プレスリリース

たたらの里づくりプロジェクト『田部家のたたら吹き』2022年秋季操業参加者募集！！　9月24日（土）～25日（日）開催

株式会社たなべたたらの里

2022.08.11

「田部家のたたら吹き」を9月24日（土）～25日（日）に一般参加型の操業で行います。9月16日（金）まで一般参加者の募集をしております。

我々田部家の先祖は室町時代にこの奥出雲の地に根を下ろし、「たたら製鉄」を営んできました。最盛時は日本の鉄需要の8割を供給し、現代の技術をもってしても再現不可能な唯一無二の「和鋼」を生み出しました。株式会社たなべたたらの里では大正期に一度は途絶えてしまったその歴史を現代に繋ぎ、島根県奥出雲に新しい産業を創出し地域づくりを行っています。鉄の原料となる砂鉄、炭を作るための木、炉を築く良質な土など、奥出雲の大自然の恵みをいただき、命がけでたたらを吹きます。当時を思わせる迫力あるたたら吹きで、「たたら製鉄」の歴史と文化を肌で感じていただければ幸いです。

田部家たたら吹き～製品ができるまでの様子

※動画内の鉄製品を作る様子はたたら吹き体験には含まれません。

各コースのご紹介

ご参加記念品として
たたら吹きでできた小割りした鉧（けら）を後日お届けします。

たたら吹きのすべての工程を体験したい方へ　１.操業FULL『一代（ひとよ）コース』

9/24（土）9:00 ～ 9/25（日）11:00～（26時間）
参加費用:159,500円（税込）
募集定員：10名
参加記念品：鉧（大）
工程を最初から最後まで体験頂きます。

※一代（ひとよ）コースはJR松江駅発着の送迎サービスがございます。

初日は島根県雲南市吉田町エリアのご案内もございます。
・普段は一般非公開の『田部家庭園』
・たたら製鉄の歴史や技術・道具を展示している『鉄の歴史博物館』
・日本で唯一現存する高殿形式の遺構『菅谷たたら山内』

たたら吹きの歴史と火入れ、ノロだしまで体験　２.操業A『籠り期（こもりき）コース』

9/24（土） 9:00 ～ 21:00 （12時間）
参加費用:71,500円（税込）
募集定員：10名
参加記念品：鉧（小）
上記の吉田エリアのご案内とたたら吹き前半部を体験頂くコースです。

夜から参加～翌日の鉧出し（けらだし）まで　３.操業B『鉧出し（けらだし）コース』

9/24（土）23:00 ～ 9/25（日）11:00 （12時間）
参加費用:62,700円
募集定員：10名
参加記念品：鉧（小）

たたら吹きの醍醐味を味わえるコースです。
夜11時から参加頂き、砂鉄と木炭の投入とノロ出しを体験頂き、クライマックスの鉧出しにもご参加頂きます。

今回の操業で特別なオプションをご用意しております

鐵泉玉鋼ペティナイフ
エッジ部に「玉鋼」を使用したペティナイフです。
汎用性が高く、一般家庭でも普段使いが可能な小ぶりな洋包丁です。
切れ味は一般的なステンレスとは比較にならない程良く仕上がっています。
オリジナル刻印可能です。

参加費用＋￥90,200（税込）
※オーダーメイドとなるため納品までお時間を頂きます

田部家のたたら吹き開催日程、募集要項

開催日程：2022年（令和4年）9月24日（土）～25日（日）
開催場所：雲南市和鋼たたら体験交流施設
参加申込締切：令和4年9月16日（金）まで
参加費：￥62,700～￥159,500（税込）

当日集合場所：雲南市和鋼たたら体験交流施設駐車場（島根県雲南市吉田町吉田892-1）
準備品：着替え等は各自でご準備ください
※操業時の作業着はこちらでお貸出しいたしますが、動きやすく汚れても良い服装もご準備ください
※靴は安全靴を推奨しています、また皮手袋やゴーグルをお持ちの場合はご持参いただけると幸いです

参加申し込み・問合せ先：株式会社たなべたたらの里
TEL：0852-61-1460

今回のたたら操業は、日本の誇るべきたたら文化の継承・人材育成・地域づくりを目的に推進する「たたらの里づくりプロジェクト」の一環として、公益財団法人鉄の歴史地域振興事業団の協力のもと実施いたします。

その他、当日の工程など詳しくはこちらよりご確認ください。
https://tanabetataranosato.com/webtool/wp-content/uploads/2022/07/d703e53c95d86a6cd098dbc4576ac79e.pdf

たたら製品は奥出雲前綿屋オンラインショップで販売しております。

オンラインショップはこちらからご覧ください。
https://tanabetataranosato.com/shop/

奥出雲前綿屋鐵泉堂について

こちらをご覧ください。
https://tanabetataranosato.com/tatara/tessen-tatara/

たたらの里づくりプロジェクトについて

山から湧き出す水は川へ、湖へ、そして海に流れ込み、
恵みを分け与えながら広い世界へと続いていく。
環境・社会・経済あらゆる循環が山からはじまり、大地へ還る。
里山が豊かであればそこに繋がる人々の生活も豊かになっていきます。

本プロジェクトは、山を起点に自然を守り、育て、豊かにしていくこと。
大地から頂く恵み、享受したものを人々の暮らしに届けていくこと。
先人達が築いた、自然と共存して生まれた文化を継承していくこと。
それらを通して里山を豊かにすることで、人の暮らしも豊かにするこころみです。

ここは、古来よりたたら製鉄で栄えた「たたらの里」。
日本のものづくりの原点ともいえるたたら文化（タカラモノ）を軸に
歴史文化・自然・営みをモダンな価値観へと再思し、
皆が愛せる里（ミライ）づくりを創造してまいります。

コンセプトムービーはこちらから