飼い主が猫の健康を左右する?最近ネコに多い病気はこの2つ!

飼い主が猫の健康を左右する?最近ネコに多い病気はこの2つ!
投稿日: 2016年11月2日 更新日: 2017年3月6日
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猫に関する面白い記事を更新していきます♪思わず誰かに教えたくなる情報...
猫にとって最高のご馳走はネズミらしい…。と何かの本で読みましたが、ギネス世界記録にも認定された、38歳と3日間、人間でいうと168歳まで長生きしたアメリカのクレームパフ(Creme Puff)というメス猫の食生活は、ベーコンや卵など一般的には猫に与えないようなものだったとか。

生活環境や食生活の変化など、時代によってネコの病気も変化するといいます。ネズミや鳥を捕まえ、時には草を食べて自分の力で獲物を捕っていた野生時代は、猫は自分の健康は自分で管理できたはず。

しかし現在の猫達は飼い主が与える食事を食べて何不自由なく暮らしています。一見幸せそうにみえますが、反面栄養過多や運動不足、ストレスといった、飼い主がネコの健康を左右しかねない生活を送っているともいえるでしょう。

今回は、そんな現代のネコたちに増えているという2つの病気についてご紹介します。

☆オス猫に多い!糖尿病

☆オス猫に多い!糖尿病

膵臓で作られるインシュリンというホルモンが不足して、血液の中のブドウ糖濃度が上がり、その状態が続いてしまう糖尿病。重症になると膀胱炎や心臓病、膵炎という病気に繋がります。歩行状態に異常が現れたり、最悪死に至ることもありますから注意が必要です。

・予防するには


初期症状はとにかく水をたくさん飲み、食欲旺盛です。しかしだんだん元気がなくなり、食欲減退、嘔吐、黄疸といった症状が現れます。

糖尿病にならないためには、偏食、運動不足を解消して肥満を防ぐことが大切です。早期発見が大事なので、大量に水を飲んだり、尿の回数が増えたら早めに病院で検査をして貰いましょう。

☆肝リピドーシス

ネコをダイエットさせなくちゃ!そう思った飼い主さんもいるかもしれませんが、急なダイエットは肝リピドーシスという病気を起こす原因となります。肝リピドーシスと糖尿病は併発しやすい危険な病気なのです。

太ったネコの食事をいきなり制限すると、ネコの体は蓄積した脂肪をエネルギーに変えようとして体脂肪がどっと肝臓に集まります。

ところが猫は脂肪を効率的にエネルギーに変換できないため、脂肪が肝臓に付着して肝リピドーシスという病気になってしまうのです。

これは死亡率が非常に高い、回復の難しい病気です。ホルモン異常や生活環境の変化でも起こる病気と言われています。

・予防するには


始めに食欲不振になり、歯茎や白目が黄ばんで黄疸が出ます。嘔吐、下痢と言った症状もあります。
食事を制限するのではなく、運動量を増やしてカロリーの低い食事に切り替えましょう。口内炎、歯肉炎予防に歯石をとるなどのケアもしてあげて下さい。タンパク質とカロリーの補給が大切です。

ーー最後にーー

いかがですか。糖尿病と肝リピドーシスは病気になるとインシュリンの点滴や血糖値を下げない投薬治療が行われます。ネコにとっても飼い主にとっても辛い病気ですから、日常のケアを飼い主がよく注意してあげて下さいね。

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