コラム

マジでないわ…。妻がドン引きした夫の涙とその理由

更新日：2017.10.28

「男のくせに泣くんじゃない！」と言われたのは、今は昔…。最近は、男性だって結構涙を流しますし、当たり前といえば当たり前のことですよね。
でも、「涙は女の武器」とはいうものの、男の人にとって“涙”が武器になるのかどうかは微妙なところ。というか、武器どころかマイナス要因にもなる場合があるようです。
そこで今回は、既婚女性100人に「夫の涙にドン引きしたエピソード」を聞いてみました。

私より先に泣かないで！ケンカで涙…にドン引く

涙は女の専売特許なのに、男に先に泣かれてしまっては話になりません。

・「『どこにも連れて行ってくれない』と言っただけで泣かれました。バカバカしくて、ドン引きした」

・「ケンカをしていたときに、売り言葉に買い言葉で『もう別れる』と私が言ったら、夫が涙を流しながら『俺が出て行ってやる！』と家出をしたことです。そこまでしなくてもいいのに…と思いました」

・「私が体調不良を訴えているにも関わらず、残業ばかりしている夫に怒鳴ったところ、夫が滝のような涙を流しながら『ごめんなさい。でも、愛しているんです！　愛しているんですぅう!!』と絶叫し始めました。なんだか…呆れてしまいました」

・「ケンカをして、言い合いで負けてシクシク泣いている夫にドン引きです。口で勝てないと泣くのは、本当にどうにかしてほしい」

子どもには弱いパパさんたち…にドン引く

子煩悩なのはありがたいですが、泣く暇があったら、普段から子育てをもう少し手伝って欲しいものです。

・「息子の幼稚園の卒園式のこと。役員だったので夫婦で来賓席に座っていたのですが、夫が号泣し始め、代表の挨拶も号泣のまま読んでいました…。気持ちはわかるけど、もうちょっと冷静になってほしかった」

・「子どもの塾の成績が悪くて泣いていた。なぜ君が泣く？と、引きました」

・「長男が2才くらいのとき、ドラマの結婚シーンを見ていた夫が『●●（子ども）もいつか結婚するんだなあ～』と本気で泣いていた。おいおい、まだ2才だよ！」

お母さーん！　姑への執着…にドン引く

いくつになっても“母は母”とは思っていても、実家への深い執着には呆れてしまいます。夫の涙に、妻たちはしらけるばかり…。

・「義理母からおせちが送られてきたとき、一口食べて『この味だ』と言って涙を浮かべました…。だったら、実家に帰ったらどうですか？」

・「いわゆる、マスオさん状態の我が夫。車で2時間の距離にある自分の実家から帰るときに、姑に見送られて涙目に。子どもの前ですが、思い切り引いてしまいました」

・「何があっても泣いたりしない夫ですが、親を悪く言ったら泣いた。私の親のことは悪く言うのに、ありえない！」

・「姑の私に対するありえない態度に対して、涙ながらに謝られました。泣くぐらいなら、もっとしっかりした対応をその場でして欲しいと思い、冷めてしまいました」

甘えるな！　はた迷惑な赤ちゃん返り…にドン引く

いつまでも、どこまでも優しくしてもらいたがる夫たち…、まるで大きな赤ちゃんみたいですね★　その姿を「可愛い！」と思えたら、女としてワンランクアップできたのかも？

・「『自分ばかりが不幸で、誰にも愛されていない。お前だけでも俺を甘やかせろ！』と、いきなり泣き出したときですかね。意味がわからなくて引きましたけど」

・「出張から久々に帰宅した夫を驚かそうと隠れていたら、私の名前を呼びながら『●●（私）いない』と夫が泣き出してしまったことです」

・「子どもを寝かしつけてるときに邪魔してきたので、『うるさい』と言ったら泣いたことです」

・「いつもはすごく頼れる夫が、家に帰ったら泣きながら困っていたのでビックリしました。ゴキブリが怖くて退治できなかったうえに、どこかに隠れて居場所が分からなくなってしまったので、私に怒られると思って泣いてしまったそうです。ハア？？」

ちょっとのケガや病気で涙ぐむ夫たち…にドン引き

「男は熱に弱い」なんて言いますが、女性は出産の激痛にも耐えているというのに、そんなことくらいでクヨクヨしないでほしいですよね。

・「日ごろから『飲みすぎないで』『血圧の薬もきちんと飲んで』と訴えていたにも関わらず、好き勝手にした挙句、鼻血を出して止まらなくなり、救急病院に回され入院することに。痛さと、とめどなく出てくる血に焦ったのか、怒りながら泣いている主人にドン引き。自業自得だし」

・「風邪を引いた旦那の世話をしていたとき、冷えピタを貼らなかっただけで『昔は冷えピタも貼ってくれたのに！』と泣きだして呆れました。私が風邪で寝込んでいたときは、自分だけ外食しに行ったくせに！！」

・「数年前の忘年会で酔っ払った夫を車で迎えに行ったとき、駐車場で転んで顔面を強打した夫は『痛い～寒い～』と泣いていました。私は、しばらく起き上がってこない夫を静かに見ていました」

泣くとこ、そこ!…にドン引き

ドラマティックな出来事に感情が高ぶって泣いている夫たち…。でも、ちょっと待って！　泣くポイントはそこじゃない！！

・「交通事故にあいケガをして病院に運ばれた私を見て、『かわいそう』だと泣いていた夫。メソメソ泣いている暇があったら、さっさと冷静な対応や対処をとるべきなのに、時間の無駄だなと思いました」

・「私が大変な思いをして初めて出産したときには泣かなかったクセに、その後、友人からの“おめでとうメール”に感動して泣いていました。引く。ドン引く」

・「夫は親友の事業に投資したり保証人になったりしていたのですが、その親友が事業に失敗、我が家にも大きな負債がのしかかりました。そのときに夫が流した涙の理由が、親友を同情しての涙だったのです。我が家の前途は見えないのに、です」

ちょっと笑ってしまうエピソードから、心底呆れかえってしまう話まで、夫の涙の理由はいろいろでしたね…。誰にだって泣きたいときはあるものですが、できれば、とっておきのシーンでだけ、涙は流してくださいね！

文／吉田直子
※暮らしニスタ編集部が既婚女性100人を対象に行ったアンケート調査より
写真© polkadot - Fotolia.com

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