コロナ禍で夫婦ゲンカが激増！！その理由とは？更年期のパートナーシップ向上策

「最近、夫婦喧嘩ばかりしている気がする……」

更年期になった頃から夫婦喧嘩が増えた、という人も多いのではないでしょうか。更年期にはイライラや不安感などメンタルの不調が出やすいので、ささいなことで喧嘩に発展する場合もあるでしょう。

しかも、更年期は女性だけでなく男性にもあるので要注意。夫婦そろって更年期の不調に悩まされていると、喧嘩が増えるのも無理はないかもしれません。

今回は、夫婦円満につながる『更年期夫婦のストレス対策』について解説します！

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更年期は男女ともにイライラしやすい！

更年期は女性特有の症状ではなく、男性にも存在します。男性ホルモンが減少すると、イライラや性欲低下などの不調に悩まされる男性が多くなるのです。

さらに男性は、自分の更年期障害を認識できていない場合があり、漫然と不調を抱えてイライラしているケースも多いといわれています。

更年期は夫婦ともにイライラしやすく、夫婦喧嘩が増えたり熟年離婚したりと、夫婦の危機に陥りやすいので十分な注意が必要です。

男性の更年期障害

男性の更年期は、40代以降はいつでも起こる可能性があります。女性の場合、更年期の期間は女性ホルモンが激減する閉経前後5年間程度ですが、男性の更年期にはとくに終わりはありません。

加齢やストレスで男性ホルモンが徐々に減り、倦怠感やイライラ、不眠、性欲低下など、さまざまな不調が起こるのが男性更年期です。

男女問わず、更年期にはイライラしやすくなります。夫婦それぞれの行動の特徴や症状の違いを理解して、衝突を避けるようにしましょう。

男性はどうやってイライラを解消しているの？

男性の多くは、趣味や運動でストレスを解消しています。

あなたの旦那さんがテレビや映画を観たり、ゴルフやジョギングにいそしんだりするのは、ただの『息抜き』ではなく大切なストレス解消かもしれません。

ストレスは男性更年期を悪化させる要因にもなるので、できるだけ気兼ねなくストレス解消させてあげられると理想的です。

夫婦で実践！ 更年期におすすめのストレス解消法

更年期の夫婦が一緒にできるストレス解消法や、イライラ対策を解説します。

共通の趣味・別々の趣味を持つ

夫婦一緒に楽しめるジョギングなどの趣味があると、ストレス解消の面からもおすすめ。

さらに、別々の趣味も持っておくと互いのプライベートを大切にでき、理想的な距離感を保てます。

外出スケジュールなどを共有する

飲み会やのランチなどでパートナーに予想外の外出をされると、予定が狂ってしまいイライラにつながりがち。

予定をカレンダーに書き込んで口頭でもはっきり伝えるなど、スケジュールを共有するのが衝突回避の秘訣です。

不調があるときは互いに伝える

男女ともに心身の不調を抱えやすい更年期。不調があるのに我慢して普段通り振る舞おうとしても、うまくいかずにイライラが募るばかりです。

相手に伝えなければ、自分の不調は理解してもらえません。互いに自然に伝えあえるよう、日頃から習慣づけましょう。

夫婦ではじめる！ 更年期の漢方習慣

男女ともに、更年期のイライラには漢方がおすすめです。漢方薬は、加齢で衰えたからだや内臓の機能に栄養を補って生理機能を整えたり、血液や水分の循環をよくしたりして、更年期特有の不調を改善へと導きます。

イライラ症状だけでなく、疲労回復や自律神経のバランス改善など、更年期世代が漢方薬を飲むメリットはたくさん。実際に、内科や婦人科、泌尿器科などさまざまな医療現場で漢方薬が用いられています。

更年期の男女におすすめの漢方薬を紹介します。

＜イライラなどの不調がある更年期男性におすすめの漢方薬＞

・抑肝散（よくかんさん）：虚弱な体質で神経のたかぶりがある方に
・補中益気湯（ほちゅうえっきとう）：元気がなく、胃腸が弱っていて疲れやすい方に
・帰脾湯（きひとう）：からだの疲れが心にまでおよび、胃腸が弱り、疲れて熟睡できない方、不安や動悸などがみられる方に

＜イライラなどの不調がある更年期女性におすすめの漢方薬＞

・加味逍遙散（かみしょうようさん）：虚弱な体質で精神不安などがある方に
・抑肝散加陳皮半夏（よくかんさんかちんぴはんげ）：イラついたり怒りが抑えられない、イライラして寝られないなど、神経のたかぶりがある方に

漢方薬を選ぶときには、一人ひとりの状態や体質に合っているかを見極めることがとても大切。適した漢方薬を選ばないと効果を引き出せず、ときには副作用が生じることもあるのです。

どの漢方薬が自分に合うのかを見極めるためには、プロの力を借りるのがおすすめです。「あんしん漢方」などのオンライン漢方サービスに、一度相談してみてはいかがでしょうか。

漢方に精通した薬剤師が一人ひとりの状態に適した漢方薬を見極めて、お手頃価格で自宅まで郵送してくれますよ。

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夫婦で更年期のイライラを乗り切ろう！

更年期には、男女ともに性ホルモンが減少するため、心身にさまざまな不調が出やすくなります。夫婦ともにイライラしがちになり、夫婦喧嘩や熟年離婚に発展する危険もあるので要注意です。

夫婦ともに不調の出やすい時期であることを理解して、こまめなストレス解消や、相談しやすい環境作りを心がけましょう。また、夫婦共通の習慣として、漢方薬を取り入れるのもおすすめです。専門家に気軽に相談してみてくださいね！

＜この記事を書いた人＞

あんしん漢方（オンラインAI漢方）薬剤師　竹田由子
元漢方・生薬認定薬剤師。大学院で臨床薬学を専攻、日米で病院研修を受ける。病院薬剤師として10年間入院患者を担当しながら、化学療法・医薬品情報担当としても活動する。
患者さんから「本音を話しやすい」と言われ関わるうちに、日常のセルフケアの大切さを痛感。転居後は薬局に勤務する傍ら、ライターとしても活動する。病院時代の上司が漢方好きで、漢方の凄さを体感し魅了され「日常の不調はまず漢方」と生活している。
現在は、漢方のプロがAIを活用して自分に適した漢方薬を選びお手頃価格で自宅に郵送してくれる「あんしん漢方」でも情報発信をしている。
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