【春(5月)の道端の雑草】摩訶不思議♡別名は「三時の天使」!線香花火のような赤い実は毒があるの?

【春(5月)の道端の雑草】摩訶不思議♡別名は「三時の天使」!線香花火のような赤い実は毒があるの?
投稿日: 2023年5月12日 更新日: 2023年5月13日
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料理愛好家。大阪在住/日常の小さな喜び(宝物)を大切にしています。保育...
お出かけ帰りに出会った雑草です。面白い特性を知って、日をあらためてもう一度花の撮影に行ってきましたよ。とても素敵な雑草なので、皆様にもご紹介させていただきますね。

では、いってみよう~♪

この植物は「ハゼラン(爆蘭、米花蘭)」です。

この植物は「ハゼラン(爆蘭、米花蘭)」です。

ハゼラン(爆蘭、米花蘭、学名: Talinum crassifolium、英: coral flower)は、ハゼラン科の多年草で、鑑賞用に栽培もされるが、現在は多く野生化している。

分布
南米原産で日本には明治時代にもたらされた。

メキシコ、カリブ海地域、西アフリカ、中米と広い分布域を持ち、セイロンほうれん草 (Ceylon spinach) の別称がある。

特徴
葉は長さ数cmで多肉、互生する。夏に高さ30cmほどの茎の先に円錐花序を出し、径3mmほどの赤い5弁の花をまばらにつける。ただしこの花は午後の2-3時間ほどしか開かないので(そのため三時花などとも呼ばれる)、円錐形のつぼみや丸い実の状態で見かけることが多く、線香花火を連想させる(ハゼランの名はこのイメージから)。

熱帯で多肉の葉を野菜として利用するT. fruticosum と近縁で同種ともされる。

サンジソウ(三時草)
サンジカ(三時花)
ハナビグサ(花火草)
コーラル・フラワー
米花蘭
サンジノキコウシ(三時の貴公子)
ホシノシズク(星の雫)
エドノハナビ(江戸の花火)
ヨヨノホシ(夜々の星)
オシンソウ(おしん草)
星月草
三時の天使

(引用元:ウィキペディア)

道端にひっそり、まばらに咲いていましたよ!

道端にひっそり、まばらに咲いていましたよ!

原産地は南米などの暖地で、明治初期に観賞用として日本に導入されました。ハゼランは直径5~8mmほどのサクラのような、五弁の濃いピンク色の花を咲かせます。

観賞用にもなるお花だそうですが、こちらの「ハゼラン」は、野生化していますよ(道端や石垣のすき間などで観られ、ほぼ雑草化している多年草です)。

原産地は南米などの暖地なので、北海道ではほぼ見られないそうです。

ハゼランの花期は長く、成長を続けながら次々に開花するそうです。
花とほぼ同時に赤い実も付け、熟すと裂けるので「爆蘭」と漢字で書きます。

ハゼランの花言葉は「真心」「永遠にあなたのもの」

ハゼランの花言葉は「真心」「永遠にあなたのもの」

はじめて見るお花なのですが、雑草特有の逞しさと小さな可愛いお花に、とても愛着がわいてきましたよ。

花言葉が、「真心」「永遠にあなたのもの」なんて、ロマンチックで素敵すぎます!!

おやつの時間を知らせるお花時計みたい♪

おやつの時間を知らせるお花時計みたい♪

ハゼランには「三時草」「三時の天使」といった別名があります。三時草の由来は、おやつの時間の3時頃に開花するから!なんだそう(午後2時~3時頃の間にしか咲かない)!非常に面白い特性ですよね。可愛いお花は、夕方になると花を閉じてまた翌日咲かせます。

また、実が熟すと種子が爆発したように飛び出す特性もあり、ハゼラン(爆蘭)のハゼは漢字の「爆ぜる」から来ていているそうですよ。

別名は、ハナビグサ(花火草)。赤い実ですが、毒があるとゆう情報はなかったです。

「ハゼラン」には毒はないが、紛らわしい似た花(有毒)もあり間違いやすい

「ハゼラン」には毒はないが、紛らわしい似た花(有毒)もあり間違いやすい

若くてやわらかい葉は生でサラダとしても食べられます。色々な調理方法で食用としても美味しくいただけるそうです。ハゼランの根は、漢方薬(中国やインドネシア)としても用いられることもありそうですよ。

食用になるハゼランは全草が食用OKですが、似た花の中に有毒植物などもあります。ハゼランに似ている花に「ゲンノショウコ」と「サフランモドキ」があり、識別が難しいお花なので食べない方が良いと思います。

いかがでしたか?

こんな素敵な雑草(野草)に会えるなんて!そして、開花時間にちょうど道端を通り、お花に会えるなんてラッキーだと思いました♪

あなたの街でも、ひっそりとおやつ時に咲かせているかも。会えたらラッキーですね♪

こちらの情報が誰かの喜びになりますように・・・。
最後まで読んでくださりありがとうございます。

コツ・ポイント

●別名は「三時の天使」というだけあって、3時頃に開花する花で、天使のように可愛いく愛らしい花です。毎日3時頃に咲くのですが、夕方には花を閉じ、また翌日3時頃に開花します。咲くことを繰り返すのが特徴とする面白い特性を持つ植物です。
●食用になるハゼランは全草が食用OKですが、似た花の中に有毒植物などもあります。ハゼランに似ている花に「ゲンノショウコ」と「サフランモドキ」があり、識別が難しいお花なので食べない方が良いと思います。線香花火のような、赤い実には毒があるとゆう情報はなかったですが、赤い実を食用にするとゆう情報もなかったです、赤い実は、食べない方が良いでしょう。
●「クサハナビ」ハゼランと同属のスベリヒユ科ハゼラン属のため、ほとんど見分けがつきません。おやつ時に開花する点も同じです。花は似ていても、クサハナビの葉は、松葉ボタンのように細いので、そこが見分けるポイントです。


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