【ステップ10】塗り壁フェンスDIY!笠木のフランス瓦の載せ方

【ステップ10】塗り壁フェンスDIY!笠木のフランス瓦の載せ方
投稿日: 2017年3月3日 更新日: 2017年3月6日
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2016'9月より参加させて頂きました。 2013'7月に現在のリフォーム済み...
【ステップ8】塗り壁フェンスDIY!ブロック積 その②花置台の造り方で積んできた塀も残り1段で終了です。
最後の1段はその上に笠木にフランス瓦を載せましたので、デザインとして斜めアール型にカットしていきます!
瓦はモルタルと瓦用漆喰を使ってくっつけていきました。
【ステップ8】塗り壁フェンスDIY!ブロック積 その②花置台の造り方
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2017年2月13日
【ステップ7】塗り壁フェンスDIY!ブロック積 その①で積み始めたブロックですが、2段積んだ所でここに飾り窓を造ります。 飾り窓はアーチ型で下側にはレンガで花置台を造ってみました。 【ステップ8】ではこの飾り窓と花置台の造り方をご紹介します。 耐候性を考えてレンガを入れ込みましたが、この部分は木材や天然石平板なんかも使ってみると面白いですね(^_-)-☆ いづれも造り方は同じなので参考にしてみて下さい。
2017年2月13日


同時に進めていた2番目の大きな塀も一緒の形でフランス瓦を載せました。

【ステップ9】塗り壁フェンスDIY!ブロック積 その③アイアンパネルの抜き窓の造り方
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2017年2月24日
【ステップ8】塗り壁フェンスDIY!ブロック積 その②花置台の造り方で建てたブロック積の塀と同一上の基礎に高さ通りを揃える為、同時に2番目の塀のブロック積を進めていきます。 【ステップ9】ではこの塀にアイアンパネルを入れる為、長方形の窓を2つ造りました。 その様子をご紹介します。 完成図(イメージ図)の2番目にあたる塀です!
2017年2月24日


【ステップ10】では笠木を載せる最上段のブロック加工と瓦の載せ方をご紹介していきます。

材料

  • 重量ブロック基本タイプ :12cm幅
  • 異形鉄筋 :D10サイズ
  • モルタル :砂+セメント
  • セメント接着増強剤 :必要に応じて
  • 結束線(鉄筋結束用の針金) :適宜
  • アンティークフランス瓦 :ブロック1個に1枚
  • 漆喰 :瓦用

最上段のブロックカット

最上段のブロックカット

1.7段目を重量ブロック基本タイプを使って積み上げモルタルが固まったらカットするラインを裏表に罫書(けがき)ダイヤモンド刃の付いたグラインダーを使ってカット線を入れていきます。

2.裏まで刃が届かないので裏側も同じようにカットラインで刃を入れます。

3.ブロックの真上(最上段の天端)からグラインダーで細かく刃を入れておきます。

4.最初に入れたアールのカットラインにタガネを当てハンマーで少しづつ叩きます。

※一度で欠かずに少しづつ細かくカットしていくのがポイントです!!

カットした天端を整える

カットした天端を整える

ライン通りカットしたら、綺麗なアールになる様にカットした表面をグラインダーで削り整えます。

基礎から立ち上げた鉄筋が見えますね!

天端部に横筋を入れる

天端部に横筋を入れる

1.カットした最上段のブロックの上をV字の溝に削ります。

2.基礎から立ち上げてきた鉄筋を内側に曲げて削った溝に入るようにします。
反対側も同じようにします。

3.新たに鉄筋を横筋として立ち上げてきた鉄筋と結束線を使って止めていきます。

※横筋の両端は下側に曲げブロックの縦の穴に入れるようにしておきます。

天端にモルタルを充填

天端にモルタルを充填

横筋が入ったら天端が平らになる様に全ての穴や溝にモルタルを充填してコテで平らに均します。

フランス瓦を漆喰で載せました

フランス瓦を漆喰で載せました

1.ブロックン天端面にモルタルを二の字に盛り、最初に下側になる瓦を載せます。

2.左右と傾斜のバランスを見ながらゴムハンマーで瓦をそっと叩きながらモルタルが瓦の端から出てくる位にして定着させます。

3.次に上に重なる瓦の重なる縁から3~5cm位の所の下の瓦に厚さ3cm位に漆喰を棒上にのせます。

4.上に重なる瓦を載せ(2.)と同じようにして定着させます。

5.はみ出したモルタルと漆喰を水で湿らせた刷毛やスポンジ等で拭き取り、瓦の下側とブロックの境目に漆喰を一周塗ります。

※瓦の中は空洞にしてモルタルや漆喰の収縮による瓦の割れを防ぎます。

2番目の塀の最上段の加工

2番目の塀の最上段の加工

1番目の塀と同じ手順で進めカットした天端の様子です。

天端のブロックのV溝加工

天端のブロックのV溝加工

こちらも1番目の塀と同じようにV字溝を入れて横筋で繋いであります。

この溝とブロックの穴全てにモルタルを充填し平らに均しておきました。

瓦の積始めの様子です

瓦の積始めの様子です

ブロック塀の天端面にモルタルを二の字に盛り、瓦を載せ左右前後、片吹のバランスを見ながら定着させます。

次の瓦の重なり部分に漆喰を盛り2枚目を載せ、同じことを繰り返して全て瓦を載せていきました。

全ての瓦を載せ終えました

全ての瓦を載せ終えました

2番目の塀にも全て瓦を載せ終えました。

※瓦を載せる毎に全体のバランスを見てその都度修正していく事がポイントです。

1番目の塀のフランス瓦載せ完成!

1番目の塀のフランス瓦載せ完成!

1番目の塀の瓦が完成しました。

イメージ図通りに出来ると嬉しいですね~♪

【ステップ1】大掛かりなDIYはイメージ図を書きましょう!
【ステップ1】大掛かりなDIYはイメージ図を書きましょう!
2016年12月12日
DIY! 簡単な物から本格的な物までDIYと言っても様々で、幅があります。 今回計画した我が家でのDIYは外構で庭に『塗り壁フェンスを建てよう~!』です。 かなり大掛かりで大胆なDIYなのでまずはイメージ図をつくり、実際の場所から採寸して スタートしました。 本格的なDIYなので外観はもちろんですが、塀(ブロック積)の強度、耐震性、天候や気候による耐久性を基本から勉強しました(殆どがネットや本ですが・・・)。 全長も10mを超える物なのでDIYでは耐震性がネックになります。 そこで5分割に分けデザインを決めました。 イメージとしては『南欧風 塗り壁フェンス』です。 このイメージ図はMicrosoft officeのExcelで描画ツールを使って作りました。 こう言ったイメージ図を描けるソフトはあると思いますが、良いのが見つけられなかったので PCをお持ちの方なら殆どの方が知っているエクセルを使いました。 もちろんノートやスケッチブックなどに手書きでもOKですので、是非大掛かりなDIYを手掛ける時はイメージした物を描いてみて下さい。 イメージ図を描くことによりカラーやバランス、レイアウトなどをイメージ出来たりします。 材料の調達量やサイズなども書き込んでおくととても便利です! 今回は5分割したフェンスのイメージ図をご紹介します。 本作業は次回以降から投稿していきます。 これから挑戦したいと思われている方、興味がある方、そうでない方も塀は『こうやって造られているんだ~』程度でも楽しんで頂けたら幸いです(*^▽^*)
2016年12月12日

2番目の瓦載せも完成です!

2番目の瓦載せも完成です!

こちらの塀もフランス瓦が載せ終わりました。

この瓦は実際にプロヴァンス地方で長年使われていた瓦で、購入時には煤(すす)や苔、漆喰、等が付いていてプロヴァンスの”時”が感じられます。


アンティーク感がありとても良い雰囲気を味わえます。

今後更に経年変化していく様も楽しみの一つですね♪

コツ・ポイント

手造りのフランス瓦なので色味、形状がぴったり合っている物は無いので、仮載せをしてバランスを見て本番にいく様にするのがポイントです。

一度くっつけてしまうと外すのは容易ではありませんからね。

機会がありましたら是非チャレンジしてみて下さいね~!!!


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