冬から春にかけては多くの柑橘類が旬を迎える季節ですね!
柑橘類はミカン属などの総称で、爽やかな香りと甘酸っぱい味が特徴です。オレンジやレモン、ライムなど、世界中で親しまれているものもありますが、日本でおなじみのミカンやユズ、いよかんなどの他、沖縄のシークァーサーや徳島のすだちなど、地域の特産物となっている柑橘類もあります。最近では交配によって新しい柑橘類が続々と増えているので、食べ比べなども楽しいですね。
これら柑橘類の栄養価の特徴として、ビタミンCやβ-クリプトキサンチンが多いことがあげられます。どちらも抗酸化物質としての働きがあり、シミやソバカスを予防したり、アンチエイジングに役立ったりしてくれます。
また、2月のイベントといえばバレンタインデーがありますね。世界各地では恋人たちの愛の誓いの日とされていますが、日本ではチョコレートも欠かせない文化となっているようです。
チョコレートにはカカオポリフェノールが含まれていて、美容効果も期待できます。カカオポリフェノールはビタミンCやβ-クリプトキサンチン同様、抗酸化作用があります。 脂質が多くカロリーも高いチョコレートは食べ過ぎには注意が必要ですが、適量をおいしく頂けば大丈夫です!
今回は、旬の柑橘類と組み合わせて、簡単でおいしい柑橘ショコラのレシピをご紹介します。なめらかな口どけとほんのり漂う柑橘類の爽やかさがビターチョコと相性抜群です。 自分へのご褒美や友人への贈り物にもいかがでしょう。
監修:管理栄養士/小泉明代
材料
(8㎝角型1個分)
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ビターの板チョコ
:2枚(100g)
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お好みの柑橘類
:1/2個
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ココアパウダー
:適量
手順1
チョコは小さく割るか切り、ボウルに入れて、湯煎で溶かす。
手順2
柑橘類の果汁を絞り、大さじ2杯分用意したら、湯煎にかけたままの1のチョコの中に入れてよく混ぜる。十分に混ざったら、クッキングシートを敷いた型に流し入れて表面をならし、冷蔵庫で1時間以上入れて冷やし固める。
手順3
固まったら型から出して2㎝程度に切り分けてココアパウダーを茶漉しでかけて完成。