コラム

ママ必見！日常生活の中で簡単に基礎代謝を上げる方法

更新日：2017.10.28

子育て期間中は毎日が慌ただしく過ぎていきますよね。家族を第一に考える生活はとても素敵ですが、自分に構う時間が極端に減るため、気が付くと結婚前よりもグッと体重が増えていたという話も珍しくはありません。
しかし、だからと言って急にダイエットモードに生活や頭を切り替えるのは難しいものですよね。そこで今回は日常生活の中で基礎代謝を上げ、痩せやすいカラダづくりを行うためのヒントを紹介いたします。

そもそも「基礎代謝」って何？

基礎代謝は、呼吸をしたり体温を維持するなど生きていくために最低限必要なエネルギーのことで、私たちが１日に消費するカロリーの約70％をこの基礎代謝が占めています。「基礎代謝を上げると痩せる」と言われているのは、何もしていなくても消費されるエネルギーが増えるから。今までと同じカロリーを摂っても太りにくくなるというのは嬉しいことですよね。

ちなみに、18～29歳の女性の基礎代謝量は1210kcal、30～49歳の女性の基礎代謝量は1170kcalと言われていますが、筋肉をつけたり、心拍機能を上げることでこの基礎代謝を増やすことができると言われています。それでは、基礎代謝を上げるためにどんなことを行えばよいのでしょうか。

基礎代謝を上げる方法1：歩ける距離は歩く

代謝を上げる方法といえば、やはり「運動」が一番！しかし、毎朝ジョギングをしたり、スポーツジムに通うというのはお子さんから離れられないママにとってはハードルが高いもの。そこで、まずはできることから取り組みましょう。
その最たるものが、「歩ける距離は歩く」ではないでしょうか。例えば、近所のスーパーまで行くのに車や自転車を使っていませんか？もし、時間がないのであればそれも仕方ありませんが、そうではなく「楽だから」という理由であれば、お子さんをベビーカーに乗せ、その時間を使ってウォーキングを楽しむようにしましょう。

基礎代謝を上げる方法2：隙間時間でストレッチ

毎日の寝かしつけや抱っこ、そして中腰での作業…。ママの毎日は腰に負担がかかり、血行が悪くなりがち。そのままにしていると代謝が落ち、痩せにくいカラダになってしまいます。そうならないためにも、気が付いたときに、ちょっと立ち上がって軽く体を動かすようにしましょう。オススメはトイレに行ったタイミングでの伸びと、ちょっとした段差を利用してのアキレス腱伸ばし。
このように、日常のちょっとした空き時間を使って、効果的に代謝を上げるためのストレッチを行うようにしてくださいね。

基礎代謝を上げる方法3：正しい姿勢を意識する

先ほども紹介したように、なにかと中腰で過ごすことが多いママの日常。その姿勢ゆえ、血行が悪くなり代謝が下がってしまうことも。また、姿勢の悪さは筋肉の衰えにも繋がっていくので、正しい姿勢を意識し、腹筋と背筋を鍛えるようにしましょう。
女性の場合は男性よりも筋肉を鍛えることが難しいと言われているため、慣れるまでに時間はかかるものの、「筋肉」を意識して姿勢を正していれば、次第に意識せずとも正しい姿勢を維持できるようになり、代謝を促進することができますよ。

基礎代謝を上げる方法4：お風呂にゆっくり浸かる

これからの季節はシャワーで済ませる人も増えてくるのではないでしょうか。しかし、代謝を上げるのならば、湯船にゆっくりと浸かり、カラダを温めなくてはいけません。意外と知られていませんが、湯船に浸かることで水圧によって代謝をあげることもできるのです。
ひとりでゆっくりと湯船に浸かり、脚などをマッサージする時間を確保できるのが一番よいのですが、お子さんと入らなければいけないママは、湯船のお湯の量を減らし、お子さんと遊びながら半身浴をするとよいでしょう。

基礎代謝を上げる方法5：常温の水を飲む習慣をつける

そして、なんと水を飲むだけでも代謝を上げることができるんです！適正な量の水を飲むことで、血液の粘性を下げてサラサラ血液に導くことができ、代謝が促進されるためです。また、起きてすぐの飲水は便秘の改善にも効果的です。ただし、カフェインや砂糖の多い飲み物は体を冷やして代謝を悪化させる可能性があるため、できる限り常温のミネラルウォーターを飲むようにしてくださいね。

「代謝を上げる」と言っても難しいことは何もなく、どれも今すぐ始められるものばかり。ただ、当たり前のことであっても毎日継続するとなるとやはり難しいですよね。これまでの生活を振り返りながら、基礎代謝を上げる生活を少しずつ心がけてみるところから始めてはいかがでしょうか。

＜プロフィール＞
大野えりか
コスメ薬事法管理者／美容ライター。コスメプラス代表
1986年東京都生まれ。美容雑誌の編集プロダクションを経て、化粧品メーカーでウェブコンテンツの企画、制作を担当。美容ライターに転身後は紙媒体とウェブ媒体での編集経験を活かし、テレビや雑誌、ウェブ等で活動を行う。現在は美容コラムの執筆のほか、薬事法アドバイザーとしても活躍している。

写真© naka - Fotolia.com

Profile大野えりか

コスメ薬事法管理者/コスメコンシェルジュ/美容ライター。コスメプラス代表。美容雑誌の編集プロダクションを経て、化粧品メーカーでウェブコンテンツの企画、制作を担当。美容ライターに転身後、編集経験を活かし、テレビや雑誌、ウェブ等で活動を行う。現在は美容コラムの執筆のほか、薬事法アドバイザーとしても活躍。

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