【ステップ7】塗り壁フェンスDIY!ブロック積 その①

【ステップ7】塗り壁フェンスDIY!ブロック積 その①
投稿日: 2017年1月17日 更新日: 2017年3月6日
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2016'9月より参加させて頂きました。 2013'7月に現在のリフォーム済み...
塗り壁フェンスDIY!基礎の次はいよいよブロック積になります。
塀の形状にもよりますがブロック積は上段まで同じように積んでいく繰り返しです。

今回は1番目と2番目の塀の基礎を1本の基礎にしているので2つの塀は同時に積みました。
【ステップ1】大掛かりなDIYはイメージ図を書きましょう!
【ステップ1】大掛かりなDIYはイメージ図を書きましょう!
2016年12月12日
DIY! 簡単な物から本格的な物までDIYと言っても様々で、幅があります。 今回計画した我が家でのDIYは外構で庭に『塗り壁フェンスを建てよう~!』です。 かなり大掛かりで大胆なDIYなのでまずはイメージ図をつくり、実際の場所から採寸して スタートしました。 本格的なDIYなので外観はもちろんですが、塀(ブロック積)の強度、耐震性、天候や気候による耐久性を基本から勉強しました(殆どがネットや本ですが・・・)。 全長も10mを超える物なのでDIYでは耐震性がネックになります。 そこで5分割に分けデザインを決めました。 イメージとしては『南欧風 塗り壁フェンス』です。 このイメージ図はMicrosoft officeのExcelで描画ツールを使って作りました。 こう言ったイメージ図を描けるソフトはあると思いますが、良いのが見つけられなかったので PCをお持ちの方なら殆どの方が知っているエクセルを使いました。 もちろんノートやスケッチブックなどに手書きでもOKですので、是非大掛かりなDIYを手掛ける時はイメージした物を描いてみて下さい。 イメージ図を描くことによりカラーやバランス、レイアウトなどをイメージ出来たりします。 材料の調達量やサイズなども書き込んでおくととても便利です! 今回は5分割したフェンスのイメージ図をご紹介します。 本作業は次回以降から投稿していきます。 これから挑戦したいと思われている方、興味がある方、そうでない方も塀は『こうやって造られているんだ~』程度でも楽しんで頂けたら幸いです(*^▽^*)
2016年12月12日


積み方は1段ずつ通しで積んでいき、2段毎に横方向にも鉄筋を入れていきます。

ブロック積では目地幅は1cmが基本です。

【ステップ6】塗り壁フェンスDIY!基礎造りその⑤型枠ばらし
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2017年1月10日
『【ステップ5】塗り壁フェンスDIY!基礎造りその④コンクリート打設』で基礎型枠(囲い)にコンクリートを流し込み1週間位の養生期間を経てコンクリート基礎が固まりました。 いよいよ型枠(囲い)をばらします。 この型枠(囲い)をばらすまでは中のコンクリートの状態が分からないので出来上がりが楽しみな工程です。
2017年1月10日


ブロックの高さ合わせは水糸を張って通りと高さを同時に合わせます。
水糸を水平に張るには基礎の時と同じです。
【ステップ2】塗り壁フェンスDIY!基礎造りその①
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2016年12月21日
お庭に塗り壁フェンスをDIYする計画を立て、何もない所から南欧風の漆喰塗りフェンスをDIYしました。 強度的な問題もありますので全長10m以上の塀は5分割にて造りました。 とっ!言っても現在まだ製作途中なんですが・・・ 塗り壁フェンスのベースはブロック塀なのでまずはその基礎を造っていきます。 重量もかなり増すので基礎はしっかりと造ります。 そして外構で一番重要になるのが『水平出し』!! 家の中では床、柱、窓枠、ドア、カウンターや作り付けの家具などなど全て水平に作られていますので、それらを基準にDIYしていけば良いのですが、外構となると基準になる物がありません。 ですから外構DIYで建造物(構造物)を作る時には水平出しが必要となる訳です。 では何もない所の水平はどうやって見るのか(測るのか)なんですが、プロは測量に使う専用の器具(道具)を使って測量します。 DIYレベルでは高価な器具を買う必要もないですし、購入しても毎日使う訳ではないので 今回は『水盛り』という方法で水平を測定していこうと思います。 使用材料も透明なチューブ(ホームセンターで買えます)を使った簡単な物なので、金額も数百円~数千円で出来ちゃいますよ! では基礎で必要となる水平出しのやり方をご紹介していきたいと思います。
2016年12月21日


材料

  • 重量ブロック12cm幅(基本タイプ) :必要数
  • 重量ブロック12cm幅(コーナータイプ) :必要数
  • 重量ブロック12cm幅(横タイプ) :必要数
  • 重量ブロック12cm幅(ハーフコーナータイプ) :必要数
  • セメント25Kg :適宜
  • 砂25Kg :適宜
  • セメント接着増強剤 :適宜
  • その他セメント混和剤(急結材等) :適宜

ブロック積下準備 混和剤を使う

ブロック積下準備 混和剤を使う

基礎とブロック、ブロックとブロックをモルタルでくっつけていきますが、より強力に付くようにセメント接着増強材等の混和剤を使います。

使い方:接着増強剤は液体で大半が原液なので約5倍位に水で薄めます。
接着する物に事前に刷毛やブラシで塗りつけます。
モルタルを作る時の水の代わりにこの薄めた物でモルタルを練ります。

その他の混和剤は急結材、凍結防止剤、メトローズ等メーカーや使用目的により数種類あります。

・接着増強剤:接着力を高める。
・急結材:モルタルの固まる速さを早める。
・凍結防止剤:モルタルの中の水分の凍結防止。
・メトローズ等:モルタルのひび割れ防止、コテ滑り良好にする。

ブロック積のモルタル載せ

ブロック積のモルタル載せ

ブロック積に使うのはモルタルです。
モルタルはセメント1:砂3を混ぜた物を水で練った物です。

ブロック積のモルタルの載せ方は画像の様に載せていきます。
目地幅が1cmなので2~3cmの厚さで盛り付けますが、最初は水平出しする時に沈ませ過ぎてしまいますので少し多めに盛りつけた方がうまくいきます。

ブロック積1段目の様子

ブロック積1段目の様子

ブロック積で一番慎重に進めていきたいのが1段目です。

積み上げ完成後に表面に壁材等を塗る場合は多少の狂いは修正できますが、ブロック肌のままですと修正した箇所が丸見えになってしまいます。

1段目の通り、高さ、水平がしっかり出来ていると2段目以降は作業が格段に楽にスムーズになります。

画像の様に両サイドはコーナータイプのブロックを使い、それより中のブロックは基本タイプを使います。

鉄筋(縦筋)は両端と各ブロック(2個毎)のブロックとブロックの継ぎ目の部分に立つように基礎に入れておきました。

鉄筋の入れ方はこちら↓

【ステップ4】塗り壁フェンスDIY!基礎造りその③鉄筋を組み立てる
【ステップ4】塗り壁フェンスDIY!基礎造りその③鉄筋を組み立てる
2016年12月30日
『【ステップ3】塗り壁フェンスDIY!基礎造りその③型枠をつくる』で組み立てた型枠内に 基礎コンクリートの骨組みとなる鉄筋を組みます。 コンクリートの性質上コンクリートが収縮する時にひび割れが入ります。 鉄筋を入れる事により強度が増し、ひび割れや崩れが防げます。 同時にブロック積み上げ用に『縦筋』と言ってブロックの最上段まで通る鉄筋を基礎から出す事によって 基礎とブロック塀を一体化させます。
2016年12月30日


基礎の上に積む1段目のブロックは基礎から1~2cm上になるようモルタルで積みます。

ブロック積 水糸の様子

ブロック積 水糸の様子

水糸が上手く撮れている画像が無くてすみません!

画像の様に出来上がり高さ、通りを同時に見れるようにブロックの上端の角に来る位置に水平に水糸を張ります。

水糸の張り方はこちらで説明しています。

【ステップ2】塗り壁フェンスDIY!基礎造りその①
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2016年12月21日
お庭に塗り壁フェンスをDIYする計画を立て、何もない所から南欧風の漆喰塗りフェンスをDIYしました。 強度的な問題もありますので全長10m以上の塀は5分割にて造りました。 とっ!言っても現在まだ製作途中なんですが・・・ 塗り壁フェンスのベースはブロック塀なのでまずはその基礎を造っていきます。 重量もかなり増すので基礎はしっかりと造ります。 そして外構で一番重要になるのが『水平出し』!! 家の中では床、柱、窓枠、ドア、カウンターや作り付けの家具などなど全て水平に作られていますので、それらを基準にDIYしていけば良いのですが、外構となると基準になる物がありません。 ですから外構DIYで建造物(構造物)を作る時には水平出しが必要となる訳です。 では何もない所の水平はどうやって見るのか(測るのか)なんですが、プロは測量に使う専用の器具(道具)を使って測量します。 DIYレベルでは高価な器具を買う必要もないですし、購入しても毎日使う訳ではないので 今回は『水盛り』という方法で水平を測定していこうと思います。 使用材料も透明なチューブ(ホームセンターで買えます)を使った簡単な物なので、金額も数百円~数千円で出来ちゃいますよ! では基礎で必要となる水平出しのやり方をご紹介していきたいと思います。
2016年12月21日


水糸に沿ってブロックを積んでいきます。
隣同士に並ぶブロックの目地(縦目地)も1cmにしますので、並べる時に目地幅を取ります。

※ブロックは 縦190㎜×横390㎜×幅100~150㎜
の規格になっていますので縦横目地を1cmにする事で200㎜×400㎜のサイズになります。

ブロックの穴にモルタルを詰め込む

ブロックの穴にモルタルを詰め込む

ブロックに空いている穴にモルタルを詰め、ブロック内部でモルタルの柱を造っていきます。

全ての穴に詰めこむといいですが、相当量のモルタルになりますので、全部の穴に入れる必要はないですが鉄筋の入っている穴だけは必ずは入れて下さい。

※直ぐに2段目を積める場合は画像の様にブロックの穴いっぱいにモルタルを詰めますが、2段目が直ぐに積めない場合は天端より3cm位浅くモルタルを詰めて作業を終了します。
これによって次回のモルタルの継ぎ目が目地では無いブロックの中での継ぎ目となり、強度も良くなります。

コツ・ポイント

ブロック積やレンガ積で数段積み上げる場合、1段目の通り、高さ、全体の水平はしっかり出します。
これによって2段目以降が楽に積めるようになります。

慣れるまでは難しいかもしれませんが、完成した時の充実感や達成感、喜びは格別ですよ~♪


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