妊娠中はできるだけ避けたいNG食材や、その量は?

妊娠中はできるだけ避けたいNG食材や、その量は?
投稿日: 2016年8月8日 更新日: 2017年3月6日
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『子育てタウン』は、予防接種や各種補助金など、赤ちゃんの生活に欠か...
妊婦さんはとにかく身体によい食べ物を食べましょう!とはよく聞きますが、逆に、食べない方がよい食べものとはなんでしょう?調べると、意外なものもラインナップする妊婦さんにはおすすめしない食材。ここではその理由について解説します。どうしても食べたい時の対策も合わせてチェックしておきましょう。

妊娠したら自分ひとりの体ではありません。ママの食べたものがそのまま赤ちゃんの発育に影響してしまうのであれば、妊娠中は毎日の食事がすごく大切。実はふだん何気なく食べている食材でも注意が必要なものがあります。

レバーやうなぎのビタミンAも取り過ぎると×

<新鮮さが魅力な生鮮食材は食中毒に注意>
加熱処理されていない「生肉」「生ハム」「お刺身」などは、食中毒につながる危険性が大きい食べ物。生のままは避け、できるだけ加熱して食べるのが安全です。

<ビタミンAの取りすぎは発育に影響あり>
栄養価が高くスタミナ食材として知られる「レバー」や「うなぎ」も要注意。ビタミンAの過剰摂取は発育に影響を与えると言われています。特に妊娠初期は「レバー」は1日4g、「うなぎ」なら1日50g程度に抑えましょうと言われています。

昆布やわかめって健康食品だけど…?

<和食に欠かせない昆布。でも摂りすぎはNG>
健康食品として知られる「昆布」も注意が必要な食材です。「昆布」に含まれるヨウ素が赤ちゃんの甲状腺機能低下につながると言われています。日本人は昆布で出汁をとったりお味噌汁にわかめを入れたりして食べる機会が多いため、他の国の人よりもヨウ素を多く摂取しているそうです。必要以上にたくさん食べすぎないようにしましょう。

<大型の魚にも注意が必要>
メバチマグロやカジキマグロなどの大型の魚は、赤ちゃんに影響のある「水銀」を含んでいる可能性があるため食べる量には注意が必要です。切り身1切なら週に2回程度までに抑えた方がよいようです。

加熱していないチーズも妊婦さんには危険

<加熱されていないナチュラルチーズは要注意>
ナチュラルチーズは加熱殺菌されていないため、リステリア菌が含まれている可能性があります。ただし、プロセスチーズなら加熱殺菌されているので大丈夫だそうです。

<コーヒー、紅茶、緑茶、ウーロン茶も飲みすぎ注意>
赤ちゃんはカフェインの排出機能が低いので、カフェインを含む飲み物の量にも気を配っておきましょう。コーヒーなら1日1杯程度、紅茶なら2杯程度に抑えて。

<アルコール類は絶対ダメ!>
アルコールは胎盤を通して赤ちゃんに届いてしまいます。当然発育にも影響しますから妊娠中のアルコール摂取は絶対にしてはいけません。


2倍食べるのではなくバランスを考えた食事を

上記に限らず、偏った栄養の摂り過ぎや偏食はそもそもよくないですよね。特に卵などのタンパクについては、赤ちゃんのアレルギー予防の観点からも、単一の食材からのタンパク摂取を続けるのはあまりおすすめできません。
乳製品や卵の摂り過ぎには注意しつつ、お魚や鶏肉・赤身のお肉・豆腐などをバランス良く食べることがいちばん。赤ちゃんがおなかの中ですくすく元気に成長できるように、ママの身体にとっても優しい食事を心がけましょう。

また、「赤ちゃんの分も合わせて2人分食べて」など、周囲から言われることもあるようですが、これは間違い。カロリー過多は赤ちゃんにも影響して、ママの健康上も良くありません。大切なのは、量ではなくて質。同じ栄養を摂るのなら、低カロリーな食事を意識していきましょう。


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