和装婚♡古い帯を使ってリングピローの作り方

和装婚♡古い帯を使ってリングピローの作り方
投稿日: 2016年11月10日 更新日: 2017年3月6日
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力を抜いてゆるゆるでいこう🎵
娘の結婚式。
京都の貴船神社で挙げました。
その時に使うリングピローを作ってほしいと言われ、作りました。
デザインは、娘がネットで見つけたもの。
私が作れる程度にアレンジはしましたが、ほぼ、希望通りに作りました。

サイズは、16センチ☓16センチ。
神殿では、三方にのせられてくるので、
三方のサイズより小さく、収まりのいいサイズにしました。
家にある結納で頂いたサイズを、参考にしました。

材料

  • 帯(金糸・銀糸で織られたもの)
  • 帯締め(金色の組みひもで編まれたもの)
  • 白の組みひも(細目で柔らかいもの)
  • 針と糸

用意するもの

用意するもの

好きな柄の帯
金糸の帯締め
白糸で組まれた組みひも

勇気を出して切る!

勇気を出して切る!

切るというより、解くですね。まずは。
帯は、表地、芯、裏地で構成されています。
まずは、それを分解です。
それから、好きなサイズに切ります。

裏にマスキングテープ

裏にマスキングテープ

帯をほどくと、表生地の裏は、糸がいっぱい。
それを、好きなサイズに切ってしまうと、糸がバラバラになるんです。
縄のれんのようなイメージでしょうか。
そこに、マスキングテープを貼り、押さえます。
それから、縫うと楽です。

角をきっちり出す

角をきっちり出す

角は、縫い代を畳んで、指で押さえながらひっくり返すと綺麗な角ができます。
角が”甘い”場合は、ピンの先でつつくと綺麗になりますよ。

中心は後で縫う

中心は後で縫う

ポケットティッシュのビニールのイメージで、表生地を縫います。
開いているところから、クッションを入れ、それから縫い合わせます。
サイドを出し入れしてもいいんですが、あとで、クッションの調整をしたいときに、直すのが楽かなぁと。。

表生地の展開図

表生地の展開図

表を上にし、左右折りると裏側が出ます。
中心となる端は、縫い代を倒します。表がでます。
中心は縫いません。
サイドを波縫いすると、ポケットティッシュのビニール袋のようになります。
クッションを入れたら縫い閉じます。

クッションは、普通に縫って下さい。
コの字に縫い、綿を入れたら縫い閉じます。
表生地の下にある裏地(芯ではない)を使うといいですよ。

リボンの幅と長さを違える

リボンの幅と長さを違える

リボンを縫います。
表生地と裏生地を使って、二種類の生地を重ねてリボンを作ります。
下になる方を幅広で長く。

筒状に縫います。
端は、そのままで大丈夫です。
中心に向かって折りたたむのです。
二種類のリボンを重ね、つまんでひだを作り、仮縫い。

金の帯締めをリボン上にします。
”台”となる袋のまわりをぐるっと縫うのですが、
帯締めの中心部分を使い、
両端をリボンに使うと、房(タッセルのようなもの)が残ります。
結んで作るリボンではないので、縫い止めます。
白い組みひもを一本挟んで、リボン合わせ、クルッと布で隠したら出来上がり。
(クルッとする布は、リボンと同じ作り方)

クッションを作る

クッションを作る

直接、綿を詰めてもいいのですが、調整が楽になると思い、クッションを作って、それを入れ込むようにしました。
帯の裏の生地を使いました。

指輪を通す

指輪を通す

白い組みひもは、リングを通すための紐です。
クッションの上まで指輪を通し、紐をくるっと一重。
新郎・新婦の指輪、それぞれを通してセットします。
神殿で指輪の交換の時は、
指輪を持ち、引っ張るとスッと指輪をとることができます。
紐をほどくことなく、引き抜くことで、縁起もいいのかな?
御祝い事は、とにかく、”解かない””解けない”が重要のようです。

コツ・ポイント

リングピローは、将来、子供が生まれたときに赤ちゃんに枕として使うそうです。
そのために、クッションの調整ができるように、縫い方を考えました。

白の組みひもは、柔らかいものを選んでください。
これに、指輪を絡ませます。
式のときに、指輪をとるときに簡単に素直に取れるようです。

帯の柄で感じがガラッと変わります。
どこの柄を使うかで、派手になったり地味になったり。
私は、「派手にしたくない」という娘の希望から、柄が全面に来ない配置にしました。


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