【レモンのワックス】がきれいに落とせる簡単ワザ！〈やってみた〉

こんにちは。「家事コツ研究室」研究員のOです。

連日30℃を超える猛暑が続いていますが、この暑～い季節に嬉しいのが柑橘類を使った料理です。ちまたではレモンを使った商品もたくさん並んでいて、家庭でもあのさっぱりさを求めて使用する頻度が増えますよねぇ。

ただ心配なことが１つ。それは、レモンの皮に付着している“ワックス”。

レモンのツヤツヤした表面の正体は防腐剤を含んだワックスで、特に輸入物レモンにはほぼワックスが使用されています。

レモンは果汁だけでなく、皮も料理に使いたいところですが、ワックスフリーのレモンだと値段も高かったりして、なかなか気軽に使えるものでもありません…。

そんなレモン好きの悩める人に朗報です！実はレモンのワックスが簡単に落とせる方法があるんだとか。一体どうすればいいの！？早速検証してみます。

「お湯に浸す」「重曹水に浸す」で簡単にワックスが落ちる！

方法は２つあって、「お湯に浸す」と「重曹水に浸す」が正解なんだとか。えっ、そんなに簡単なことでワックスが落とせるの？と驚いた人も多いはず。そんな人のために順番に試してみました。

【１】「お湯に浸す」だけでワックスを落とす

①鍋にお湯を沸かし、沸騰したらレモンを入れて30秒ほど茹でます。

お湯に浸して洗ったレモンはこんな感じ

【２】「重曹水に浸す」だけでワックスを落とす

①ボウルに水400ml、重曹大さじ１を入れて溶かします。

せっかくワックスが落とせたので、レモン果汁とレモンの皮を使ったおやつを作ってみました。

レモンのショートブレッド

＜作り方＞
①ボウルに室温に戻したバターを入れてゴムベラでクリーム状になるように練り、きび砂糖、塩を加えてさらに混ぜます。

②レモンの皮をすりおろします。

④③にふるった薄力粉を加え、ゴムベラで粉っぽさがなくなるまでさっくりと混ぜます。

⑥竹串で放射線状に12等分のすじをつけ、ふちにもフォークで模様をつけます。また、全体に穴を開けたら天板にのせ、180℃で予熱したオーブンで20分ほど焼きます。

⑦焼き上がって粗熱がとれたら、すじにそってナイフで切れば完成です。
完全に冷めてから切ると、切りにくいのでご注意を！

レモンのショートブレッドの出来上がり

ワックスを落としたレモンの皮と果汁を使ったショートブレッドが出来上がりました！早速食べてみると、サクッとした食感と共にレモンの香りが口いっぱいに広がって、一瞬で爽やかな気分に。ついついもう１つと手がのびてしまうおいしさです。

安心安全なレモンで、この猛暑を乗り切ろう！

レモンを使った料理が好きなので、自分でも作ってみようと思ってはみるのですが、その前段階の「レモンワックス問題」によって、わざわざこのために国産の高いレモンを買うのもなぁと思い、結局レモンを使った料理を諦めていました。

でも、今回紹介したワックスを落とす方法ならほとんどお金をかけずにワックスを落とせるので、これからはレモンを使った料理も気兼ねなく作れそうです。レモンは熱中症予防にも効果的なので、ぜひこの夏は安心安全なレモンを使って、猛暑を乗り越えていきましょう！

取材・文／JUNKO