シャワーヘッドの掃除してますか?意外と見落としがちなシャワーヘッドの掃除方法とは

シャワーヘッドの掃除してますか?意外と見落としがちなシャワーヘッドの掃除方法とは
投稿日: 2017年2月14日 更新日: 2021年5月28日
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東京ガス「ウチコト」は、家事(ウチのコト)で役立つことを発信するメ...
毎日のバスタイムを気持ちよく過ごすためにも、お掃除は重要ですよね。シャワーヘッドをよく見ると、意外に汚れがたまっていませんか?「最近シャワーのお湯が変な方向に飛ぶ」とお悩みの方は、シャワーヘッドの汚れが原因かもしれません。今回は、シャワーヘッドの掃除方法をご紹介します。

出典元:東京ガス「ウチコト」
http://tg-uchi.jp/topics/3658

シャワーヘッドを掃除するには

シャワーヘッドを掃除するには

シャワーヘッドの掃除の方法について、大きく3つに分けてご紹介します。

・準備について(掃除用具や分解の仕方)
・掃除方法・手順(使用する洗剤別に掃除方法を紹介)
・シャワーヘッドの汚れをつきにくくするためには

シャワーヘッドの白っぽい汚れは、水道水に含まれるカルシウムなどのミネラルが付着し、固まったもの。汚れを放置すると、黒っぽいカビが生えてしまうこともあります。

今回は身近にあるものを使用して、これらの汚れを落とす掃除方法をご紹介します。

シャワーヘッドの掃除準備

シャワーヘッドの掃除準備

シャワーヘッドをホースから取り外す

取扱説明書を確認しながらシャワーヘッドとホースを取り外しましょう※。最近はシャワーヘッドの根本を捻ると、ホースから取り外せるものが多いようです。

散水板(ヘッドの穴の空いた板部分、水が出てくるところ)が取り外せそうなものは、そちらも外しておきましょう。取り外した後は、部品をなくさないように注意してくださいね。
また、シャワーヘッドの付け根部分等、ゴムパッキンの劣化が無いか点検しましょう。

※取扱説明書が見当たらない場合は、商品の型番をインターネットで検索してみましょう。取扱説明書をインターネットでダウンロードできるようにしているメーカーも多いようです。

準備する物

準備する物

・バケツや桶
・歯ブラシ
・各種洗剤
・やわらかい布
・キッチンペーパーやラップ

シャワーヘッドの掃除方法・手順

シャワーヘッドの掃除方法・手順

使用する洗剤により、掃除方法が異なります。
ご自宅にあるもので、掃除しやすい方法を選びましょう。

中性洗剤を使用

歯ブラシに中性洗剤をつけて、シャワーヘッドをこすります。穴の周りの汚れが落ちない時は、爪楊枝などを使用して汚れを取り除きます。

クエン酸を使用

浸け置きで汚れを落とすので、あまりこすらなくて良いのが魅力。ただ、浸け置き時間がかかります。

<材料>
クエン酸…約大さじ山盛り2
湯…約2〜2.4リットル

1. バケツにクエン酸を入れ、37〜40度程度の湯を注ぐ。
2. シャワーヘッドを浸ける。
3. 1時間ほど浸したら取り出し、歯ブラシやスポンジなどで軽く洗う。
4. 仕上げはシャワーから水を出し、洗い流す

酢を利用

酢を利用

身近な調味料の「酢」を使った方法です。使用期限内に使い切れなかったものなどを使用するのもよいですね。浸け置き洗いですので、手順は「クエン酸」と同じです。
分量は以下が目安ですが、汚れの具合に応じて加減してくださいね。

<材料>
酢…400cc
湯(35度〜40度ぐらい)…2〜2.4リットル

レモンや柚子を絞った水に浸ける

レモンや柚子を絞った水に浸ける

クエン酸や酢がない時は、レモン汁や柚子を絞った中にシャワーヘッドを浸けて置く方法もよいそうです。料理に使ったレモンの皮などを利用するのも良さそうですね。

1. 風呂桶などにレモンや柚子などを絞ります。
2. 皮も効果が期待できそうなので、皮ごとシャワーヘッドを1時間ほど浸け置きします。
3. シャワーヘッドをすすぎます。

ガンコな汚れにはパック

ガンコな汚れにはパック

キッチンペーパーとラップを駆使してシャワーヘッドをパックする方法です。

1. 上記のクエン酸で浸け置きする方法よりも、濃度が高めのクエン酸水を作ります。
2. 高濃度クエン酸水をキッチンペーパーに染み込ませます。
3. 2のキッチンペーパーでシャワーヘッドを包み、さらにラップを被せて輪ゴムなどで止め、
 1時間ほど置きます。
4. その後軽くこすり洗いし、すすぎます。

シャワーヘッドの汚れをつきにくくするためには

シャワーヘッドの汚れをつきにくくするためには

シャワーヘッドの汚れを防ぐには、シャワーヘッドに水分を残さないことが大切です。水道水に含まれるミネラル分のこびりつきを軽減し、水分を残さないことでカビ対策にもつながります。

シャワーを使用した後は、軽くシャワーヘッドを振って、水気を切ってからお風呂を出る習慣にしておくと良いかもしれませんね。
また、シャワーヘッドはなるべく高い位置に置いておくのも良いそう。高い位置は換気扇なども近く、空気の流れが良く乾燥しやすいそうですよ。

また浴室乾燥機があれば、それを利用するのもおすすめです。

掃除後や入浴後は浴室の換気をし、湿気が残らないようにするのも重要です。
浴室暖房乾燥機が付いているお宅は、「換気」より「乾燥」運転をおススメします。

「換気」は空気を入れ替えるだけですが、「乾燥」運転は換気をしつつ温風によって水分を払うので、浴室全体をより確実に、より早く乾燥させることができるのでオススメです。カビやぬめりの発生を抑えることができるので、お風呂掃除の手間をグーンと軽減します。

上の図は浴室のカビの生え方を比較実験したものです。「何もしない」浴室にカビが生えるのは当然の事ですが、「換気だけ」していてもカビは生えてきます。それに比べて「浴室乾燥」をすると、すばやく湿気が取り除かれ、カビが生えにくくなることが分かります。

浴室乾燥についてはこちら
http://home.tokyo-gas.co.jp/living/bathroom/hotdry/hotdry/merit04.html

おわりに

いかがでしたか?意外と見落としがちなシャワーヘッド。汚れたシャワーヘッドから出るシャワーで身体を洗うなんて、本末転倒ですね。ぜひピカピカのシャワーヘッドで、気持ち良くバスタイムを過ごしてくださいね。

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http://tg-uchi.jp


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