主婦のおすすめ!女性や子どもも使いやすい防災セットとは?

主婦のおすすめ!女性や子どもも使いやすい防災セットとは?

大きな地震や台風被害など、近年の日本では自然災害がいつ起きてもおかしくない身近なニュースとなっています。いざという時のために防災セットをしっかりと用意しておきたい、家族のために備えておきたいと、防災に関心の出てきた方も多いのではないでしょうか?

今回は、女性や子どもでも使いやすい防災セットを10選ご紹介します。選ぶポイントなど併せてご説明するので、ぜひチェックしてみてくださいね。

防災対策、してますか?

皆さんはいざという時に備えた防災対策をしていますか?防災対策について調べると、真っ先に目に付くのが「防災セットを用意しておこう」という言葉です。

そもそもこの「防災セット」というのは、必要な防災グッズが一通りセットになっていて、災害時に必要なものを一気に揃えられる製品のこと。簡易トイレや非常食、懐中電灯やラジオなどが入っているものが多いですね。

防災セットを用意しておくべき理由

防災セットについて「本当に必要なの?」「単品でいくつか買っておけばいいんじゃないの?」と感じて、なかなか購入に踏み切れない方も多いかと思います。

防災セットを用意しておく一番のメリットとしては、災害時・非常時にスムーズに対応しやすくなることが挙げられます。災害時はパニックになりやすかったり、速やかに家から非難しなければならない状況になることも。そんな時でも、一通り必要なものが揃った防災セットを用意しておくことで即座に動くことができます。

また、一般に売られている防災セットの中身はプロの意見がもとになっているので、グッズ単品で揃えるよりも、取りこぼしなく必要なものを揃えることができるのもポイント。一気に揃えられて気持ち的にも楽ですし、持ち運びしやすいように工夫されたものも多いのでより安心して使用することができます。

いざという時に身を守るために、ぜひ防災セットを用意しておくことをおすすめします。

防災セットに必要なもの

防災セットの必要性についてご説明したところで、ここからは防災セットの中身として絶対に必要なものをご紹介します。一般的に売られている防災セットの中身には基本的に入っているものばかりですが、これを機に一つ一つポイントを整理しておきましょう♪

1.水、食料

まず一番重要なのが、水と食料です。避難生活に備えて、最低1週間分用意しておくと◎。

また、避難せず自宅で過ごす場合でも災害時には水道やガス・電気などのライフラインが止まってしまう可能性が高いです。そういった場合もペットボトル水や加熱しなくても食べられる非常食を備えておくことが肝心となります。

防災セットを購入すればだいたい1週間分の水と非常食がセットになっていますが、長く保管しておく場合は消費期限にも注意しましょう。定期的に中身をチェックし、消費期限の近いものは新しく入れ替えておくことも必要です。

2.安全を守るためのもの

防災セットには、身の安全を守るためのグッズも欠かせません。

災害時には物が壊れてしまったり、前述したようにライフラインが止まってしまうなどの危険が考えられます。そんなときはしっかり身を守れるものが必要ですよね。具体的には、懐中電灯・手袋(軍手)・ホイッスル・ヘルメット・レインコート、スリッパやロープなど。

防災セットによって付属される内容に幅があるので、家族や自分のスタイルに合わせてどの程度のセット品を買うのかよくチェックするようにしましょう。

3.情報を得るためのもの

今ではすっかり馴染み深いものとなっているスマートフォンやパソコンですが、停電になって充電が切れてしまっては使い物になりません。テレビなども付かなくなってしまうので、情報が全く入らなくなったり、家族と連絡が取れなくなってしまう可能性が高いです。

そういった場合に備え、情報を得るためのものとして電池式のラジオなどを用意しておくと良いでしょう。

また、大容量のモバイルバッテリーを用意しておくのもおすすめです。モバイルバッテリーがあれば、停電時でもスマートフォンなどの家電を充電して使用することができます。

4.生活用品・衛生用品

避難所に避難する場合、自宅で過ごす場合のどちらにも必要となるのが生活用品・衛生用品です。

具体的には、簡易トイレ・歯ブラシ・ラップなど清潔に保つための製品の他に、寒さをしのげるタオル・ブランケットや、女性の場合は数日分の生理用品を備えておくなど、種類は多岐に渡ります。また、赤ちゃんがいる家庭では赤ちゃん用の必需品を別途数日分用意しておくことも重要。

防災セットを選ぶ際は、こういった製品がどれくらい入っているかもチェックし自分に合ったものを選びましょう。

5.救急セット

災害時には急な病気や怪我の危険性も考えられます。そのため、絆創膏・包帯・薬などの他に、消毒液・ウェットティッシュなど殺菌効果のある製品がセットになった救急セットも用意しておく必要があります。

持病のある方は、普段飲んでいる薬を数日分確保しておくこともお忘れなく。

・その他

上記が基本的な必需品となりますが、その他にも最低限の生活を送るためには動きやすい衣類や靴・下着を決めておく、ATMが止まってしまってもしばらく過ごせる程度の現金などを用意しておくことなどが必要となります。

また、災害時は自宅の中が普段とは異なる状態になってしまうことも考えられます。貴重品をさっと取り出せる場所にまとめておくことや、家族とその場所を共有しておくことなども重要なポイントとなります。

アウトドア用品も防災グッズとして使える!

最近はキャンプや登山などのアウトドアがブームとなっていますが、災害時にもアウトドア用品が使える可能性が高いです。ライターやレジャーシート、ナイフや寝袋など防災グッズとしても使えるものが多いので、日頃からそういったアウトドア用品を使っている人は、防災グッズと共通して使えるものがあるかどうか一度整理してみましょう。

何を重視する?防災グッズの選び方

防災グッズとして揃えておきたい中身のポイントをご紹介してきたところで、ここからは実際に売られている防災セットの選び方についてご紹介したいと思います。

前述の内容を呼んだ方は「中身が揃えられればいいんじゃないの?」と思うかもしれませんが、防災セットを選ぶ際には他にも大事なポイントがいくつかあります。家庭によって重視したい優先順位は異なるので、自分に合った条件を見つけておくことが重要です。

1.バッグの形

まずは、防災セットを入れておくバッグの形。一般的に売られている防災セットのバッグは、大きく分けてリュック型・ショルダーバッグ型・キャリー型があります。

リュック型は身体が安定しやすく両手も使えるので、足場の悪い環境でも転倒しにくいのがメリット。腰で固定できるベルトが付いているタイプなど、更に安定感を重視した製品も売られているので、ショルダーバッグ型よりもリュックタイプがおすすめです。

キャリー型は引いて歩くことができるので、重たいものを持ち運びにくい女性やお年寄りにおすすめです。ただし、災害時は足場が悪くキャリーを引きにくい環境も考えられるので、キャリーとリュックの2wayに切り替えられるものなど、持ち運びしやすいものを選ぶことがポイントとなります。

2.容量

ポイントは、「家族の人数」×「日数」。

大人分は1人用セットを人数分用意しておいて個々人がそれぞれ持ち運んでもいいのですが、重いものを持てない子どもやお年寄りの分はまとめて持ち運べるように人数分を1つのバッグにまとめておくのがおすすめです。

また、各アイテム(特に食料や水、トイレ類)が家族の人数で何日分持つかをしっかりチェックしておくことが重要です。最低3日分、長く避難する時に備えて1週間分を揃えておくと安心ですよ。

3.機能性

バッグ自体の機能性も選ぶ際に重視したい点になります。

何が起こるか分からない災害時に防災セットの中身が使えなくなっては意味がありません。そのため、水害・津波や火事などに備えて防水・防炎素材が使われたバッグを選ぶとより安心です。

また、女性や子どもが持ち出し用に準備するのであれば、コンパクトにまとまった持ち運びしやすいものを選ぶようにしましょう。軽量素材のバッグであればより負担が少ないです。

4.デザイン

カバンはわざわざ買わなくても手持ちのもので…と思われる方もいるかもしれませんが、パッと見で「防災セット」と分かりやすい色やデザインのカバンに入れておくと災害時の判断を早めることができるのでおすすめです。分かりやすいデザインのカバンは、子どもやお年寄りとも保管場所を共有しやすいというメリットもあります。

また、暗闇でもわずかなライトで見つかりやすいように反射板が付いているものや、口が大きく開けられて中身が分かりやすいものなど、防災バッグとして売られている製品には様々な工夫が。購入する際にはバッグのデザインもぜひチェックしましょう。

どれが安心?防災グッズセットのおすすめ10選

ここまで、防災セットの選び方についてご紹介してきました。セットの中身だけでなく、使いやすいものを選ぶことが重要なのがお分かりいただけたかと思います。

ここからは、実際に使っているリアル主婦の方の感想と合わせて、おすすめの防災セットを10選ご紹介します!女性や子どもでも使いやすい工夫がされた製品ばかりなので、自分に合ったものを探してみてくださいね。

女性も運びやすいコンパクトサイズ!
IRIS OHYAMA(アイリスオーヤマ)

防災リュック

BRS-33

防災リュック

コンパクトなリュックに33点のアイテムが入った防災セット。食品・水は入っていないので別で用意する必要がありますが、東日本大震災を経験した防災士が監修しており、このバッグ1つで不足なくアイテムを揃えることができます。使い捨ての下着や食器、寝具などもセットになっていて、急な避難生活となった場合でも安心。バッグは26Lとたっぷり収納できるものながら、コンパクトで女性でも持ちやすいバランスの取れた製品です。太めの肩紐なので負担が少なく背負うことができますよ。

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ももかなさんの感想

利用期間:1年ほど

「東日本大震災を宮城で経験した防災士」が監修した33点が揃っています。 リュックの大きさはものを入れた状態で、高さ38cm×幅30cm×厚さ15cm。多少の余裕はあるので追加で必要なものを入れられます。少し重さはありますが、女性が背負って走るには問題ないと思います。

食品は缶詰などを別に準備しようと考えていたので、食品以外がセットになっているものを選びました。色もグレーなので、玄関に目立たず置いておくことができて気に入っています。リュックがずり落ちないように胸の前で留めるベルトがあるともっと嬉しいですね。まだ一人分しかないので、早めに家族分も揃える予定です。

目立つデザインがポイント
山善

防災バッグ30

YBG-30R

防災バッグ30

30点のアイテムがセットになった防災セットです。食品や水は別途用意が必要になりますが、必要なものが一通り入って重さ1.97kgととても軽量で持ち運びやすいバッグになっています。また見た目の派手さもポイントで、レッドカラーに十字マークが目に付きやすくいざという時の避難用として最適。別売のラインナップには子供用のさらにコンパクトな防災セットも販売されているので、家族分をまとめて購入しやすいシリーズです。

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ranakoさんの感想

利用期間:4年ほど

必要な品が入っていると思ったので購入。色は目立つレッドを選びました!幸いにも実際にはちゃんと使う機会があったわけではありませんが、2kgほどで重量的に軽いのが避難時にいいと思っています。

スリッパが装備されているのが細かくてお気に入りのポイントです。30点入っていてもバッグには余裕があるので、ペットボトルや食料品は必要な分だけ自分で追加できます♪

家族分まとめて!便利な3人用セット
ラピタ

SHELTERプレミアム3人用

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SHELTERプレミアム3人用

鮮やかなカラーリングが特徴の人気シリーズ。1人分から3人分まで選べて、小物類や数日分の食料、エアーマットなどが一気に揃えられます。3人分のセットだと女性やお年寄りが持ち運ぶにはやや重いですが、家族分をまとめて購入し保管しておきたい方におすすめです。大容量ながら中身はポーチで細かく小分けされているので、すっきり収納できて取り出しやすい工夫もたっぷり。また、リュックは撥水加工なので水害時にも中身が濡れず安心。

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mi-chaさんの感想

利用期間:2年ほど

「まず必要なもの」が揃っていることに魅力を感じて、家族と相談して決めました。食品・飲料はもちろん、日用品や生活雑貨など普段の生活で使うものが揃っているのがとても便利です。実際に背負ってみましたが重すぎたりもせず、逃げるときでも苦にならないと感じました。

収納に困らないシンプルデザイン
無印良品

いつものもしも備えるセット

MJ-IM24H2

いつものもしも備えるセット

無印良品らしいシンプルデザインの防災セット。中には15点のグッズが入っており、必要最低限ながら衛生用品やヘッドライトを揃えることができます。ファイルボックス型になっているので普段は本棚などに入れておくことができて収納場所に困らないのがポイント。最低限の備えはしておきたいけどインテリアの邪魔をせずに保管しておきたいという方におすすめです。別売品で持ち運びしやすいバッグタイプなどを選ぶこともできますよ。

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栗山佳子さんの感想

利用期間:2年ほど

新発売のときに購入しました。3種類ある中で一番セット内容の品数が多いものです。 無印らしさを感じるのはパッケージ。収納しやすいサイズ、形です。裏面には内容物の絵とともに、使用期限がある商品の欄には期限が書けるようになっています。

中には少し余裕スペースがあるので、自分なりに必要なものを加えることも。「家族で決めておく連絡のルールを書くメモ帳」や「袖口が長い軍手」「巻いて結べる長タオル」「いつものもしもハンカチ」など、無印らしいグッズが入っていいます。ただ、これだけで万全というわけではないので、家族用にカスタマイズして使うとよさそう。

大容量なのに軽量なセット!
防犯防災ダイレクト

地震対策30点避難セット

B1031

地震対策30点避難セット

食料や水を含め、1人分の防災グッズが30点セットになった大容量バッグ。小物類からラジオまで必要なものを網羅しつつ、女性や高齢者でも持ち歩きできるように5kgという軽量さを実現したバランスの良い製品です。バッグの形状にも工夫がされており、自立型なので置く場所に困りません。防水素材で出来ていたり、暗闇でも光る蓄光材・反射材が使われているなど、災害時でも安心して使うことのできるバッグです。

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and_a_plusさんの感想

利用期間:半年ほど

被災の経験がないので、防災士が厳選した防災グッズの中身、そしてデザインが決め手となりました。蛍光色むき出しなデザインでなく、シンプルかつ防炎性能つきリュックなので安心。

内容は、厳選された30点。避難に必須の食品やラジオ、救急セットなどはもちろん、アイマスクや耳栓、水のいらないシャンプーなど快適に過ごすためのものも入っています。大人の女性はもちろんですが小学生高学年の息子でも問題なく背負える重量でした!

リュックタイプでなく形が長方形の自立型なので収納しやすさも◎。シンプルなデザインのため、玄関やリビングにあっても違和感がなく、置き場所に困りません。

リュックにもキャリーにも使える!
METEX(メテックス)

EX.48 浮く防災ローリングバックパック ノア(2人用)

EX48BAPNBK2 / EX48BAPNBO2

EX.48 浮く防災ローリングバックパック ノア(2人用)

2人用の防災グッズが入った製品。一体型になっている貯水タンクには20Lの水が入るほどの大容量バッグですが、リュックとしてはもちろんキャリーとしても持ち運べるので、重さに合わせてバランス良く使えます。必要なものが一通りセットになっているだけでなく、非常食は永谷園が監修・製造したものを付属。製造から最大5年間美味しく食べられるよう工夫されているなど、いざという時の避難生活を快適に送れるようなセットです。

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女性の必需品がこれ1つに
ミドリ安全

防災用品セット レディースセット さくら2

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防災用品セット レディースセット さくら2

こちらは女性の必需品に特化したセット品。スキンケアグッズや生理用品、デリケートゾーン用ウェットシートなど、いざという時でもケアしやすいアイテムが揃っています。さくら柄の可愛い巾着にまとまっているので、人目を気にせずに持ち運びしやすいのも嬉しいポイント。通常の防災セットと合わせてこのレディースセットを用意しておけば更に安心ですよ。

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大容量かつ長期保存可能
クラシド

防災セット 3人用

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防災セット 3人用

3人用の防災グッズが揃う大容量のセット品。小物類が充実しているだけでなく、10L貯められるウォータータンクや最大7年間保存できる保存食などがセットになっているのもポイントです。また多機能ラジオや充電器としても使える大容量バッテリー搭載ライトなどがセットになっているので、避難生活が長期に渡る場合でも安心。これだけの大容量の一方で、バッグは用途に合わせてリュック・キャリー・取っ手を持つの3wayで使えるので、持ち運びにも工夫がされています。

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おしゃれな見た目の防災バッグ
Defend Future(ディフェンドフューチャー)

防災セット1人用Relief2

防災セット1人用Relief2

1人用の食料・水・防災グッズがセットになった製品。特徴はなんといっても普段使いできるほどおしゃれなバッグで、シンプルなバイカラーは一人暮らしの女性の部屋にも馴染みやすいです。自立型なので置く場所にも困りません。また、撥水加工や反射板が使われていることなど、避難しやすい工夫もされています。充実したグッズセットの他にも、追加物チェックリストや防災マニュアルも付属しているので、不足なく災害に備えることができる製品です。

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車載用やプレゼントにピッタリ!
Koremo.(コレモ)

レスキューセット 車載用防災セット

レスキューセット 車載用防災セット

携帯用トイレ・アルミシート・軍手・ラジオライトの他に、窓ガラスなどを壊せるハンマーがセットになった車載用防災セット。コンパクトで場所を取らないので、車の運転中に災害に遭ってしまった時に備えて1つ置いておくのがおすすめです。また、シンプルでおしゃれなバッグに入っているので、大切な人へのギフトにもピッタリ。最低限の中身にはなりますが、製品には防災アイテムのチェックシートも付属しているので、まず何から揃えていいのか…と迷っている方の第一歩としてもおすすめですよ。

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防災セットは定期的に点検しよう!

今回は、防災セットの選び方やおすすめの製品をご紹介しました。特に女性や子どもにとって使いやすい製品は、家庭用の防災セットを選ぶ際には大きなポイントとなります。皆さんもぜひこれを機に防災セットを見直して、いざという時に家族を守れるようにしましょう!

文/あるぱか

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