コラム

これぞ主婦ストレス！「私が独身に戻りたいと思う瞬間」とは？

更新日：2017.10.27

子どもがいて、夫がいて。いまの生活は十分幸せだけど、それでもあの頃に戻りたい!　独身時代とはガラリと変わってしまった生活を送る主婦のみなさんに、「独身に戻りたいと思う瞬間」を聞いてみました。

家族優先のスケジュールに疲れたとき

・「全てが家族のスケジュール中心になってしまっています。もう少し自分を優先したいなと思う時に独身に戻りたいと思います」（51歳・専業主婦）

・「子どもが小さいうちは身なりに構えず、結婚してから７年も美容室に行ってないと気付いた瞬間です」（39歳・専業主婦）

・「家族のメンバーに食事の時間や就寝時間など、生活のリズムを毎日合わせますが、ときどき自分一人だったらな～と思ったりします」（39歳・専業主婦）

「夫と2人の子どもの世話に明け暮れて、疲れたとき。食後に食器洗いをしている私をいたわりもせず、みんなでくつろいでいる家族の姿を見たとき」（42歳・専業主婦）

主婦の生活は家族の都合優先。体調が悪くても、身なりを整えたくても、子どもが小さいときには自由にはなりませんよね。もちろん、夫が合わせてくれるはずもなく……。夫や子どもの世話にあけくれる毎日の中、ふっと独身に戻りたくなる主婦たちです。

自由に外出ができないとき

・「小さい子どもがいるため、夜飲みに行くことがなかなかできない時に思います」（42歳・専業主婦）

・「ときには友達と羽目をはずして夜遅くまで飲み歩きたいと思ったとき。そう思っても、夕食の準備や子どもの世話があって時間通りに帰宅しないといけないから」（48歳・会社員）

・「たまに思います。仕事や遊びを夜遅くまで思い切りやってみたいという衝動にかられます」（44歳・専業主婦）

どんなに自分のスケジュールを優先したくても、夕飯の支度に帰らなくちゃ！って結構大きな呪縛ですよね。これが毎日続くのですから、主婦のみなさん、お疲れ様です！

自分のためにお金を使えないとき

・「今は、子どもに今一番お金がかかると言われる時期。学費が上がる一方で、大きくなる体に頻繁に衣類を買い揃えたり、それなのに思春期特有の腹の立つ態度……。今がその時期だと分かっていても、いつも同じ服を着ている自分にとても惨めな気持ちになり、独身に戻りたいと遠い目をすること多々です」（42歳・専業主婦）

・「独身は稼いだぶんだけ自由に使えるお金がたくさんあるけれど、専業主婦だから全くお小遣いがない」（35歳・専業主婦）

・「結婚して落ち着いた人生を歩むのが夢だったので、独身にもどりたくはありません。でも、いつも家族の都合が優先で、自分の時間がない時には独身時代がなつかしくなります。よくエステやマッサージに行っていたので、行きたくなります。今はお金がもったいないし、そんな時間もないので…」（41歳・専業主婦）

子どもにお金がかかるご時世、結婚していたら自由にお金は使えませんよね～。美容院やエステに通い、おしゃれにしている独身の友達を見ると、フーッとため息が……。子どもが小さい時は忙しく、大きくなったらお金がかかる。いつになったらおしゃれできるの～!

仕事との両立が大変なとき

・「仕事が楽しい時。もう少しやりたいと思っても家事のことを考えると、ある程度諦めなければいけません。そんな時に『独身だったらな』と思います。転職活動をする時も、どんなに良い会社でも転勤の可能性がある場合は選択肢から外れます」（33歳・会社員）

・「仕事で疲れて家に帰って、自分はお腹が減っていなくても家族のために献立を考え夕飯の支度をするときに強く思います。独身であれば食べなくても、また何を食べてもいいですしね」（42歳・会社員）

仕事、育児、家事でいっぱいいっぱいのワーママさんは、専業主婦よりはお金の自由はありますが、家族優先の生活であることは同じ。アフターファイブには、家族の世話が待っています。そんな日々に疲れたとき、自由に仕事をしていたときが懐かしくなってしまうようです。

いつでも家族の都合を最優先しているみなさん。どんなに独身に戻りたいと思うことがあっても、今日も黙々と家族の世話を続けています。そんな奥さんたちを、ダンナさんたちはぜひいたわってあげてください！

※暮らしニスタ編集部が既婚女性100人を対象に行ったアンケート調査より

写真© polkadot - Fotolia.com
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Profile吉田直子

元・フリー編集者。出産後は２人の男の子を育てながら、ライターとして活動。生活系の執筆のほか、書評、映画評など。近著は『キャラクターを知れば源氏がわかる！　登場人物で読む源氏物語』（KADOKAWA / 富士見書房）。

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