プレスリリース

神宮の杜芸術祝祭の最後を飾るプログラム「気韻生動−平櫛田中と伝統を未来へ継ぐものたち」が始まりました!

日本博 主催・共催型プロジェクト / 明治神宮鎮座百年祭記念 「神宮の杜芸術祝祭 祭る。祈る。創る。―持続可能な自然と芸術文化―」

明治神宮の杜を舞台に、1年以上にわたり開催されてきた「神宮の杜芸術祝祭」。その最後を飾る彫刻・立体展「気韻生動−平櫛田中と伝統を未来へ継ぐものたち」が3月25日から5月30日までを会期に始まりました。 会場となる明治神宮宝物殿は国の重要文化財、さらに8基ある展示ケースも国の重要文化財です。今後の宝物殿の活用はまだ未定であるため、今回が宝物殿に入れる貴重なチャンスです。この機会にぜひご覧ください。 そのケースの中に並ぶ珠玉の作品の一部画像を公開します。


彫刻展「気韻生動 −平櫛田中と伝統を未来へ継ぐものたち」
国の重要文化財に指定されている明治神宮宝物殿。約3年間の修復工事を終えた中倉(残りはまだ改修工事中)は、ちょうど百年前の1921(大正10)年に竣工以来、明治天皇・昭憲皇太后の御物が納められてきた展示ケースが並びます。建築家大江新太郎設計の建物は、建築ファンも必見の展示空間です。
明治神宮宝物殿中倉の外観

重要文化財の展示ケースが並ぶ宝物殿中倉




平櫛田中の傑作と現代アーティストの新作の数々
激動の時代、明治・大正・昭和を生きた彫刻家・平櫛田中と、彼が残した傑作の数々を中心に、現代アーティスト14名の作品を展示しています。まずは、平櫛田中の作品から紹介します。



平櫛田中《原翁間日》は69才の時の作品です。平櫛田中の肖像彫刻の中でも特筆すべき描写力を感じる本作は、明治から昭和初頭にかけて法曹界、政界で主要な役割を果たした原嘉道の肖像です。作品に効果的に施された彩色は、日本画家中村岳陵によるもの。滅多に展示されることのない本作は、一見の価値ありです。
現代アーティストは14名が参加。そのうち7名が新作を発表しています。金沢のクリエイター集団seccaは、1体が15000ピースのパーツから成る擬木の立体の新作《A↔︎UN》を発表。また、本物と見紛うほど精緻な花や草木の木彫で人気の須田悦弘は、明治神宮に咲く瑠璃唐草の作品《雑草》を展示しています。


展示室の奥には、明治天皇の愛馬“金華山号”を描いた小林正人の《金華山号》と百年前に植林された明治神宮の杜を軽やかに描いた原良介《神宮の杜》を展示。2つの絵画作品が、宝物殿の美しい自然光の中に立ち現れます。
小林正人、原良介による絵画作品

貴重な建物と立体作品を堪能できる本展は、5月30日まで。(木曜休館・入場料無料)

【出展作家】
平櫛田中、澄川喜一、深井隆、舟越桂、土屋公雄、宮島達男、三沢厚彦、棚田康司、須田悦弘、保井智貴、名和晃平、土屋仁応、secca、小林正人(絵画)、原良介(絵画)
【展覧会概要】
名称: 神宮の杜芸術祝祭 彫刻展「気韻生動−平櫛田中と伝統を未来へ継ぐものたち」
会場: 明治神宮 宝物殿(中倉)
会期: 2021年3月25日(木)~ 2021年5月30日(日)
休館日:木曜日(但し3/25、4/29は開館)
時間: 10:00~16:30 ※最終入館は閉館時間の30分前まで。
入場: 無料
主催: 文化庁、独立行政法人日本芸術文化振興会日本博事務局、神宮の杜芸術祝祭実行委員会、
一般社団法人アートパワーズジャパン
芸術監督:山口裕美
公式サイト:https://jingu-artfest.jp/

※宝物殿の改修工事に伴い、展覧会開催中敷地内の一部が工事中となります。お客様にはご不便をおかけいたしますが、ご理解、ご協力賜りますようお願い申し上げます。

新型コロナウイルス感染症感染防止対策について
展覧会の開催に際しては、(公財)日本博物館協会の「博物館における新型コロナウイルス感染拡大予防ガイドライン」を踏まえ、十分な措置を講じてまいります。ご来館の際にはあらかじめ下記をご確認ください。
ご迷惑おかけいたしますが、ご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。

◇会場内における感染防止対策
・入口に消毒液を設置します。
・スタッフのマスク着用や検温を徹底します。
・会場内の清掃・消毒・換気を徹底します。

◇来館に関するお願い
・37. 5℃以上の発熱や咳・咽頭痛などの症状がある方については、ご来館をお控えください。
・過去2週間以内に感染が引き続き拡大している国・地域への訪問歴がある方は、ご来館をお控えください。
・マスクの着用、咳エチケット、手洗いや手指消毒にご協力ください。マスクを着用でないお客様の入館はご遠慮いただく場合がございます。
・大人数でのご来館はお避けください。ご来館が集中した場合は、お待ちいただく可能性がございます。
・館内では他のお客様との距離をできるだけ2m取るように心がけてください。
・展示室内での会話はお控えください。
・展示物及び展示ケース、使用を中止している機器等には手を触れないでください。
・万が一、館内での感染者の発生が確認された場合、神宮の杜芸術祝祭公式サイトにてお知らせいたします。該当する日時にご来館されていたかを確認できるよう、ご自身でご来館日時を記録ください。

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