男の子育児「あるある」と、男の子ならではの育て方とは?

男の子育児「あるある」と、男の子ならではの育て方とは?
投稿日: 2020年2月13日 更新日: 2020年8月18日
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『子育てタウン』は、予防接種や各種補助金など、赤ちゃんの生活に欠か...
「男の子の子育てはたいへん!」といった声がよく聞かれます。異性のママから見ると「何でこんなことするの!?」「うちの子大丈夫かな…」と思ってしまうことも。そんな男の子育児のあるあると、男の子ならではの接し方をまとめてみました

あるある1:本能のおもむくまま!?

男の子はよく「見えない敵と戦っている」と言われます。男の子が、口で効果音を発しながら懸命に戦っている場面を見かけることはありませんか? とくに、枝や傘、突っ張り棒など棒状のものがあれば、すぐに手にとって戦いがスタートしたりします。

道を歩いていると、落ちているものなどを次々と見つけては寄り道します。石を拾ったり、水たまりに入ったり、マンホールを飛び跳ねたり、なかなか真っ直ぐ前を向いて歩いてくれませんよね。

また、気に入った言葉や歌は何回も言い続けることも。とくに下ネタは大好きみたいです。ママが辟易するくらいずっと同じことを発し続けていることもよくありますよね。

男の子にとってTPOなんてことはあまり関係ないらしく、思いついたことを気のおもむくままに行動に移す傾向があるようです。

あるある2:止まると死んじゃう!?

男の子と言えば「落ち着きがない」が代名詞。ママには理解できないくらい絶えず動き回っていたりします。スーパーで走り回ったり、道を歩いているママの周りをクルクルとまとわりつきながら歩いたり、ぴょんぴょん飛び跳ねながら移動したり、人がいっぱいのエレベーターや電車内でごそごそ動き回ったり。

一方ママは、周りに気を遣うし、追いかけ回して制したりしながら「じっとしていなさい!」と思わず怒鳴ってしまうことも。逆に、たまに大人しく遊んでいると、体調が悪いのか、と気になってしまうくらい、日常よく動き回っています。



あるある3:登らずにはいられない!?

少しでも高いところを見つけると登ってしまう男の子たち。テーブルやソファの背の部分、カウンターなど、家の中でも登ってしまいたくなるポイントがいっぱいあります。
外では遊具だけではなく、木や塀に果敢に登っていきます。登ったあとはお決まりのジャンプ! 少し目を離すと高いところで遊んでいることもあり、「危ない!」と駆け寄ったことがあるママも多いのでは。

あるある4:夢中になるとママの声も聞こえない!?

普段は落ち着きなく気が散ってばかりいるのに、ブロックやゲーム、好きなテレビ番組など、好きなことには素晴らしい集中力を見せる男の子。ママが何度呼びかけても返事すらせず黙々と楽しんでいることも。無視されたと思いきや、夢中になり過ぎて本当にママの声が聞こえていなかったようでビックリすることもあります。「この集中力を勉強で発揮してほしい」と呆れてしまうほど、興味があることにはのめり込みます。

叱るポイントを絞ってあとは見守る!

まず男の子が動き回るのは、脳の性質が影響しているとか。女の子の脳は、外からの刺激がなくても育つ仕組みを持っているようですが、男性ホルモンの影響を受けやすい男の子の脳は、動くものに関心を強く示して、動き回ったり試行錯誤したりと刺激を与えることで発達していくそうです。男の子で乗り物が好きな子が多かったり、やんちゃに暴れまわったり、そこらへんにあるものを壊して組み立てたりする行動は、どうやら理にかなったことのようです。
というわけで、男の子のやんちゃな行動を制するのは、危険もしくは人に迷惑をかけるケースに絞ってみてはいかがでしょうか。また、叱るときも「ダメ!」という漠然とした注意ではなく、「なぜしてはいけないのか、何に注意しなければいけないのか」を具体的に伝えてあげましょう。1回では言うことをきかないので、何度も繰り返し気長に伝えていく必要があります。

また、ママが手取り足取り教える方法も男の子にはあまり合わないと言われることも。男の子は、自力でトライアンドエラーを繰り返して学び得ていく性質があるそう。やり方を教えると素直に受け入れて成長が早い女の子とは違い、ちょっと時間はかかりますが、黙々と「組み立てて壊す」を繰り返している間に、意外に多くのことを学んでいるようです。好きなことに集中しているときは、頭をフル回転させて取り組んでいるときなので、何も言わずそっと見守ってあげるのがよいでしょう。

男の子はナイーブな一面も

一方、男の子は強い言葉に弱い一面もあるそう。ママが感情的な言葉で怒ることを繰り返すと、自己肯定感を深く傷つけてしまうことに。
「手を洗ってからおやつ食べて!」「さっさと片付けなさい!!」と高圧的に怒るのではなく、一度冷静になって「おやつ食べる前に手を洗おうね」「お片付けしてから出かけようか」など、具体的に何をしたらよいか子どもに伝えてあげられるように気をつけてみましょう。

伝えてもなかなか進まない場合は、「ママとどっちが早く箱にしまえるかな~。よーい、どん!」と競争やゲーム調に持っていくのも手です。
「もう歩けない~」と駄々をこねた場合は、道に落ちている小枝を持たせたり、歩道の少し高いへりを歩かせてあげましょう。結構な確率で喜び勇んで歩きだしてくれますよ。

男の子は思い立ったことをすぐ行動してしまう性質があるため、何度言っても同じことを繰り返しやってしまいますが、「そんなもんだ」と気長に受け止めるしかないようです。

ママに叱られると泣きながら必死に謝ったり、「ママと一緒に!」とママとべったりしたがったり、喜びそうなことをすると満面の笑顔で楽しんでくれたり、いつも全力で単純で可愛い面もいっぱい! 
「男の子ってこんなもんだ」という気持ちで余裕を持って、受け入れて見守ることで、いつかかっこいい自立した男性に育ってくれるはず。
楽しみながら乗り切りましょう。


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