コラム

自宅に潜む危険はこんなにも？ママ100人に聞いた、子どものヒヤリ経験談

更新日：2017.10.28

普段どれだけ注意深く見守っていても、子どもは目を離したわずか一瞬の隙に怪我をするもの。特に言葉の通じない乳児期には、子どもが危険な目に遭わないよう毎日神経を尖らせているママも多いのではないでしょうか。
そこで今回は、自宅で子どもが危ない目にあってひやっとした体験についてママ100人に教えてもらいました。先輩ママの実体験から家の中の危険な場所を知ることで、お子さんが怪我をすることが少しでも減ればいいな～と思います。

高いところから落ちる＆落ちそうでヒヤリ！

階段や椅子から転がり落ちそうになったり、実際に落ちてしまったときにヒヤリとしたママがなんと約4割を占めました。

・「うつ伏せでベッドで楽しそうに遊んでいたので、今のうちに！とリビングに物を取りにほんの少し離れて戻ってきたら、まだ動きが遅かった息子が体半分ベッドから落ちていたのは衝撃でした。子供の行動は予測できないと思いました」

・「ベランダのエアコンの室外機の上に乗って下をのぞきこんでいた時」

・「父が屋根に梯子をかけて登っていたら、１歳半だった子どもがあとをついていって、屋根の上にいたことです。見つけたときは心臓が止まるかと思いました」

・「椅子に上って高いものをとろうとして転倒し、頭を打った。その後嘔吐したので病院に行った」

・「子供が１歳くらいの時に、階段を登るのが好きで、隙あらば階段に登っていた。ちょっと目を離した隙に登っていて、降りてくる途中で足を滑らせて頭を打った時は、ひやっとした」

子ども自身が「高いところは危険だ」と理解するその日まで、ママと子どもの追いかけっこは続きます。特に階段が好きな子は、知恵がつくとベビーゲートも突破してハイハイで登っちゃうんですよね。とは言えずっと一緒に階段で過ごすこともできないので、ママは今日も対策に頭を悩ませるのです…。

誤飲にヒヤリ！

触れるものは何でも口に入れてみる赤ちゃん。ママは数時間おきの床掃除が欠かせません…。

・「四角いコロンとしたガムを丸呑みしてしまいました。指を突っ込んで吐き出させましたが、ヒヤヒヤしました」

・「子どもがまだ生後数ヵ月だったころ、布団の中の綿を喉に詰まらせてしまいました。すぐに吐き出させたため大事には至りませんでしたが、とても怖かったです」

・「子供のうんちに、キーホルダーのクサリが入っていたことがあります。出てきたから良かったこれど、今思い出してもゾッとします」

・「息子がやっと歩けるようになった位の時、私がちょっと目を離した隙に煙草の吸殻を食べてしまいすぐに少し吐出しましたが、慌ててタクシーで病院に行き胃の洗浄をしてもらいました。息子は無事でしたが胃の洗浄がとても苦しかったようで、処置室から聞こえた息子の激しい鳴き声に申し訳ない気持ちでいっぱいになりました」

赤ちゃんは食べ物に限らず、本当に何でも口に入れてしまいます。我が家も「トイレットペーパーの芯の中を通るサイズのものは子どもの手の届く範囲に置かない」ことを徹底したかったのですが、兄弟がいるとそれも中々難しく…。ただし、本当に危険なタバコや洗剤、画鋲、ボタン電池などは厳重に管理するよう注意しましょうね。

お風呂でヒヤリ！

浴槽内で溺れかけたり、浴室の中で滑って転んだ子どもにヒヤリとしたママも多数。

・「お風呂の湯船で滑って溺れかけた。目を離していたら危ないところだったと思う」

・「お風呂の浴槽に楽しく浸かっていたので、そのまま洗顔だけしていたら、急に大きな音が聞こえ、慌てて、見てみると子どもが転倒していたことがありました。幸い、何もありませんでしたが、真っ青になりました」

・「子供が１歳半の時、風呂場で子供の頭のシャンプー中、シャワーで流す前に子供がひざから逃げ出し、滑ってドアの継ぎ目の金具の所に頭から突っ込み、額から出血した。脳神経外科で骨までのダメージはないことが分かったが、数針は縫った」

・「湯船に座らせていたら足を滑らして、物凄い勢いで湯船に落ちて、膝を強打しすぎて皮膚が大きく避けた事。幸いそこまで深く切れませんでしたが、もう少し深く切れていたら縫わないとダメだったと思います。」

浴室内での怪我は、体が衣服で守られていないため出血多量（！）になりがちです。血を見て気が動転しそうですが、落ち着いて止血し、病院へ急ぎましょう。

いかがでしたか？今回のアンケートでは「階段など高いところからの落下」「誤飲」「浴室での事故」が実際に自宅で良く起きているヒヤリ経験だということが分かりました。
でも、いざ目の前で子どもが怪我をしたらパニックになりそう…と不安な方は、簡単な止血法や「小児救急電話相談（#8000）」の番号を覚えておけば緊急時に焦らなくて済むかも。今日もめげずに子育て、頑張りましょう！

文／namikibashi
※20～40代の既婚女性100人を対象に暮らしニスタ編集部が行ったアンケート調査より
写真© Africa Studio - Fotolia.com

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