コラム

子どもを守るために！日常に潜むヒヤリハット対策

更新日：2017.10.28

色々なことに興味津々で、何でも触ったり口にしたりしてしまうのが幼い子どもというものですよね。
外でも家庭でも、ちょっと目を離した隙に危ないことをしようとして、大人達をヒヤヒヤさせてしまうようです。
とくに子どもと一緒に過ごすことの多いママ達は、さまざまな「ヒヤリハット」を経験しているのではないでしょうか？
そこで今回は、全国のママ100名に、「育児中に経験した“ヒヤリハット”体験」について聞いてみました。

なんでも触りたがる

・「子どもが炊飯中の炊飯器を触っていて偶然開いてしまい、お釜に触ろうとしていた」（30代／女性／専業主婦）

・「火がついているのに、魚焼き器に指で触って火傷しそうだったこと」（40代／女性／パートアルバイト）

・「子どもが勝手にキッチンの引き出しを漁り、手に包丁を持って立っていた」（30代／女性／専業主婦）

炊飯器や包丁など、子どもは危ないものを無邪気に触ろうとしてしまうようです。火傷やケガの危険性がある物は子どもの手の届かない場所に置いたり、コンセントガードや引き出しのロック、ベビガードなどのアイテムを使って万全の対策をしてくださいね。

とにかく何でも口に入れちゃう…

・「子どもが旦那の置き忘れた煙草を食べてしまい、急いで吐き出させた」（40代／女性／専業主婦）

・「プリンを付属のスプーンで食べさせた後、ふと見るとプラスチックのスプーンにヒビが入って割れていて（多分歯で噛んで割った）、破片を誤飲していたらどうしようとゾッとしました。よく調べると、ヒビが入っているだけで破片はなく、その後の子どもの様子も問題なかったため事なきを得ました」(30代/女性/専業主婦)

・「リアルな食玩でのおままごとをしているときに、『いただきます』で本当に口にパクリ。急いで口から出させました」(30代/女性/専業主婦)

タバコなど、口にすると危険なものを平気で食べてしまうケースも多く見られました。子どもは危険なものと安全なものの区別がつかないため、目を離さないことと、口にしたり触ってはいけないものは絶対に側に置かないといった心掛けが必要ですよね。

「高所平気症」？！高いところは要注意！

・「ベランダでシャボン玉をしていて、少し目をはなしたすきに、ベランダの隙間からモノを落とそうとしていた」(20代/女性/専業主婦)

・「1歳の子どもが出窓の上にあがっていて、開いていた窓から身を乗り出しており、もう少しでマンションから落ちそうだったこと」(30代/女性/専業主婦)

・「まだハイハイのときに、ちょっと目をはなしたら2階へ階段をよじ登って上がってしまった。もし途中で滑り落ちていたらと思うとゾッとする。それから急いで階段口に柵を設置した」(50代/女性/専業主婦)

小さい頃から高層マンションで暮らしていると、高いところに対する恐怖が薄れるという「高所平気症」の子どもが増えているようです。ベランダ以外にも、ベッドや玄関などの高さがあるところから転落してしまう子どもも多いようでした。転落は、頭部のケガや骨折に繋がってしまうこともあるため、高い所には登らせない、段差がある場所ではしっかり体を支えるなどが必須ですね。

アンケートの結果、日常生活の仲には、転落や火傷、誤飲といった「ヒヤリハット」が多く潜んでいることが分かりましたね…。室内外どんな場所であろうと危険な物に手を伸ばし、口にしてしまうのが小さい子どもがやってしまうこと。常に目を離さないようにすることが一番ですが、ほかにもやることがあるママにとっては難しいことですよね…。
でも、大変なことになってからでは遅いので、ベビーガードやベビーサークルなどの子どもを守ってくれるアイテムを駆使して、まずは対策をしっかり立ててみてはいかがでしょうか。

※暮らしニスタ編集部が既婚女性100人を対象に行ったアンケート調査より

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