こんにちは。探さない暮らし研究家の山田明日美です。
洗った食器を拭くのに欠かせない「ふきん」。しかし、使ったあとによく乾かさず、生乾きのままになってしまうとカビや細菌の発生が起こり、食中毒の原因にも…。これらを防ぐためにはこまめな消毒が必要になるのですが、ズボラな私にとっては毎日の消毒はハードルが高くてストレスを感じていました。
そこで「当たり前」をやめてみることにしました!
ふきんは定期的に消毒が必要
ふきんは食器拭きなどで濡れた状態が長くなると、食中毒の原因となるウイルスや細菌が発生しやすくなります。条件によっては、数時間で数千~数百万倍に菌が増殖するそうで、ふきんに「兆」を超える数の菌がいる可能性も!(ぎゃー!!)そのため、定期的な消毒が必須となります。
熱湯に重曹を入れてふきんを煮る煮沸消毒や、漂白剤を使ったつけ置き消毒が一般的。1週間に2~3回これらの消毒をすることが推奨されています。
気温が上がる初夏以降は食中毒も発生しやすく、このご時世もあり、ふきんを毎日、煮沸消毒して使っていました。しかし、ズボラな私にはこのふきんの消毒を毎日行うのがすごくストレスのかかる家事に感じ、どうにかできないかとモヤモヤする日々…。
自宅療養をきっかけに代用できることを発見
昨年、夫が新型コロナウイルスにかかり自宅療養になりました。家庭内感染を防ぐために「タオルは、トイレ、洗面所、キッチンなどで共用しないよう」と厚生労働省のウェブサイトにあり、タオルをすべてペーパータオルに切り替えたんです。
ダイソーのペーパータオルは厚手でしっかり水分が拭けます。手拭きだけでなく、食器拭きにも最適なことがわかり、台拭きなど掃除にもサッと使えるので、身の回りが自然とピカピカになっていきました。
110円のペーパータオルのおかげで、ふきんの消毒の手間から解放されて、清潔も保てて、不安や手間も激減!
毎回清潔なペーパータオルできれいに拭き取れるので、子どもたちも進んで食器を拭いてくれるようになりました。
ペーパータオルのコストやデメリットは?
120〜200組で販売されているペーパータオル。家族4人で大体1週間弱もつので、100均で購入すると1ヶ月4~500円(税別)のコストがかかります。デメリットは、定期的に購入する手間が増えることと紙ごみが増えること。
一方、ふきんだと、買うときだけにお金がかかりますが、消毒する手間と定期的な買い替え、そして食中毒や家庭内感染の可能性が上がるため、現在はペーパータオルに軍配です。
台拭きは古着をカットして使います
わが家では、汗を吸い取る綿100%のパジャマを着ています。古くなったパジャマは洗濯後にカットしてウエスにして、台拭きや掃除に使っています。台拭きもふきんじゃなくて大丈夫。ずっと湿ったままの台拭きは非常に不衛生なので、毎回乾いていて新しいもので拭くことをおすすめします。
まとめ
多用途に使えるペーパータオルは身の回りの環境整備と健康維持に役立ちます。家事の「当たり前」を見直すきっかけにもなりましたら幸いです。
文・写真/山田明日美