美容コンテンツ制作会社へ入社。編集業務に従事する傍ら、自身の経験を活かした美容テクニックをコラム等で紹介している。

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