我らが…Emersonえま吉、実店舗の方も…あと数日で完成するようです。
1年間の沈黙を破る前の、コラボevent。
場所は、超の付く高級店が集結したビル、ヒルサイドテラスのB1。
しかも、『北野坂Aspirant』。
ノベーティブ フレンチ と言うジャンルで2万くらいのコースでワインのペアリングつけたら、優に3万超の高級店です。
元々エマ吉が、ここのお店に通っていてコラボが実現したとか…で、予約はしたものの、いくらのコースでのeventなのか…情報が入って来ず。
MOW~15000円と踏んで参加しましたが、もうちょい手前でした(笑)。
素晴らしい10皿構成!!
Aspirant さんもスパイスカレーemacurryに寄り添ったスパイス使いを意識した内容!!
emacurryの方もフレンチに寄り添った食材を使い、彼女のカラーも出すと言う作戦!!
遠目に見ると…フレンチそのもの、カレー屋さんのイベントには見えません!!
openキッチンに対面の8名限定のカウンター席。
ごまかし無しの手元が全て見える…ライブ感が半端ない!!
パニプリから始まり…2種のデザート、ドリンクまで…
これだけ手を掛ければ、料金に納得とともに…美味しいを突き詰めると、こういう形にたどり着くと言う思いをした3時間でした。
ノベーティブフレンチと言うのは…通常提供するプレートする段階にさらに、手をかけ香りだったり、食感だったり、味の融合だったり…そのプラスアルファーが半端ないんです。
子羊のロティを仕上げに、藁を焼いて炙りひと手間。。。
「もうロゼでしょ必要ある?」と見てて思いましたが、ちゃんと香りが付いてます。(カツヲをたたきにする技法)
本当にライブ料理なんで、献立から…次どう来るのと、ワクワクしてしまう不思議な感覚に驚かされます。
今までのレストランは、裏方厨房で仕上げ…ギャルソンが運ぶstyleですが、目の前で作って仕上げて…それを、作り手が自らサービスしてくれる。
私は、いつも料理人…作り手の立場から、様子を洞察しますが、決められた手順、動きと段取り、ヌケの無いオペレーションに脱帽でした。
アイランドの2つのデシャップ、上手く機能しています。
エマカレーも土壇場での作業が多く、スパイスを挽いたり、テンパリングしたり普段見れない作業が見れて…何時も言ってる、香りを大事にするがこのことなんだと改めて感じ取りました。
原価はともかく、この内容とサービスならもっと、高額のコースに出来ると痛感しました。
限定16名(昼夜各8名)…この日の為に作られた献立に選ばれし1名になれたことを嬉しく思い、感動をありがとうと言いたい。
自分史上…記憶に残るディナーでした。
松本シェフ、Emersonえま吉、お疲れ様でした!!
そして…ごちそうさまでした。
※各料理の説明聞くも…spiceや工程等が多く…頭にぼんやりしか残っていません。
間違いがあると失礼なので割愛させてもらいます。
【Aspirant】
兵庫県神戸市中央区中山手通1-22-13 ヒルサイドテラス B1F
デザート2:桃とバイマックルのソルベ/Aspirant
食後のドリンク:4種からchoice
この演出効果、素敵です。