【レシピ】この手があったか!(多分)絶対失敗しないチャーハン

【レシピ】この手があったか!(多分)絶対失敗しないチャーハン
投稿日: 2015年6月24日 更新日: 2017年10月28日
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主婦の友社のお料理の本からベストレシピをセレクト、スタッフが自分で...
チャーハンを作る時の問題点って主に3つかなと思います。

1 ベチャッとする
2 パラッとさせるために炒める時間が長すぎて今度は逆に米はパサパサ、卵も固くなってしまう
3 鉄なべを使うとこげつく

つまり、なべにこげつかず、水分を保って卵もフワッと、かつパラパラ感が欲しいということになりますね。まあ……なんて贅沢な願いでしょう……

ところが、そんな問題も、なべを2つ使って工程を分けるだけで解決するのです。

まず先になべの話をしましょう。今回はテフロン加工のフライパンと鉄なべ(鉄じゃなくてもいいですが、空だきができるもの)の2つが必要です。

冷蔵庫の卵って冷たいんですよね。鉄なべを使ったときに上手くいかないのは、卵を入れた時になべの温度が下がることにあるのでは?と考えています(憶測ですが……)。
本当は常温にしておけばいいのでしょうが、なかなかそうもいかないですよね。

そこで、前もってテフロンのフライパンで味つけ済みの「生チャーハン」を作り、鉄なべではそれを炒めることだけに専念するわけです。

材料 (1人分)

  • 豚バラ :50g
  • 高菜 :大さじ1と1/2
  • 玉ねぎ :中サイズ1/8個
  • 長ネギ :4cm
  • :1個
  • ごはん :茶碗1杯(200g)

材料(1人分)

材料(1人分)

豚ばら肉 50g 
高菜 大さじ1と1/2 
玉ねぎ 中サイズ1/8個 
長ネギ 約4cm 
卵 1個 
ご飯 茶碗軽く1杯(200g)

1 下ごしらえ

1 下ごしらえ

豚ばらは2〜3センチに切ります。
軽く塩コショウして下味を。

玉ねぎはみじん切りに。長ネギは小口です。

2 炒める

2 炒める

テフロンのフライパンの方を火にかけ油をひきます。
火力は中火でいいでしょう。

豚肉、高菜、玉ねぎ、長ネギを入れ木べらで炒めていきます。

3 炒めるその2

3 炒めるその2

炒めながらご飯をチンしてアツアツにしておきましょう。
肉に火が通ったら火を消し、卵を落とします。

4 スクランブルエッグ風に

4 スクランブルエッグ風に

フライパンはそれ以上火が通らないように濡れふきんの上に。
落とした卵と具をまぜて7割方生のスクランブルエッグ状のものを作ります。

5 混ぜずにごはん投入!

5 混ぜずにごはん投入!

4の上にご飯をのせます。
ご飯に塩コショウを2〜3振り。

具とご飯は混ぜてはいけません。
混ぜると何故かパラパラにならないのです(理由はよくわかりませんが……経験上)。

この段階で出来ているものは7割方生のスクランブルエッグの上にアツアツご飯がのっていてその上に塩コショウがかかったものです。

6 鉄なべを火にかける

6 鉄なべを火にかける

次に鉄なべを火にかけます。強火です。
熱くなってきたら油を少し多めに入れ煙が出てきたら勝負開始です。

ここからは電話が鳴っても宅配便が来ても無視です。(宅配便のお兄さんごめんなさい。)

具を炒める時は木べらでと書きましたが、それはテフロン加工を剥がさないためで、ここからはおたまをつかいます。横に置いておいてください。

7 チャーハン投入

7 チャーハン投入

ではいきますよ……まだ木べらをもっています。
テフロンフライパンを鉄なべの上でひっくり返し生チャーハンを投入。
すかさず、木べらでテフロンフライパンに残った卵と具をこそぎ落として、鉄なべへ。

木べらからおたまに持ち替えて、すばやくなべを大きく振って表と裏をひっくり返します。

8 5秒ルールを守りながら・・・

8 5秒ルールを守りながら・・・

ここからの重要なルールがあります。名づけて「5秒ルール」。
炒めながらも5秒たったらなべを大きく振って表裏をひっくり返す。これだけです。

最後までこのルールは守って下さい。
おたまでご飯を潰さないほうがいいと言われたりもしますが、気にせずガンガン潰してガンガン混ぜていきましょう。
そして5秒に一度は表裏をひっくり返す。おそらく40秒も炒めれば「あ……今ご飯がほぐれて油が全体に回った……」って感じるはずです。

これができたら盛りつけて完成!!

コツ・ポイント

ご飯は、一度冷ました方が良いなど諸説がありますが、個人的にはジャーの温かいご飯でかまわないと思いますし、もちろん冷やご飯でも冷凍ご飯でも良いと思います。炊きたてだけはベチャッとしてしまうので避けた方がいいと思います。



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