毛嚢炎の原因は自己処理にあるって本当?注意が必要な4部位と対策

毛嚢炎の原因は自己処理にあるって本当?注意が必要な4部位と対策
投稿日: 2019年10月31日 更新日: 2019年11月8日
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毛嚢炎という言葉をご存知でしょうか。これは脱毛時などに現れる、肌のトラブルのことです。脱毛には多少なりともリスクが伴うものですが、毛嚢炎はその中でも起こりやすいトラブルの一つです。

ですから、毛嚢炎がどのようなものか知っておければ、もしも毛嚢炎になったときにも、落ち着いた対処ができるでしょう。

そこで今回は毛嚢炎について、詳しくご紹介していきます。毛嚢炎になってしまったときの対策についてもご紹介していくので、ぜひ参考にしてくださいね。

毛嚢炎とはニキビのようなブツブツが肌に現れる皮膚炎

発毛において大切な役割を果たす毛根部分を包み込むようにしているのが「毛嚢」です。毛嚢は「毛包」とも呼ばれています。

毛包の中には、毛を創り出して発育させる大切な細胞があります。この毛嚢の中に細菌が侵入し、炎症を起こした疾患を毛嚢炎と言います。

毛嚢炎に感染する原因は、黄色ブドウ球菌や表皮ブドウ球菌が脱毛によって傷ついた毛穴から侵入し、汗など不衛生な状態によって炎症を引き起こすことです。感染すると毛の根元の毛穴部分に、小さな赤いブツブツが見られるようになります。

毛嚢炎の見た目の特徴

・できものの周りが赤くなっている
・白い膿が見えるできものがたくさんある
引用:脱毛後のニキビ、毛嚢炎かも!? その原因と事前・事後の対策をご紹介!(脱毛LOVE)

症状が軽い場合には見た目も目立つこともなく、痒みも伴わないことが多く痛みもありせんが、悪化した場合は、ニキビのように膿を持つようになり、痛痒さを感じるようになります。

そしてそれらブドウ球菌が毛穴に入る切っ掛けとなり易いのが、ムダ毛を処理したときなんです。特にカミソリを使用してムダ毛の処理を行うと発症し易いので、そういったムダ毛処理を行った後に炎症が起きた場合には毛嚢炎を疑ってみましょう。

毛嚢炎が起きる原因はムダ毛処理にある

毛嚢炎が起きる原因はムダ毛処理にある

毛嚢炎になる根本的な原因は、何らかの刺激によって毛穴が傷つき、そこから雑菌が侵入することです。

実は一番毛嚢炎の原因として考えられてるのが、カミソリや毛抜きなどの自己処理です。
カミソリや毛抜きなどの道具を使った自己処理は、使うだけで肌にダメージを与えています。そのダメージで毛穴に傷がつき毛嚢炎になるんです。

そのため、毛嚢炎のリスクをなるべく抑えたい場合はサロンやクリニックなどで脱毛してもらう事をおすすめします。

毛嚢炎になりやすい4つの部位と対策

毛嚢炎になりやすい部位は4つあります。ワキ、陰部、脚、お尻です。それぞれ異なる原因と対策があるので、1つずつ詳しくご紹介します。

①ワキ 蒸れやすい場所は注意が必要

まず最初にワキについて説明します。ワキは真夏以外は洋服で隠れている場所です。そのため汗をかきやすく、風通しがよくないため湿度も高くなってしまいます。

湿度が高いと、じめじめしている場所にカビが生えるのと同じように雑菌も繁殖しやすい状態になっています。

そこでできる対策は、汗ふきシートなどで汗のケアをこまめにすることが重要です。
肌質などによりできない場合は、汗ワキパットなどの利用もいいでしょう。ただ汗ワキパットは付けっぱなしにしておくと逆に湿気がこもってしまう場合もあるので、こちらもこまめな交換が必要です。

②陰部 デリケートゾーンは菌も繁殖しやすい

陰部は常に下着で覆われ湿度が非常に高い部位です。しかも、女性ならでは経血やおりものが雑菌の栄養分になってしまい、繁殖するのに格好の場所になっています。

また、陰部は皮膚がとても薄いためにちょっとした刺激でもトラブルにつながり毛嚢炎になりやすくなります。

そんな陰部の対策は、通気性の良い下着を身に付けることです。おしゃれな下着は気分も女子力も上がりますが、毛嚢炎になった方には天敵です。綿100%のシンプルなもので、きつすぎないものを選びましょう。

そして生理中やおりものが多い時期に使用するナプキンやパンティライナーは、こまめに交換することが肝心です。少なくとも3時間おきには交換するようにしましょう。

③足 自己処理しがちな部位ほど要注意!

自己処理による毛嚢炎は、衛生管理がなっていない毛抜きやシェーバーによって感染が起きやすいです。刃物にも菌が付着していますし、切れ味が劣ることによって皮膚が荒れやすくなります。

細かな傷から肌に常在しているブドウ球菌という悪玉菌が侵入すると、炎症が起きて毛嚢炎になってしまいます。

特に、ワキはレーザー脱毛で永久的に生えてこなくなる処置をする人が多いですが、細めの毛が多い脚に関しては、毛抜きやカミソリでの自己処理をする人が少なくありません。ですが、毛抜きやカミソリは毛嚢炎になる原因として上位にくるものです。

汗などで雑菌が繁殖しやすいところに、カミソリや毛抜きで肌にダメージを与えているため、毛嚢炎ができやすい状態を作っているんです。
引用:脱毛後のニキビ、毛嚢炎かも!? その原因と事前・事後の対策をご紹介!(脱毛LOVE)

このように、たとえ器具を適切にお手入れしていても、引っこ抜いた時に菌が入り炎症を起こす可能性があるのです。

④お尻 見えにくい部位の自己処理はリスク大

毛嚢炎になる原因は菌です。そして、デリケートゾーンのお尻は体のなかでも菌が多い部位であり、菌が繁殖しやすい部位でもあります。

そのため、デリケートゾーンであるお尻を自己処理するのはリスクが高まります。
お尻を自己処理しようとすると、自分では見えない部位なのでカミソリなどで傷つけてしまいがちです。

お尻などの菌の繁殖がしやすい部位はちょっとした傷でも菌が侵入し、毛嚢炎になってしまう事があるので、自己処理はやめておくのが賢明な判断です。

いかがだったでしょうか?毛嚢炎を避けるには間違った自己処理をしない事がまず第一に大切です。そして、お肌が本当に心配な方はサロンやクリニックでの脱毛を受ける事を強くおすすめします。

どうしても治らない場合は皮膚科に行こう

どうしても治らない場合は皮膚科に行こう

カミソリや毛抜き、家庭用脱毛器などによって自己処理を続けていると、ここまでご説明してきたとおり、毛嚢炎になってしまうことがあります。
その場合は、軽いものであれば自分でも対応は可能です。

症状が軽い場合は放置するかオロナインで対処し、症状がひどいようなら皮膚科を受診
毛嚢炎になったら脱毛は控えて、ステロイド剤は必ず専門知識のある人に処方してもらうこと
保湿をして肌を清潔に保ち、生活習慣を見直すことで予防できる
引用:脱毛後のニキビ、毛嚢炎かも!? その原因と事前・事後の対策をご紹介!(脱毛LOVE)

ただし、中には毛嚢炎が悪化してきて毛穴に膿が溜まってしまったり、痛みや痒みが出たりといった症状を引き起こしてしまうことがあります。

こうなると、自然な治癒には時間がかかったり毛嚢炎の跡が残ってしまったりするので、早めに皮膚科を受診した方がよいでしょう。

また、皮膚科では塗り薬の処方などで毛嚢炎の適切な治療を行ってもらえるので、色素沈着が残ってしまったりといった肌トラブルを回避することができます。

まとめ:毛嚢炎になっても慌てず適切な処置をしよう

今回は毛嚢炎についてご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。脱毛をしていると、毛嚢炎になってしまうかもしれないと怖くなってしまったかもしれませんね。

ここでご紹介したような対策がわかっていれば、毛嚢炎になってもうまく対処ができるはず。

できれば毛嚢炎にならないことが一番ですが、もしもなってしまった場合、そして悪化してしまった場合には、ここでご説明したように皮膚科にいって適切な処置をしてもらうようにしましょう。

コツ・ポイント

〇毛嚢炎とは毛穴の周りが赤くはれたり白く膿んだりすること

〇ワキ、VIO、足、お尻の周りに特にできやすい!

〇軽傷ならオロナインなどで対処、悪化しそうであれば皮膚科へいこう


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