『知らないと怖い』【西日本だけじゃなかった】持ち運んだら罰金や懲役の可能性も!

『知らないと怖い』【西日本だけじゃなかった】持ち運んだら罰金や懲役の可能性も!
投稿日: 2023年6月13日 更新日: 2023年6月13日
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ちとせと申します(*^▽^*) 元ホテル従業員・ハンドメイド作家、料飲の知...
綺麗なお花ですよね♪しかし知らないと怖いんですよ。

ネットニュースにも頻繁に出ている『オオキンケイギク』みなさんはご存知ですか?
『特定外来生物』に指定されている植物になります。
九州や西日本の自治体の注意喚起の記事が多かったので「へぇ、そんな植物もあるのかぁ」位に思っていました。

しかし先日、黄色いお花を見掛けました。
「わぁ、綺麗…ん?ちょっと待てよ。いやいやまさかそんなはずはない」と帰ってきたんです。
調べてみるとやはり嫌な予感。

後日、もう一度足を運んで写真を撮って検索をかけたり、様々な方法で調べたりした結果、『オオキンケイギク』だと判りました。

オオキンケイギクの特徴

オオキンケイギクの特徴

花は黄色で、花弁は先がギザギザとしています。1本だけ咲いているのではなく、周りを見渡せば何本も同じ花が咲いています。

葉はこんな感じで細くて、菊とは違いますね。

オオキンケイギクとは

オオキンケイギクとは

この植物自体に毒はないようです。
特定外来生物と判った途端に鼓動が止まらなかったのですが、毒がないと分かり、ちょっとほっとしました。

咲いている場所

咲いている場所

私が見つけたのは歩道と空き地です。
人通りはどちらかと言えば少ないと思います。
河川敷などでも発見されているようですよ。

『特定外来生物』とは

人為的に移動させることが禁止されている生物(植物)になります。栽培、保管、移動、売買等すると罰則があります。
3年以下の懲役または300万円以下の罰金が課せられます。
(参照元:環境省HP)

知らなかったでは済まされませんね(>_<)

最近だと『アメリカザリガニ』や、お祭りでお馴染みの『ミシシッピアカミミガメ』が条件付特定外来生物に指定されましたね。気を付けましょうね。

見つけ次第駆除

駆除となっているのですが、とりあえず管理下を見つけなくては無断で動くことは出来ません。なんせ移動させると法によって裁かれてしまうので細心の注意が必要です。怖い怖い(>人<;)

市役所に連絡

河川敷は国交省管轄ですが、歩道は市役所管轄ということで連絡致しました。
担当の方と話して調査するとのことでした。
私の(庭など)住んでいる所ではないため、移動させないで下さいとだけ言われました。

駆除の方法も結構大変で、抜いた後2〜3日天日干しをし、ビニール袋にそっと入れ完全密封し、連絡した上で焼却処分するようです。とても1人では出来る作業ではありません。

特定外来生物の怖い所

繁殖力がとにかく強いので、そのままにしておくといずれその植物のみになってしまいます。今までそこに咲いていた花は無くなり、虫や鳥も来なくなってしまいます。
それが特定外来生物の怖い所ですね。

生態系が壊れてしまい他の生物が絶滅してしまうのは避けたい所。
みなさん一人一人が気を付ければ、少しは絶滅する生物が減らせるかもしれません。

コツ・ポイント

NHKテレビドラマ『らんまん』を観て植物が気になり出した方、ご自身が普段利用している道路を良く見てみたり、時にはコースを変えてみたりしてください。もしかしたら、特定外来生物があるかもしれませんよ。

西日本だけでなく、東北にまで生えている植物!
みなさん通勤通学、お散歩ついでに注意深く見てみて下さい。
黄色いお花がバーっと咲いている所ありませんか?


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