春の眠気対策に「3時のおやつ」を食べよう!

春の眠気対策に「3時のおやつ」を食べよう!
投稿日: 2017年4月4日 更新日: 2017年4月4日
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春になると、いつもより眠気が増えると感じることがありますよね。これは決して“気のせい”ではなく、実はちゃんとした理由があるのです。

そもそも春が眠くなる理由は?

春は、冬の寒さが続いているような日があったりポカポカ陽気の日もあったりと、気温差が激しい季節です。この気温差によって、私たちは自律神経のバランスをくずしやすくなってしまいます。自律神経のバランスがくずれると、体のスイッチをうまく切り替えることができず、本来起きていなければいけない昼間に眠くなってしまうのです。

また、冬に比べて暖かくなった影響で、皮膚表面の血流量が増加して血圧が低下します。その結果、脳の血流が減少して脳が酸素不足になり、それが眠気を引き起こすと言われています。
昼間にずっと眠気に襲われていると、家事や仕事の効率が下がるので、困ってしまいますよね。そんな春の眠気対策として、「おやつ」を食べることがおすすめです!

眠気をセーブしてくれるおやつの種類は?

3時のおやつを食べると言っても、「何を食べるか」が重要です。
おすすめしたいものの一つがチョコレート。チョコレートの原料となるカカオには、「テオブロミン」という成分が含まれています。テオブロミンには、脳を活性化して覚醒させる作用があります。加えて、集中力や記憶力を高めることができるとも言われており、眠気を吹き飛ばして仕事に集中したいときにぴったりです。カカオはココアの原料でもあるので、気分転換したいときにはココアをゆっくり飲んでもよいでしょう。

また、チューインガムなどを「咀嚼すること」によっても、眠気を防止することができるそうです。眠くなったら、3時のおやつに噛み応えのある食べ物を選んでみましょう。ガムや堅めのおせんべい、低カロリーの酢こんぶなども試す価値ありです。

3時のおやつと一緒にコーヒーや紅茶を!

3時のおやつと一緒に、ぜひコーヒーや紅茶を飲んでみてください。
眠気の原因の一つとなるのが、「アデノシン」という物質の活性化です。この活性化が一定のレベルを超えると、脳が睡眠中枢に「アデノシンが増加しているので、脳を休ませるべき」という指令を出すのです。

この流れをストップさせることができるのが、カフェインです。カフェインと言えば、コーヒーや紅茶などに含まれている成分として有名ですね。この物質はアデノシンをキャッチする機能をセーブすることで、「脳を休ませるべき」という指令を邪魔してくれます。つまり、カフェインを摂取することで、眠気を感じにくくなるのです。

3時のおやつはよい気分転換にもなるので、ぜひ参考にしてみてください。


【美容ライター】エンドウ
雑誌やWebを中心に、美容・健康をテーマにした記事を執筆中。自宅で簡単にできるスキンケアやダイエット方法を、自身で実践しながらみなさんに発信します。NO.124


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