コラム

温まりながらできちゃう！“こたつ”の中でできる簡単エクササイズ

更新日：2017.10.28

寒さが身に染みるこの季節。「こたつが恋人！」という方も多いのではないでしょうか。
「こたつ＝グウタラ」というイメージがあるからか、「こたつの魅力にハマったら最後、ぽっちゃり街道まっしぐら……」と思いがちですが、ちょっと工夫するだけで、こたつの中でもエクササイズができるんですよ！

前後にお尻歩き

こたつの中でエクササイズするなら、お尻歩きがおススメです。

まずは、こたつの中で両足を伸ばしましょう。床にお尻をつけるかたちで座ります。
その姿勢のまま脇をしめて体に腕をぴったりくっつけます。その状態で片足をできるだけ前に出し、お尻で大きく歩くイメージで右足・左足と順番に前進していきます。
2～3歩進んだら、2～3歩後ろに戻ります。こたつの中で動くのでやや動きにくいですが、これだけでも十分に効果のあるエクササイズになりますよ。

この動きは意外と難しいのですが、内臓の位置を整えてくれるため、ポッコリお腹が気になる方にオススメです。普段使わない筋肉を使うので、ウエストも効果的に引き締めてくれますよ。
30歩を1セットとし、1日3セット！　テレビを見ながらで構わないので、ぜひトライしてみてくださいね。

寝転がって足上げ腹筋

こたつの中に寝転がってテレビを見るのって幸せですよね。けれど、その一見グウタラ状態でも、ほんの少し足を動かせばエクササイズをすることができるんです。

まず、横を向いてテレビを見ている状態ならば、頭からつま先までを床と平行になる体勢で横になります。そして、床側の手を頭の下敷きにし、反対側の手は楽な状態にしておきましょう。
その体勢のまま、全身がピンと伸びている状態で片脚をあげてそのままキープします。「もう無理」と思ったところからさらに5秒間キープ！　これを両足、各3セット行いましょう。

「こたつの中だから脚をあまり上げることができないし、意味がないのでは？」と思ってしまいそうですが、上げた脚をキープするのは高さに関係なく大変なもの。
普段使わない太ももの筋肉を使うので脚痩せが期待できますよ。太ももは体の中でも筋肉が大きい部分なので、ここを鍛えることで代謝アップも目指せます。

二の腕ストレッチ

正座でも、あぐらでも、お尻で座っている状態でも構わないので、まず背筋を伸ばしましょう。
そして両腕を上に上げ、頭からできるだけ遠い位置で手のひらをくっつけます。
顔は正面に向けて二の腕を耳につけ、親指をクロスさせて手が離れないようにし、そのまま1分間キープしましょう。
1分たったら、その状態のまま親指が背中にくっつくよう腕を反らせ、ひじを天井に向けます。この状態で1分キープ！　計2分で終了です。
これを1日3セット行いましょう！　毎日やれば、こたつを片づける頃には二の腕がスッキリしているはずです。

寒さに耐えながらのエクササイズは続かなくても、暖かなこたつの中であれば「ちょっと動いてみようかな」と思えますよね。
みなさんもぜひ、寒い冬はこたつの中で引き締まったカラダづくりをしてみてはいかがでしょうか。

＜プロフィール＞
大野えりか
コスメ薬事法管理者/コスメコンシェルジュ/美容ライター。コスメプラス代表
1986年東京都生まれ。美容雑誌の編集プロダクションを経て、化粧品メーカーでウェブコンテンツの企画、制作を担当。美容ライターに転身後は紙媒体とウェブ媒体での編集経験を活かし、テレビや雑誌、ウェブ等で活動を行う。現在は美容コラムの執筆のほか、薬事法アドバイザーとしても活躍している。

写真© aijiro - Fotolia.com

Profile大野えりか

コスメ薬事法管理者/コスメコンシェルジュ/美容ライター。コスメプラス代表。美容雑誌の編集プロダクションを経て、化粧品メーカーでウェブコンテンツの企画、制作を担当。美容ライターに転身後、編集経験を活かし、テレビや雑誌、ウェブ等で活動を行う。現在は美容コラムの執筆のほか、薬事法アドバイザーとしても活躍。

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