こんにちは、ライフオーガナイザーⓇ平沢あかねです。
防災のストックに欠かせない「水」と「食品」。
わが家では消費しながら買い足す「ローリングストック方式」で備えていますが、細かい管理が苦手な私は、買い足すのを忘れたり、賞味期限切れになったりとなかなかうまくいきませんでした。
今回はズボラな私でも無理なくできた、水と食品ストックの収納と管理の仕組みをご紹介します!
「水」の補充を忘れない!わが家の仕組み
夫婦2人家族のわが家が備えている水の量は、
・2L(5年保存水):12本(押し入れに保管)
・500ml:48本~96本(消費しながら補充)
500mlの水はほぼ毎日飲むので消費が早く、補充(買い足し)を忘れがちでした。
いざというときに絶対に欠かしたくない水の備え。うっかり補充を忘れないために「発注カード」を考案してみました。
「発注カード」でストック切れを防止!
補充したいタイミング(わが家は残り2箱になったとき)を家族と共有し、自作の「発注カード」を箱に付けておきます。(カードの使い込んだ感じが愛用の証…笑)
水はネットで注文していますが、面倒くさがりの私が注文手続きを後回しにしないように、カードには「注文までの3step」と「行動を促す一言」も添えてみました(笑)。
災害の備えを意識できるよう「1日3L」のイラスト付きです。
「発注カード」を付けた箱が空になったら、カードを私のパソコンの上へ置いて「補充のお知らせ」にしています。
普段よく使うパソコンの上に置いてもらうと、目につきやすく忘れにくい!
「発注カード」は手書きでもOK!
家族にメッセージカード風に書いてもらったり、好きなキャラクターやお子さんが書いたイラストを添えてみたりなど、「目につきやすく、やる気が起きる工夫」を取り入れるのがポイントです♪
この「発注カード方式」を取り入れてから、水のストック切れがなくなりました。
私が不在の場合でも発注カードを置いておけば補充が必要なことがわかるので、家族に在庫切れを放置されてイライラすることもなくなりました(笑)。
賞味期限の管理を楽にする食品ストックの収納
「食品」をストックする上で気をつけたいのが、賞味期限切れ。
わが家では年に2回(3月と9月)を点検日として、食品の補充や賞味期限のチェックを行っています。
これまでは「食品の種類ごと(麺類、レトルトカレー等)」に分類して収納ボックスに収めていましたが、ひとつひとつ賞味期限のチェックをするのは面倒…。
年に2回チェックしても、うっかり期限切れの食品が出てしまうこともありました。
食品の分け方を変えてみた
そこで食品の「種類」で分けるのではなく「賞味期限」で分けて収納する方法にしてみたところ、ズボラな私でも管理が楽にできるように!
4つのボックスを使い食品の賞味期限(年)ごとに収納します(無印良品のポリプロピレンケース引き出し深型を使用)。
ボックスにはそれぞれ期限を書いたラベル(手書きでもOK!)を貼っておきます。
期限切れを防ぐポイントは「期限近!ボックス」
4つのボックスのうちの1つは「期限の近いモノを入れるボックス」。
次の点検日(半年後)には期限切れになる食品を入れ、優先的に消費していきます。関西人家族のわが家では「はよ食べなはれ!」と書いたラベルを貼っています(笑)。
ふざけているみたいですが(笑)、注意を引くラベルにするのも実は大事なポイント!
そして、「この期限近!ボックス」が「開かずのボックス(放置)」にならないよう、あえて消費頻度の高いインスタントの味噌汁をここに入れています。
私より賞味期限に敏感な夫が、インスタント味噌汁を作るときにここを開けることで、「期限の近い食品消費のリマインダー役」になってくれています(笑)。
それでも結局食べなかった食品は、あまり好みじゃない(食べたいと思わない)使いにくい…など、なんらかの「残る理由」があるということ。
「活用方法を調べる」「残りがちな食品は買わない」など、「使いきるストック」にするための参考にします。
期限別に分けているので、年に2回のチェックではすべての食品をひとつずつ確認する手間がなくなり、5分もあればチェックできるようになりました。
すき間時間にできるのでズボラな私でも続いています。
自分に合った方法に変えたことで、ズボラな私でも無理なくストック管理ができるようになりました。無理なく続けられるご自身に合った方法を取り入れてみてくださいね。参考になりましたらうれしいです。
文/写真 ライフオーガナイザーⓇ平沢あかね