みんなどうしてる？マウンティングママの対処法

自分の方が優位だということをアピールしてくるマウンティングママ、あなたの周りにもいませんか？ くだらないこととはわかっていても、された時には嫌な気持ちになりますよね。

今回は、できれば関わりたくないマウンティングママの生態と対処法について調査してみました！

夫の職業でマウンティング

「旦那さんが社長のお金持ちママに、我が家の経済状態についてよくマウンティングされました。わざと高いものを紹介され、『高くて買えない』と言ったところ、『え、すごく安いと思って紹介してあげたのに』と言って鼻で笑われました。引っ越しを機にSNSも全部ブロック、電話もメールも着信拒否です」（個人事業主・フリーランス／41歳）

「ほぼ初対面なのに、2回目に会ったときにいきなり『どこにお勤め？』『どういった仕事内容？』と、ぐいぐいきた。そのあとも続きそうだったので『おたくはー？』とまるっきりおうむ返しをしました」（個人事業主・フリーランス／47歳）

「"専業主婦で裕福"をアピールしたい様子で『主人が仕事なんかしないで家にいろって言うから仕事しないの』と言うママ友がいます。私は『パパさん、お給料もいっぱいもらってらっしゃるから～』と相手の望む返答をしつつ、心の中では『あなたみたいな人が職場の同僚だと面倒臭い、家にいてくれることが世の為になる』と納得しています」（パート・アルバイト／49歳）

マウンティングママは、自分自身のことではなく家族を使ってマウンティングすることが多いよう…。あまり真に受けずに、話に付き合ってあげてるという気持ちでいるのがよさそうですね。

子どものことでマウンティング

「あまり細かいことを気にしなさそうな気さくな人なのですが、カフェでお茶をしている時に、泣いて落ち着きのないうちの子と比べて、自分の子どもの良い子っぷりを褒めていました。その場では『そうだね～』と合わせました」（専業主婦／31歳）

「子供の健康状態や成長状況を比べられて、いろいろなことを言われました。それに対しては頷き、ただただ流すという対処しかしませんでした」（専業主婦／24歳）

「彼女は歯科医の奥様で、いわゆるセレブママ。子どもを連れて公園に行くと顔を合わせます。基本的に良い人ですが、私が働いているために保育園を利用していることに対して『十分に子どもの面倒を見てやれないのは、子どもにとって本当にかわいそう。お金を稼がないといけないのなら仕方ないけどねえ』と言ってくることに腹が立ちます」（公務員／43歳）

「子どもが1歳になったら仕事復帰すると話したら、専業主婦のママから『仕事も大切かもしれないけど子供の小さな時は今しかないのに、その可愛い時期を放っておくの？子どもがかわいそう。一人目だから子育てが分からないでしょう』などと言われた」（正社員／34歳）

子どもに関するマウンティングは、母親として一番腹が立つこと。その場では聞き流したりしても、子どもの前で何度もマウンティングしてくるようならば距離を置くようにするのが良いかもしれませんね。

ほかにもさまざまなマウンティングが！

「何にでも自信があり、社交的で世話好きなので最初はいい印象のママ友。家に来た時に『絵本の数が少ない、自分の家の方が多い』とマウンティングしてきた。『シーズンごとに入れ替えていてその4倍の冊数がある』と言ったら黙りました」（専業主婦／42歳）

「私は在宅でフリーランスという形で仕事をしているのですが、会社に勤めてフルタイムで働いているママの方が偉いというマウンティングをよくされます。こちらも忙しいのに、『家にいるのだから』と言われ、学校の役員の仕事を代わりにさせられたりします」（専業主婦／37歳）

「私には保育園の時から親しくしているママ友がいるのですが、そのことに対して私よりもずっと親しいことを繰り返しアピールしたり、話をしていると割り込んでくるクラスメイトの母親がいます。対処は、特に否定せず、言いたいだけ言わせておくようにしています」（パート・アルバイト／44歳）

「幼稚園のお受験で、願書を取りに行ったとき、ママ友に出会い、私の服装を上から下までチェックして、勝ち誇った顔をされた」（個人事業主・フリーランス／35歳）

「私が田舎出身であることに対し、近所のママ友に都内出身であることをマウンティングされた。張り合っても相手のライバル心を燃やすだけなので、『すごいね』と言っておいた」（正社員／27歳）

あらゆるところにマウンティングママは潜んでいるよう…。いちいち相手にしているとストレスが溜まりますし、はっきり言って時間の無駄ですよね。ウィットに富んだ返しをしたり、ピシャッと言い返したりできれば一番ですが、なかなかできないもの。

そこで、賢明なマウンティグ対処法をしているママたちの意見も聞いてみました。

相手にするのは時間の無駄！賢明なマウンティング対処法

「付き合いは最低限にし、深く付き合わないようにする。あいさつや簡単な世間話程度。自分のプライベートなことは詳しく話さずオブラートに包んで話す」（個人事業主・フリーランス／38歳）

「マウンティングしてくる人とは距離を置くこと。話をする状況になったとき、マウンティングされるような要素を相手に与えない。もしマウンティングされそうになったら即座にもっともらしい理由を出して話を打ち切るようにします」（個人事業主・フリーランス／46歳）

「無理に他のママと仲良くしようと意気込まないのが一番だと思っています。なので、ママ友作りのために色々な行事や支援センターなどには行きません」（個人事業主・フリーランス／30歳）

回答のなかには「マウンティングをしている人は、夫や子供で（自分に価値を見出す）人生のリベンジをしているような人が多い気がします」という意見も。結局のところ、マウンティングをする人は、その行為をしなければ自分の存在価値を感じられない人なのかもしれません。

ただ、寄せられた意見の中には、「自分がマウンティングしているかもしれません。良かれと思って、よく口を出してしまうタイプなので、知らず知らずのうちに人を傷つけているかもしれません」という人も。あからさまなマウンティングは論外ですが、言った側がそう思っていなくても受け取る側がマウンティングされていると感じてしまう場合もありますから難しいですよね。

※暮らしニスタ編集部が既婚女性100人を対象に行ったアンケート調査より