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日本の教育が変わる!?話題の「アクティブラーニング」とは?

日本の教育が変わる!?話題の「アクティブラーニング」とは?
2014年11月に下村文部科学相が中央教育審議会に「学習指導要領の改訂」を諮問したことをご存じですか?
これは、幼稚園から高校までの教育課程の基本となる「学習指導要領」等の見直しのこと。時代の変化とともに子どもたちを取り巻く環境も変化するため、数年ごとに方向修正していくというものです。
今回の改訂の目玉は「アクティブラーニング」という学習・指導方法の導入ですが、これまでとどのような違いがあるのでしょうか。
今回は、2020年にも導入されるであろう「アクティブラーニング」について紹介しようと思います。

子どもたちを取り巻く環境は変化している!?

今いる子どもたちはもちろん、これから誕生する子どもたちが成人する頃には、高齢化社会がさらに進み、労働人口の割合が減少。また、社会の情報化、グローバル化も今以上に加速され、現在の暮らしとは大きく変わることが予想されます。
そのため、これからを生きる子どもたちは、このような厳しい変化を乗り越え、志を高く自立心を持って未来を切り開いていく力が求められています。
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2009年に行われた前回の学習指導要領の改訂では、「生きる力」の育成を重視。とくに学力面では「確かな学力」をバランスよく育成することを目指し、国内外での学力レベルは向上しました。その一方で、自分の考えを述べる能力や学習意欲、社会へ参加する意欲などが国際的に低いことが判明。
そこで文部科学省は、これからの時代を生き抜くためには、基本的な知識・技能の習得だけでなく、身につけた知識等を実社会で活用しながら課題を見つけて解決し、その結果を表現する力が必要だと考えました。
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その資質や能力を育成するための学習・指導方法が、今回の改訂に組み込まれた「アクティブラーニング」です。

「アクティブラーニング」って?

アクティブラーニングとは、アメリカの大学教育改革から生まれた教授・学習方法。「能動的に学修することで、認知的、倫理的、社会的能力、教養、知識、経験を含めた汎用的能力の育成を図ること」と定義されています。しかし難しい言葉ばかりで、分かりにくいですよね。
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簡単にいえば、「生徒が自分たちで問題を発見・解決していく力を育成する」というもの。具体的には、発見学習、問題解決学習、体験学習、調査学習、グループ・ディスカッション、ディベート、グループ・ワークなどを通して育成されます。
アクティブラーニングでは、これまでのように教師が生徒に一方的に話す講義型の授業ではなく、生徒が自ら考えて意見をまとめる生徒主体の授業になります。「暗記する授業」から「考える授業」に変わる、といってもいいかもしれません。
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実際、従来のマークシート方式で行われている大学入試センター試験も、2020年から記述式の新試験を開始するとか。思考力や表現力は必須となっていきます。

変わり始めた高校教育

国内でも主要5教科を中心に「アクティブラーニング」を導入し、授業改善を進めている高校が増えてきています。そこで、代表的な導入例をご紹介しましょう。
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東京都立両国高等学校では、さまざまな教科でアクティブラーニングに取り組んでいますが、その結果、進学実績も好調なため新聞などでも報じられ注目が集まっています。
英語科の授業は、オールイングリッシュ。コミュニケーションを重視したペア・グループワークを中心に、生徒が自分で修正しながら学び、英語力を伸ばしているとか。
さらに、意見を批判的・論理的に述べる力を育てることを目的としたプレゼンテーションや、ディベートなども取り入れ、実社会で使える英語力を身につけているそうです。
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また、神奈川県立川和高等学校では、数学や理科を中心にアクティブラーニングを導入。グループワークを主体に、生徒同士で教え合い理解を深めています。この教え合いは、クラス全体の理解度が向上し、進度も早まるとか。
1つの答えを導き出すために生徒が互いの考えを出し合う中で、論理的思考力も向上するそうです。

高校だけじゃない!?小学校でも始まっている!

実はアクティブラーニングは、高校だけでなく小・中学校でも導入され始め、とくに大学附属の小学校などでは導入に意欲的。
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同志社小学校では、学んだ知識をアウトプットする活動や観察・実験を通した体験型学習を積極的に導入しているそう。また、高学年の社会科では新聞を教材とし、記事をさまざまな角度から読み込んで議論し、語彙力・分析力の向上を図り、社会的知識も習得。さらに、環境や国際理解、人権など人間性を育む教育も取り入れ、バランスのとれた「人間力」の育成を目指しているそうです。
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これまでの日本の学習は「インプット」ばかりが重視され、「アウトプット」が不十分だったのかもしれません。アクティブラーニングが本格的に導入されるようになれば、日本の教育は根本から変わることになるかもしれませんね。

<プロフィール>
ナツキレイ
フリーライター/日本語家庭教師
タイ在住を経てオーストラリアへ。現在はオーストラリアの田舎で日本語を教える傍ら、ライターとしても活動。政治・経済・教育などの分野から、子育て・旅行・セレブ情報など生活や趣味の分野まで幅広いジャンルで執筆中。定期的に英語のニュース・雑誌サイトの記事を翻訳してリライトも行う。日本生まれ海外育ちの2児の母。
写真© maroke - Fotolia.com
執筆者:ナツキレイ

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