肌の乾燥が気になるシーズンは、餅米に含まれる「米胚芽油」でのりきる!

肌の乾燥が気になるシーズンは、餅米に含まれる「米胚芽油」でのりきる!
投稿日: 2016年12月7日 更新日: 2017年3月6日
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これから肌の乾燥が気になる季節に突入しますね。
肌の乾燥には外側からのケアはもちろん、乾燥対策に適した食べ物を積極的に摂取して、内側からきちんとケアをすることも大切です。実は、肌の乾燥対策に餅米が良いということをご存じですか?

美肌に役立つのは、餅米に含まれる「米胚芽油」

お餅をはじめ、おこわや赤飯などいろいろな料理に利用される餅米。この餅米には「米胚芽油」という成分が含まれています。
米胚芽油は玄米を白米へと精米する工程の中で取り除かれる、「胚芽」の中から抽出される油のことです。米胚芽油には「リノール酸」「オレイン酸」「γ-オリザノール」などの栄養成分がバランス良く含まれており、美肌効果が期待できると言われています。

リノール酸とγ-オリザノールを含む米胚芽油

米胚芽油に含まれているリノール酸は、肌の保湿成分として知られるセラミドにも含まれている成分です。つまり、セラミドと同様にリノール酸を含む米胚芽油にも、肌の水分を維持して乾燥を予防する効果があると考えられています。
また、米胚芽油は肌の保湿だけでなく、美白にも役立つと言われています。米胚芽油に含まれるγ-オリザノールという成分には、メラニンの生成を促進するチロシナーゼの働きをセーブする働きがあると言われています。紫外線を浴びても、γ-オリザノールを含む米胚芽油を摂取することで、シミやそばかすの生成を抑えられるというわけです。このγ-オリザノールは化粧品に使用されたり、サプリメントとして販売されたりもしています。

餅米はカロリーが高い?ダイエットに不向き?

ダイエット中の人は、餅米を避けているという人も多いのではないでしょうか。「お正月にお餅をたくさん食べて太った」なんてエピソードが多いこともあって、餅米はダイエットに不向きというイメージがあるのかもしれませんが、それは誤解です。
粘り気のある餅米は、むしろ普通の白米よりも腹持ちが良く、お腹が減りにくい食べ物です。白米よりも粘り気があるため咀嚼回数が多くなり、満腹感を得やすくなります。
白米のお茶碗一杯当たりのカロリーが160~200kcal前後なのに対して、切り餅一枚当たりのカロリーは約110kcal。「おいしくてついつい食べ過ぎた」といったことさえなければ、お餅は太りやすい食べ物ではありません。
タケノコやキノコ類、根菜などの野菜を入れたおこわなら、カロリーを抑えながらボリュームも出ます。野菜がたっぷり入ったお鍋にお餅を入れると栄養バランス抜群のメニューになります。
これからの季節は、ぜひ餅米を食生活に取り入れてみましょう!


【美容ライター】エンドウ
雑誌やWebを中心に、美容・健康をテーマにした記事を執筆中。自宅で簡単にできるスキンケアやダイエット方法を、自身で実践しながらみなさんに発信します。NO.150


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