天井にもホコリがたまる? 天井の掃除方法を解説

天井にもホコリがたまる? 天井の掃除方法を解説
投稿日: 2018年12月19日 更新日: 2018年12月20日
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普段あまり意識しないという人も多いかもしれませんが、天井もその他の場所のように、汚れていきます。
ある日気づいたら、天井に汚れを発見したということも。

とはいえ、床のように気軽に掃除できる場所ではないため、どんな風に掃除したらいいの分からない。そもそも汚れの原因は何?という人もいるのではないでしょうか。
ここでは、そんな人のために、天井の掃除の方法を順を追って解説していきます。

天井って掃除するもの?

天井の掃除は年に1回の大掃除のときに、という人は多いようです。床や壁などと比べるとそれほど汚れが飛び散ることもないため、年に1回の大掃除のついでに、天井の埃を払う程度の掃除でまかなえる、という意識の人は多いかもしれません。

そのようにあまり汚れる印象がない天井ですが、埃をそのままにしておくと、埃やけという状態になり、黄ばみが気になってくることもあるようです。

■埃以外にも
あるいは、煙草を吸う場合にはヤニがつくこともありますし、湿気の多い時期であれば、カビで汚れることも考えられるでしょう。キッチンの天井には油がついている場合もあります。

このように、床ほどではありませんが、天井も実は汚れているのです。頻度は少なくても良いかもしれませんが、汚れが沈着してしまい、落としづらくなってしまう前に、掃除はしておいた方が無難でしょう。

天井汚れの原因は?

天井の汚れの原因には、様々なものがあります。
人的要因による汚れとして考えられるのは、シミや煙草のヤニの付着。料理油が煙として舞いあがり付着したものなどが考えられます。入り口の近くの天井は、人の出入りがあるため、知らず知らずのうちに土埃などがあがり、汚れが付着していることもあります。
あるいは、湿気が多い部屋であれば、カビが繁殖し天井が黒く汚れてしまっていたり、埃が定着したことで埃やけ状態になり黄ばんでしまっていたりすることもあります。

■原因は他にもさまざま
稀かもしれませんが、虫が卵を産んでしまったものが、汚れとして見える場合もあるでしょう。
その他には、クロスを貼った際にクロス糊がしっかりふき取られておらず、経年劣化をして、シミになって現れてきたなどという可能性もあります。
釘などの金属が知らず知らずのうちに錆び、しみ出てくることもあるようです。上の階の水漏れによって、天井にシミができているケースもあります。

天井の掃除に必要なもの

天井の掃除に必要なもの

天井の汚れを掃除する際には、まず脚立が必要です。
そして掃除用具として、埃を絡めとるためのポリプロピレン製のポリバタキやマイクロファイバー素材の雑巾、雑巾を装着するフローリング用ワイパー。
埃などをガードするための新聞紙やごみ袋、落ちた埃を吸うための掃除機、そして掃除用の洗剤を用意します。
さらに、埃を吸ってしまわないようにマスクもしておくと良いでしょう。

■洗剤の種類
使用する掃除用洗剤は、汚れの状態に応じて変えるとより効果が期待できます。
油汚れには重曹やセキス炭酸ソーダなどで作ったアルカリ電解水、たばこのヤニには中性洗剤などが有効です。
カビなどの場合には、カビキラーなどの次亜塩素酸ナトリウム入りの洗剤(使用方法を守りましょう)でカビの根を落としたあとに、エタノールで除菌をすると有効であると言われています。

汚れの正体にあたりをつけ、効果的な洗剤を用意しましょう。

天井の掃除の手順

天井の掃除の場合には、掃除した際に埃などが落下してしまう可能性もあります。
そのため、掃除開始前にあらかじめ、下に置いてあるものを移動させるか、新聞紙やごみ袋などをかぶせ、ガードしておくと良いでしょう。

天井の掃除は、まず埃を落としてから、汚れを落とす手順をとります。
埃は掃除機で吸ってしまっても良いですし、マイクロファイバー雑巾をつけたフローリング用ワイパーで天井を拭いていっても良いでしょう。
あるいは、ポリバタキで絡めとっていくのもありです。天井の埃が取れたら、照明やエアコンの埃も落としていきましょう。

■埃を落とした後は
埃が取れたら、今度は汚れの気になる部分に取りかかります。
掃除用洗剤をつけた雑巾で汚れの気になる部分をこすり、汚れが落ちたら水拭き、最後に仕上げの乾拭きをして、完了です。

最後に、かぶせていた新聞紙やごみ袋をはがし、飛び散ってしまった埃があれば掃除機で吸い取り、お仕舞いになります。

天井についたヤニ汚れは何で落とす?

天井についたヤニ汚れは何で落とす?

天井についたたばこののヤニの汚れは、比較的新しいものであれば、掃除用洗剤を含ませた水拭きで落とすことができます。
ヤニそのものは、水溶性のためです。その際には、オレンジオイル入りの洗剤が特に有効だとのこと。

一方で長い間放置したことによる重度のヤニ汚れは、中々落とすのが難しくなります。
ヤニが壁紙の小さな穴に入り込んでしまい黄色く変色してくるためです。ただ、水に溶けやすいセキス炭酸ソーダは、そんなヤニに対しても効果があると言われています。

■セキス炭酸ソーダってなに?
セキス炭酸ソーダは、炭酸ソーダと重曹との両方の性質を合わせて持っていますが、重曹よりも水に溶けやすい特徴があります。水100mlあたりセキス炭酸ソーダを小さじ1杯(5ml)でペーストを作り、使ってみましょう。

さらに、セキス炭酸ソーダでも落ちない頑固なヤニのときには、条件付きですが、塩素系漂白剤を使ってみましょう。白い壁紙に限ってですが、効果がみられます。
洗剤でヤニを落としたら、水拭き、乾拭きの順でしっかりふき取って、仕上げましょう。

落としにくい汚れには重曹を

落としにくい汚れには重曹を

天井に定着してしまい、落としにくくなってしまった汚れには、重曹が効果的です。
重曹は特にキッチンなどの油分を含んだ汚れや、たばこのヤニ、手垢などの皮脂を含んだ汚れに効果があります。さらにお風呂場の天井のカビ汚れなどにも効果的です。

また、重曹はアルカリ性の中でも特に弱く、身体に害がないため、安心して使うことができるでしょう。なお、重曹のペーストは、水100mlに対し小さじ1杯(5ml)の割合で作ることができます。

■重曹ペーストを使って掃除する
掃除の際には、重曹ペーストをしみこませたフキンをフロアワイパーにセットし、汚れの部分を拭いていきます。
しばらくして汚れが浮いてきたら、フキンやスポンジでふきとります。最後に乾拭きをして仕上げましょう。

お風呂場の天井のカビ汚れの場合にも、同様の手順で拭いたあと、シャワーなどで洗い流します。その後、水分をふき取り、エタノールなどを塗っておくと、カビの繁殖を防ぐことが可能です。
重曹と似た性質を持つものには、セキス炭酸ソーダがあります。掃除での用途に大差はありませんが、重曹の方が水に溶けづらく研磨力があるため、汚れをこそげ落としたい場合には、重曹の方が効果的です。

コツ・ポイント

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