コラム

お疲れ顔こそ老けて見える原因！くま・くすみ・口角下がりを解消する方法

更新日：2017.10.28

仕事や育児、家事などに全力で向き合う日々を送っていると、ふと周囲から「顔が疲れている」と指摘されて疲れを自覚することってありますよね。
そんなときは、顔のどこかしらのパーツに不調のサインが出ているもの。

そこで今回は、お疲れ顔だけど、休む時間がとれないという方のために、パーツ別の緊急時の対処法を紹介いたします。

目元のくま

「くま」は、疲れた顔の代名詞ですよね。
くまは色素沈着によるものや、加齢によるものなど種類がありますが、一般的に疲れたときにできるのは、目の過労や睡眠不足など、血行不良による「青色のくま」だと言われています。

とくにパソコンを使ったデスクワークの人や、睡眠時間の安定しない乳児を育てているママに見られがちですが、くまができていると顔の印象が暗くなり、老け顔になってしまうもの。
青色のくまは疲れをとって解消するのが一番ですが、なかなか休息が取れないときには、ホットタオルで温めたり、目の周りを軽く触ってマッサージすると少し軽減されますよ。

肌のくすみ

疲れによって起きる肌のくすみは、血行不良によって起きるものが大多数です。
睡眠不足や運動不足、不規則な生活が血行不良を引き起こし、肌のくすみを招いているのです。

顔がくすむと顔全体が黄色っぽくなり、化粧ノリが悪くなる人が多いのが特徴です。
肌がくすんでいると感じたら、緊急対策として「冷水で顔を洗い、ホットタオルで温める」を2、3度繰り返すのが効果的ですよ。
一時的なものではありますが、急な外出や来客などがあるときなどは、これだけでだいぶ違ってきますので、万が一のときには試してみてくださいね。

口角が下がる

これも、疲れてしまったときの顔の特徴です。
なんだか疲れたな…と感じるときには、自分では気づかなくても、口角が下がっていることが多いのです。

この口角の下がりは、実年齢より老けて見えるだけでなく、暗い印象を周りに与えてしまいます。
口角が下がっていると感じたときは、できるだけ口角を上げて笑顔をつくること。
そして明るめのリップやリップライナーなどでメイクをして表情が明るく見える工夫をしましょう。
ただ、これでは根本的には解決できていないので、できるだけ早く体を休め、ゆっくり過ごすことを心がけてくださいね。

無表情

本当に疲れたときに大笑いをしている人なんていませんよね…。
育児で忙しくて寝不足だったり、色々な心配事があるときも、ストレスで顔の筋肉がかたくなり無表情になりがちです。

疲れたときには、顔の各パーツに疲れが出るだけでなく、ストレスで無表情になるのです。長い間疲れている状態が続くと、表情はそのまま“お疲れ顔”として定着してしまいます。
何に対してストレスを感じているのかを把握し、根本から解決したり、それが難しい場合は美味しいものを食べるなど張りつめている心の糸を緩めてあげましょう。

顔を見て疲れているなと感じたときには、体はさらに疲れているはず。
これらのサインを見つけたら休息を取り、カラダと心をゆっくり休めるのが一番の解消法です。
しかし、「そんな時間が取れない！」と言うときは、一時しのぎではありますが、これらの方法も試してみてくださいね。

＜プロフィール＞
大野えりか
コスメ薬事法管理者/コスメコンシェルジュ/美容ライター。コスメプラス代表
1986年東京都生まれ。美容雑誌の編集プロダクションを経て、化粧品メーカーでウェブコンテンツの企画、制作を担当。美容ライターに転身後は紙媒体とウェブ媒体での編集経験を活かし、テレビや雑誌、ウェブ等で活動を行う。現在は美容コラムの執筆のほか、薬事法アドバイザーとしても活躍している。

写真© kei907 - Fotolia.com

Profile大野えりか

コスメ薬事法管理者/コスメコンシェルジュ/美容ライター。コスメプラス代表。美容雑誌の編集プロダクションを経て、化粧品メーカーでウェブコンテンツの企画、制作を担当。美容ライターに転身後、編集経験を活かし、テレビや雑誌、ウェブ等で活動を行う。現在は美容コラムの執筆のほか、薬事法アドバイザーとしても活躍。

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