猫にミネラルウォーターはダメ?ネコに美味しく水を飲ませるコツとは

猫にミネラルウォーターはダメ?ネコに美味しく水を飲ませるコツとは
投稿日: 2016年6月11日 更新日: 2017年3月6日
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猫に関する面白い記事を更新していきます♪思わず誰かに教えたくなる情報...
人間の場合は寝ている間にコップ1杯分の汗をかくといいます。でも猫は肉球にしか汗腺がないため、「汗をかく」ということはほとんどありません。

全身被毛に覆われている猫。暑い夏はさぞかし辛いのでは?と飼い主は心配になるのではないでしょうか。

ちなみに犬の場合は、主な体温調節は「口」そして「足の裏」です。犬はいつも口を開けてハアハアしていますが、あれは口から水分を蒸発させ、体温の調節を行っているのです。

猫は体が小さいので、体温調節をしなくても熱がすぐに発散され汗をかく必要がないといいます。
「猫はこたつで丸くなる」という通り、猫は「暑さに強く、寒さに弱い」動物だといえるでしょう。そして涼しい場所を見つけるのが得意ですから、夏の暑さよりも冬の寒さ対策を心がけてあげましょう。

しかし夏でも冬でも生き物なら「水分補給」は大切。水がなくては生きて行けません。それなのになぜか猫は「渇きに強い」動物です。

これはやはり、猫の祖先が砂漠で暮らすリビアヤマネコだった名残なのでしょうか。

そんな猫に、やはり水をゴクゴク飲んでもらうためには、飼い主の工夫が大切です。今回はよく聞く猫の水に関する「あるある」を紹介しましょう。

☆猫にミネラルウォーターはダメって本当?

ネコに多い病気の一つに尿結石があります。毎日ミネラル分の高いミネラルウォーターをあげていると、それが助長されてしまうと懸念される人も多いようですね。

しかし尿石症の原因は水の硬度よりもMgやCaなどのミネラル含有量が問題です。水道水も硬度は0ではありません。ミネラルウォーターの硬度も商品によって違います。

しかし水道水の塩素類はタブー。理論的には、塩素類が入っていない、軟水のミネラルウォーターがオススメです。しかし多くの犬・猫が水道水を飲んで病気もせずに長生きしているようです。水の種類はミネラルウォーターでも水道水でも構わないのではないでしょうか。


☆水の飲み過ぎも要注意

愛猫がゴクゴク水を飲んでくれる場合、猫の体重1kgあたり50cc以上飲んでいたら、病気の疑いがあります。

特にシニア猫の場合は「腎臓病」の疑いがありますから念のために病院へ連れて行きましょう。

☆猫が好む水の飲み方を覚えよう

猫は新鮮な水を好みます。水道からチョロチョロと流れる水は大好き。ほかにもぬるめのお風呂のお湯を好む猫もいます。

自分の猫がどんなシチュエーションなら水を美味しく飲んでくれるのか、飼い主はよく観察してきて下さい。

分らない場合は、とにかく新鮮な水を家の複数の場所に置いておくのも良いでしょう。

今はスープ状のおやつも売っています。猫の様子を見ながら、水分補給をさせてあげて下さいね。

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