コラム

「ママ友の３割は現在進行中の彼がいる」って本当？　衝撃発言を検証してみた

更新日：2017.10.28

タレントの千秋さんが、「ママ友の３割は進行中の彼がいる」と発言して話題になりました。ママ友の彼氏＝不倫の恋ということですが、これってリアルな数字なんでしょうか？　実際に３割ものママが浮気をしている？　そこで、既婚女性100人に、この発言についてどう思うか聞いてみました。

千秋さんの「ママ友の３割は進行中の彼がいる」という発言に、あなたも同意しますか？

ＮＯ　　84人
ＹＥＳ　16人

ＮＯが多数派でほっと一安心。一般女性の間では、そんなに高確率で彼氏がいるわけではなさそうです。では、まずＮＯと答えた人の理由から見てみましょう。

自分の周囲にはいないから「ＮＯ」

周囲にそんな人たち皆無なんですけど…という意見多数。

・「私の周りのママ友たちのなかでは、まったくいないので考えられません」

・「そんなことをするのは芸能人だけで、普通の人は不倫なんてなかなかしないと思うから」

・「私の周りでは、わかっている中で1人だけでしたので、割合からすると10％くらいです。3割もいるとは思えません」

・「都会と田舎の違いもあると思います。周囲では1人も聞いたことがない。田舎で不倫したらすぐバレるから、やる人は少ないと思う」

そんなヒマもお金もないと思う！から「ＮＯ」

家事育児仕事に忙しいのに、一体どこにそんなヒマが？　芸能人ならではの発言では？という声も続出です。

・「そんな男の影があるママ友をいままで見たことないです。忙しいのにデートの時間とかどう捻出するのかとっても疑問」

・「はっきり言って、経済的に余裕がないと既婚者で彼氏は作れないし、維持できないと思う。周囲にバレないように会うにはお金や時間がかかるし。一般的には、日々の生活（家事や仕事）をしながら、そんなことをしている暇はない」

・「少なくとも私の周りは子育てに精一杯で、身なりをはじめ自分の時間がない人が多いから」

・「特別な人達なんだと思います。お金に余裕があったりする環境だとそうなるかもしれませんが、私の周りはそんな時間もお金もない人だらけでいません」

・「私のママ友の間ではそんな話は聞いたこともないです。好きな俳優やアイドルを「彼」と呼ぶなら多少はいますが、みんな家事やらPTAやら忙しくて彼氏作ってる場合じゃありません」

気持ちはあっても浮気まではしないから「ＮＯ」

恋する気持ちはあっても、妄想レベル。一線を越える人はいないのでは？という回答です。

・「『心の中の彼』がいるママ友ならいっぱいいますよ。インストラクターや店員に恋してるとか。でも、実際そういうことにまで発展していないみたい。というか発展するだけの魅力は持ち合わせてなさそうな女性達だなぁ……」

・「あくまでも、千秋さんの周囲でのことだと思うからです。実際には、気持ちはあったとしても、彼はいない人が大半だと思います」

・「私の周りでは、元カレを思い出すとかそういうレベルの話題のみで、進行中の話はないです」

実際にはよくわからないから「ＮＯ」

いたとしてもわからないから「ＮＯ」という回答。まあ、あまり周囲に公言する人もいませんよね。

・「いたとしても他の人に言うことではないと思う。自分たちの事なので他人と秘密の共有をすることはない」

・「そこまで腹を割って話すママ友がいないので、いるのかいないのか分からない」

・「別に同意はしません。でも皆、隠れて影で何しているかはわからないから、彼がいても驚かないとは思います」

実際にはよくわからない…というグレーゾーンの回答も結構ありました。ただ、「３割は言いすぎなのでは？」という意見が大多数。彼氏がいるママもいると思いますが、一般社会での割合はもっと低いのではないでしょうか。

次に、「ＹＥＳ」の人の意見を聞いてみました。

実際に周囲にいるから「ＹＥＳ」

3割かどうかははっきりしないものの、周囲に結構いる！という発言もチラホラ。主婦の不倫は芸能人の周囲だけの話じゃないかも!

・「3割、という数字はわかりかねますが、確かにママ友数人で集まるとその中の何人かは彼氏がいます」

・「そんな人、意外と多くてびっくりしています。身近な人と不倫もあります」

・「私はありえませんが、旦那さんがいても彼氏がいるお母さんはいます。ストレスたまるし旦那さんにバレなければいい！という人多いです」

・「私を含め、周りにもたくさんいます。3割かどうかはわかりませんが」

恋する気持ちを忘れたくないから「YES」

主婦にも恋する気持ちや潤いが必要だと思うから「YES」とした人も。とはいえ、実際に行動に移すのではなく心の中の恋にとどめておくのがよさそうですね。

・「妻や母親ではなく、女性としてもう一度輝きたい願望は誰にもあると思います。毎日同じことの繰り返しの中でドキドキしたり、非現実な「彼」という存在は潤いの一部になるんじゃないかと思います」

・「同意します。結婚というものは決して愛情だけではなく人それぞれに違うもの。愛情があったとしても４年持てば良いという統計もあります。結婚しても、やはり女性としての自分を失ってはいけないので、家庭に支障がない程度であれば恋をしてもよいのでは？」

奥様たちの意見は、「自分の周囲にはいないし、あってほしくない」というものがほとんどでした。あったとしても３割というのは少し多いのでは？という意見が大多数。みなさん、意外に家庭を大事にしているのではないでしょうか？　とはいえ、3割に同意する意見も決して少なくはありません。現在進行中の彼がいる方、修羅場にならないようにご注意を。

文／吉田直子
※暮らしニスタ編集部が既婚女性100人を対象に行ったアンケート調査より

写真© Monet - Fotolia.com

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