コラム

まるでドリフ？！お葬式で遭遇した“思わず笑った”エピソード

更新日：2017.10.28

故人との最後のお別れの時間であるお葬式。
死は誰にでも平等に訪れるものですが、やはり別れは悲しいものです。
けれど、そんな“悲しみ”と“厳粛”な雰囲気に満ちているお葬式という場でも巻き起こってしまうのがハプニングというもの…。

そこで今回は、既婚女性100人に「お葬式で遭遇した、不謹慎かもしれないけれど思わず笑ってしまったエピソード」について聞いてみました！

鳴り響くいろんな音

・「お経をあげているお坊さんが、シーンとしている中でおならをブッとしたので爆笑してしまった」

・「式の途中で赤ちゃんが泣いてしまい、お母さんがさっとミルクを飲ませて静かにさせていたのですが、ミルクを飲み終わった赤ちゃんが豪快にゲップをしてしまい、可愛くて吹き出してしまいました」

・「お焼香の最中に誰かの携帯電話が鳴ったのですが、その曲が氷川きよしの『ズンドコ節』で、笑っちゃいけない場面だけど皆でクスクス笑ってしまいました」

お坊さんのお経だけがこだまし、シーンと静まり返っているお葬式において、音のアクシデントはつきもの。
静かな会場に鳴り響くオナラの音、軽快な着信音、無邪気なゲップなどに、笑いをこらえる方も必死です。

服が…破れかぶれ？！

・「前に正座していた男性の靴下に穴が空いており、さらに、穴が空いている方の足が痺れたのかモジモジとしだしたので笑えました」

・「親戚のお葬式に行ったときに、礼服がパンパンの男性がいた。銀行の支店長かなにかの偉い人なのになぜ？と思った。買えよ～」

・「前の方がお焼香して一礼されたとき、スボンが見事に裂けていらっしゃいました」

・「身内の葬儀に両親がジャージを着てきた。周りの視線が痛かったです」

普段なら対して面白くもないことが、なぜかとても面白くなってしまうのは“葬式マジック”とでも言うのでしょうか…。それにしても、やっぱりジャージはなし！ですよね。

無邪気な子ども

・「いとこの息子（当時2歳）が、お坊さんの横で木魚を叩き出したので噴き出してしまいました」

・「叔父の葬式のとき、3歳だった甥っ子が『ち～ん』と言いながら、棺の中の叔父の股間にちょっかいを出そうとして爆笑！」

・「お坊さんの頭に虫が止まったのを子どもが叩きに行ってしまったとき、悲しいのに笑いをこらえるのが大変でした」

まだ幼い子どもには、お葬式が何なのかを理解できず、「知っている大人が沢山いる楽しい集まり」と誤解してしまうことも多いよう。
そのためか、いつも通りに奔放に楽しく過ごす子どもと、厳粛な場のギャップに、思わず大人も笑いが…。

余計な一言

・「旦那の祖母の葬儀のときのこと。旦那の家系は薄毛系なのですが、なぜか長男、三男といった奇数の順番で生まれた人は見事なツルツルで、次男や四男の偶数は薄毛。旦那も長男なので見事なツルツルなのですが、最前列にハゲと薄毛（白髪）がキレイに交互に並んでいたのを見て、旦那が『オセロみたいだな～』と言ってきたので思わず笑ってしました」

・「キリスト教の葬式中、『ドラクエみたい』と母に言ったら、『そうだね。おばあちゃん死んでしまうとは情けない』と、ドラクエの神父のまねをしたときは思わず笑ってしまい、堪えるのに必死でした」

・「祖父の葬儀のとき、叔父が『献杯』のところを思いっきり『乾杯』と言っていて、爆笑」

他の人の一言で、笑いが堪えられなくなってしまったエピソードの数々でした。余計な一言から、ノリのよい一言までさまざまでしたね～。

お坊さんの武勇伝

・「お経が一番盛り上がる部分でお坊さんの声が裏返ってしまい、笑うに笑えなかった」

・「お坊さんが木魚を叩いていたら、木魚が転がっていったことがありました。慌てて直していましたが、その慌てっぷりがさらに面白かったです」

・「なぜか、いつもの倍速でお経を唱えるお坊さん。読み終えて軽く一礼をしたら、すぐにお手洗いに走られた姿を見て、隣にいた母と肩を震わして笑いました。遠い親戚のお葬式だったのであれですが、近親者の式だったら怒っていたかも」

お坊さんも人間ですし、毎日毎日お経をあげていたらたまにミスすることだってありますよね。その衝撃の瞬間が、たまたま我が家に訪れただけのこと？！

人間はお葬式のような「絶対に笑ってはいけない」という緊張状態におかれると、脳がナチュラルハイになるそう。
そこに、ドリフのようなボケを畳みかけられると、思わず笑ってしまうのはもう仕方のないことなのかも。
故人もきっと天国で笑ってくれているはずです。

文／namikibashi
※暮らしニスタ編集部が子持ちの既婚女性100人を対象に行ったアンケート調査より
写真© akiyoko - Fotolia.com

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