家でもできる!毛玉取りの正しい方法

家でもできる!毛玉取りの正しい方法
投稿日: 2016年11月16日 更新日: 2017年3月6日
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宅配ネットクリーニング「Lenet(リネット)」の公式アカウントです。お...
これから大活躍するセーターやマフラーなどのニット類。
防寒アイテムとして真冬にはかかせないものですが、着用頻度が高いものほど「毛玉」に悩まされるもの。
最近は「毛玉取り」アイテムも充実していますが、使い方を間違えると一瞬で衣類に穴が開くこともあるんです。
そこでリネットお洗濯アンバサダーの近藤さんに、正しい「毛玉取り」の方法を聞いてみました。

そもそもどうして毛玉ができるの?

衣類の生地は摩擦が起きると繊維の先端が「毛羽(けば)」になります。
その毛羽が束になり、絡み合うことで毛玉ができていきます。
摩擦は、洗濯をしたときや何度も着用したとき、普通に歩いているときにも起こります。

ニット類でも素材によって、毛玉ができやすいものとそうでないものが!

ニット類でも素材によって、毛玉ができやすいものとそうでないものが!

●特に毛玉ができやすい素材
アクリル・ポリエステル混紡などの化学繊維
毛(ウール)やカシミヤやアンゴラなどの天然素材

●毛玉ができにくい素材
綿100%・麻・シルク
また、衣類の箇所によって毛玉が特にできやすいところもあるので、毛玉をケアをするときはそこも見落とさずにチェックしましょう。

●毛玉ができやすい箇所
脇や袖の内側など繊維同士がこすれやすいところ
リュックやカバンといった物体と繊維がこすれやすいところ

毛玉を防ぐことはできるの?

毛玉ができやすい衣類を着たあとは洋服用ブラシで毛羽を整えましょう。
着用後に毛並みを整えておけば、毛羽の絡みを防ぐことができます。
ニット類を自宅で洗濯するときは、衣類を裏返しにしてから洗濯用ネットに入れて短時間コースで洗いましょう。
自宅でニット類を洗うと生地がいたみやすく、縮んでしまう場合もあります。
新品の風合いを保ちたいものは、ドライクリーニングでプロにお任せしましょう。

プロが教える。服を傷めない毛玉の取り方

プロが教える。服を傷めない毛玉の取り方

毛玉取りには「毛玉取り機」と「毛玉取りブラシ」を使うのがおすすめです。どちらも衣類を痛めないように気をつけて行いましょう。

〈毛玉取りブラシをつかう場合〉

1. アイロン台の上など平らになる場所に置く。
2. ブラシの先端に毛玉を引っ掛けて、優しく撫でるようにブラシをかける

〈毛玉取り機をつかう場合〉

〈毛玉取り機をつかう場合〉

1. 毛玉がある箇所を片手で押さえて機械をあてる。
2. くるくると回しながら毛玉を取る。

近藤さんからのアドバイス!

近藤さんからのアドバイス!

毛玉をつまむときや機械やブラシをつかうときに、強い力を加えると生地がいたみます。
必ず優しくあつかいましょう。
毛玉がない部分に機械やブラシをかけることも、衣類をいためる原因になります。
毛玉だけを取るようにして意識してください。
また、頻繁な毛玉取りはおすすめできません。
毛玉は自らの繊維が絡まってできるので、除去するたびに生地が痩せていきます。
できるだけ毛玉を作らないケアをしていきましょう。

コツ・ポイント

元記事にはオススメの毛玉とりアイテムも紹介しています!


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