【前編】ピアノの処分方法|全5パターンを紹介

【前編】ピアノの処分方法|全5パターンを紹介
投稿日: 2022年12月6日 更新日: 2022年12月6日
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「ピアノの処分方法がわからない…」

「費用がかかったり、手続きが面倒なイメージ…」

などなど、ピアノの処分にお困りの方向けのご案内となりますので、
ぜひ参考までにご覧くださいませ!

ピアノの処分方法①ピアノ買取専門店で売却(処分)する

ピアノの処分方法①ピアノ買取専門店で売却(処分)する

ピアノ買取専門店で処分をしてもらう場合、アップライト・グランドピアノともに買取価格が付くケースがあります。
特にヤマハ・カワイであれば、30年以上前のピアノであっても十分に価格が付く可能性があるでしょう。
(但し上記以外のメーカーであれば、買取価格が付かず有料引き取り、場合によっては買取不可と案内されるケースが多いため、注意が必要です。)

ただ、有料引き取りになった場合も、ピアノ専門の運送会社が引き取りに伺うので、個人間での売買方法が分からない方・処分方法が分からない方には一番おススメの方法でしょう。

【買取価格の相場】
アップライトピアノ:10,000円~500,000円
グランドピアノ:50,000円~1,000,000円
※機種・年式により変動しますので予めご了承ください。

ピアノ処分方法②自治体に依頼し、粗大ごみで処分する

ピアノ処分方法②自治体に依頼し、粗大ごみで処分する

自治体に依頼し、粗大ごみとして処分する方法ですが、ほとんどの自治体がグランドピアノ・アップライトピアノは粗大ごみとしての回収が不可能となっています。

理由としては、ピアノ線を破砕できないことが大きな要因のようです。
そのため自治体によっては、専門事業者を紹介してもらえるケースや、メーカー・販売店に相談など、方法はさまざまです。

一方で電子ピアノの場合は、ほとんどの自治体が回収可能で、処分費用も1500円前後となっています。

住んでいる自治体で粗大ごみとしてピアノを出せるか確認する際は、
「○○市 ピアノ ゴミ」と検索するとヒットしますのでご参考くださいませ。
中には相談窓口が開設されている自治体もあり、不用品回収業者を紹介してもらえるケースもあるようです。

ピアノ処分方法③不用品回収業者に依頼して処分する

ピアノ処分方法③不用品回収業者に依頼して処分する

ピアノ処分方法②でも少し触れましたが、不用品回収業者で処分する方法もおススメです。
特に、買取価格が付かなくなったピアノの場合には有効でしょう。

【不用品回収業者の処分費用】
アップライトピアノ:20,000~40,000円
グランドピアノ:40,000~60,000円
※あくまで相場となりますので、予めご了承くださいませ。

★不用品回収会社への依頼方法★

①お住いの自治体のHPアクセスし、掲載されている「一般廃棄物収集運搬許可業者」を選ぶ。
 又は、民間の不用品回収業者を探す

②ピアノを処分を依頼し、引取り日を決定

③立ち合いをしてピアノの処分完了

できる限り、自治体HPに掲載されている「一般廃棄物収集運搬許可業者」を利用することをお勧めいたします。
稀に悪徳業者が存在する背景があり、トラブルとなる事例が国民生活センターに寄せられているためです。
また、「一般廃棄物収集運搬許可」を取得していても、ピアノの取り扱いがない業者もありますのでご注意ください。

ピアノ処分方法④フリマサイト・オークションサイトで売却する

ピアノ処分方法④フリマサイト・オークションサイトで売却する

メルカリ・ヤフオク・ラクマなどのフリマサイト・オークションサイトで売却をする方法です。
オークション初心者にとっては難易度は高くなる点と、出品手数料などが発生する点がデメリットとはなりますが、現金化をしたい方にはおススメです。

【ピアノ処分費用】
グランドピアノ・アップライトピアノ:売却代金-(出品手数料+運送費)

★フリマサイト・オークションサイトでの売却の流れ★

①フリマサイト(オークションサイト)へのアカウント登録

②出品手続きとして、運送業者の選択や異常個所のチェック、商品撮影など行う

③入札を検討している方への質問対応

④落札者との金銭の取引等の対応

⑤運送会社へ発送手続きを行う

その他、出荷後の対応やトラブル発生時の対応など、全て個人でやり取りが必要となります。
オークション・フリマで売りたいけど、できる限り手間かけたくない方であれば、
フリマサイト・オークションサイト経験者を探すか、オークション代行サービスを利用するのが得策でしょう。

ピアノ処分方法⑤友人・親族に譲渡する

ピアノ処分方法⑤友人・親族に譲渡する

大切に使ってきたピアノを、信頼できる人に渡したい。
そんな方には、信頼できる友人・親族への譲渡が良い方法でしょう。
ただし、友人や親族であってもピアノの運送業者へ依頼する必要がありますので、運送費が発生します。

【運送費用一例】
アップライトピアノ:距離30キロ前後 20,000~30,000円
グランドピアノ:距離30キロ前後 35,000~50,000円
※エリアにより変動がございますので、予めご了承くださいませ。

譲渡後、トラブルを避けるためにも、実際に現物確認をしてもらったり、簡易的な取り決めも行うようにしましょう。
例えば、不要になった後の処分は自分で行ってもらう、壊れている箇所が見つかった場合は修理や処分などの費用を負担するかなども決めておくとベターでしょう。

コツ・ポイント

前編では、処分方法5つをご紹介させていただきました。

ピアノの処分は大変そう、難しそうと思われるかと思いますが、
今回の記事で、思ったよりも様々な方法があるなと感じられた方も多いのではないでしょうか?

後編は、自分でトラックを運送した際や、ピアノを無料で処分する方法などもご紹介できればと思いますので、ぜひご覧いただければと思います。


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