ホワイトソースを作る。クリームチーズを電子レンジで数秒加熱し柔らかくする。牛乳を加え、泡だて器でよくかき混ぜ生クリーム状にする。
フライパンにオリーブオイルを熱したまねぎ、ニンニクをしんなりするまで炒める。マッシュルームを加え更に２～３分炒める。
ホワイトソースを加えひと煮立ちしたらチキンを加える。
タイムの葉を加え、塩、ブラックペッパーで味を調え４～５分煮詰める。完全に冷ます。
冷凍パイシートを室温で１５分程度解凍する。
小麦粉を打った台の上で、各シートを斜めに２等分し４枚の三角形にする。麺棒を転がして少し延ばす。（写真は各シートを４等分し、２枚の三角形を貼り合わせて正方形にしていますが、手間なので三角形にして包めばよいです。）
三角形の生地の片側に４等分したフィリングを載せる。この時、縁に合わせ目となるのりしろを部分を約１ｃｍ残す。
よく溶いた卵白をのりしろ部分に刷毛で塗る。
フィリングの載っていない側の生地を折り、合わせ目をフォークで押さえてしっかり閉じる。
冷蔵庫で最低３０分以上冷やす。（即オーブンに入れて焼くと、必ず合わせ目が開いてしまいますので、面倒でも必ず冷やしてから焼いてください。）
４つのパイの表面に刷毛で卵黄を塗る。
１９０度で余熱を済ませたオーブンで約３０分焼く。（途中、２～３回トレーを入れ替えると、全体に満遍なくいい焼き色が付きます。）
コストコに行くと、焼きあがったロティサリーチキンをウォーマーで保温しています。この保温中に、どうもお肉が乾燥してパサパサになってしまうようです。我が家で人気がなかったのはこれが原因。
かと言って、常に焼きたてを選んで買えるわけでもありません。
そこで狙い目は開店間際。この時間帯にウォーマーに並んでいるロティサリーチキンは、確実に焼いてからさほど時間の経っていない熱々ジューシーなチキン。
また、この時間帯は買い物客の数が比較的少ないので、大きなカートを押して各通路を物色するのも歩きやすいし、カフェも待たずに座れると言うメリットもあります。（笑）
パッケージには温め方が表示してありますが、ローストしたお肉は温め直すとどうしてもジューシーさが損なわれるので、買った日はそのままサラダのトッピングにしてコールドミールで食べるのがオススメ。
ロティサリーチキンの皮にはBBQラブが施されていて香ばしい味がしますが身は淡泊なお味。サラダのトッピングにすると、好みのドレッシングをその淡泊な身に絡めて美味しいただけます。
写真は骨付きの足、手羽、そして皮のついた胸肉少々をトッピングしたシーザーサラダです。
アンチョビ、卵黄、レモンを加えて作るシーザードレッシングに、ロティサリーチキンの身はばっちりマッチ！
シーザーサラダのレシピはこちらを参照。
http://ameblo.jp/cookinglish/entry-12196038237.html
サラダにトッピングした残りのチキンは、使いやすい量に分けてジップロックに入れ冷凍保存。骨も捨てず、同様に後日のために冷凍保存しておきます。
胸肉の大きなフィレは、カレーやシチューなど一口大にして使いたい料理用に１つのジップロックにまとめます。
後の各部位から集めた細切れ肉はひとまとめにして別のジップロックに。こちらは上でご紹介したパイのフィリングに使ったり、パスタ、サンドイッチのフィリング、コブサラダのトッピングなどに活躍します。
また、身は味が淡泊なので和風料理にも利用できます。炊き込みご飯の具にしてもよいですね。
写真は後日解凍した胸肉の大きなフィレで作った英国風カレー。ローストチキンやローストターキーの肉が残ると、必ず作る我が家の定番リメイク料理の１つです。
カレーはインドからではなくイギリスから伝わったという事実を納得できるような、子供の頃給食で食べたカレーに限りなく近い味の英国風カレー。日本人の味覚にもピッタリ。
もちろん、ルーを使って作る日本のカレーやシチューにも、この胸肉の大きなフィレは活躍します。
英国風カレーのレシピはこちらを参照。
http://ameblo.jp/cookinglish/entry-12200449902.html
一度ローストした丸鶏のガラをボイルすれば、とても香ばしいストックが取れます。
そのストックを利用し、スープやブロス、ラーメンのスープなどを作ると最高に美味しい。
また、これからの季節、このストックで前夜にお米を炊飯器に仕込みタイマー設定しておくと、翌朝、ちょっと中華風な体の芯から温まるお粥が食べられます。
チキンブロスのレシピはこちらを参照。
http://ameblo.jp/cookinglish/entry-11212464003.html
いかがでしたでしょう、コストコロティサリーチキンの美味しい買い方と食べ方情報は、お役に立ちましたでしょうか？
次回のコストコショッピングで、ぜひ一度ロティサリーチキンをゲットして、６９９円を骨の髄まで美味しくお召し上がりくださいませ。（笑）
