ツラ~い肩こりを解消!今すぐすっきりする方法

ツラ~い肩こりを解消!今すぐすっきりする方法
投稿日: 2016年5月23日 更新日: 2017年3月6日
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Lideaは、くらしに役立つ生活情報を提供する「ライオン快適生活研究所」...
肩が重くて上がらない、カチカチにこって頭まで痛くなる・・・そんな肩こりの悩み、みなさんも経験ありますよね?
ライオンが行った調査では、20~50代女性の約65%が、肩のこりや痛みに悩まされているのだそう。また、男女両方に「健康や美容について気になっていること」を聞いたところ、20~50代女性の4割以上が「肩こり」と回答。同年代の男性が2~3割なのと比べても、女性にとって悩みの種であることがわかります。

ただ「治し方がわからないから」「何とかガマンできるから」と放置している人が多いのも事実。そこで今回は、普段の生活の中でできるちょっとした工夫で、肩こりの症状を軽くする方法をご紹介します。長年のお悩みから解放されるチャンスかも!?

肩こりの原因はズバリ“血のめぐり”

肩こりの原因はズバリ“血のめぐり”

肩のこり・痛みの原因は、長時間同じ姿勢を続けることで、肩の筋肉が血管を圧迫すること。血管が圧迫されると血流が悪くなり、疲労物質が溜まってしまうのだそう。長時間パソコンに向かっていたり、デスクワークを続けていると肩がこりやすいのは、こういう理由だったんですね。

しかも、もともと女性は首や肩の筋肉が男性より少ないうえに、バストの重みがあり、冷え性で血行が悪い体質の人も。当然、肩こりの悩みも男性より多くなるわけです。

起きてからでは手遅れ?肩こりを悪化させないために

肩こりが一度起こってしまうと、それが筋肉に影響し、さらなる肩こり痛を引き起こすという悪循環に。ほうっておくと慢性化してしまうこともあるので、できるだけ普段の生活の中で解消していくのがベストです。ここからは肩こりを悪化させないための4つの工夫をご紹介します。

その① 首~肩の周りに筋肉をつける

僧帽筋(そうぼうきん)、肩甲挙筋(けんこうきょきん)、菱形筋(りょうけいきん)など、首や肩の周りの筋肉は、肩関節にぶらさがっている腕の重さで大きな負担がかかり、痛みも起きやすいとされています。

そこで、これらの筋肉を鍛えれば、重さを支える力がついて、肩こりも軽減されるというわけ。ただし、むやみな筋トレは首や肩を余計に傷めることも。まずは固くなった肩・首周りのストレッチから始めて、少しずつ筋肉をつけるようにしましょう。

その② 正しい姿勢で“立ってデスクワーク”

頭を前に傾けた姿勢は肩こりのもと。まっすぐ立ち、頭の重みが体全体にバランスよくかかっている状態が「正しい姿勢」です。

おすすめなのは、この姿勢をキープして、立ったままデスクワークを行うこと。正しい姿勢でいれば、肩関節も正しい位置にあり、首~肩の筋肉に腕の重さの負担がかかりません。立ってデスクワークができる環境の方は、ぜひ試してみて!

その③ バッグの持ち方を変えてみる

その③ バッグの持ち方を変えてみる

ハンドバッグやショルダーバッグを持つとき、いつも同じ方の手や肩を使っていませんか? 実はそれも肩こりの一因に。実験したデータを見ながら、ちょっと詳しく解説しましょう。

<バッグの持ち方で筋肉への影響はどう変わる?>
この実験では、3名のモニターがバッグを持って30分歩き、肩こりの指標である「肩の筋肉のかたさ」の変化を測定しました。

かばんの種類は「リュック」「斜めがけバッグ」「手提げバッグ」の3種類で、「斜めがけ」はかける向きを変えるパターンと、変えないパターンで測定しました。

バッグの中身はパソコン、お弁当箱、お財布、ポーチなど。バッグ全体の重さは4kgです。

<測定方法>
まずはマッサージ器で肩を15分間もみほぐしたあと、それぞれのバッグを持って普段どおり歩いてもらいました。肩の筋肉のかたさの測定は、歩く前、15分間歩いた後、30分歩いた後に筋硬度計で行いました。

測定機器:筋硬度計(トライオール社製 TDM-NA1)3名の肩を各4か所ずつ計測

<測定結果>
測定結果は3名の平均で、筋硬度の値が大きいほど筋肉が硬いことを示しています。グラフの数値は、歩く前の硬さを100としたときと比べた値です。

結果を見ると、「手提げバッグ」「斜めがけバッグ(左右かけ替え無し)」「リュック」の順に肩の筋肉が硬くなっていました。「手提げ」や「斜めがけ(左右かけ替え無し)」では、バッグの重さが片方の肩や腕にかかることで、筋肉の負担が大きくなり、重さが両肩に分散するリュックよりも肩がこってしまったよう。

一方で「斜めがけバッグ」のかける向きを左右何度か替えた場合は、あまり筋肉が硬くなっていませんでした。つまり、バッグを持つ手や肩を途中でこまめに替えれば、肩こり予防に役立つというわけです。

その④ 内服薬を使う

肩こりが悪化してしまったとき、肩が痛いのにどうしてもはずせない用事があるときなど、生活習慣やトレーニングでは間に合わない「今の肩の痛み」には、内服薬でアプローチする方法もあります。

肩こりには貼り薬や塗り薬を使う方が多いと思いますが、外出先などで「痛みを抑えたい!」というときには、鎮痛薬を使ってみては。実は鎮痛用の内服薬は、頭痛や生理痛だけでなく、肩の痛みも軽減してくれるんです。

痛みを鎮めて日常生活が楽になったところで、徐々に肩こりしにくい体を目指してみる。そんな方法も、案外肩こり解消の近道かもしれません。

オススメの内服薬って?

オススメの内服薬って?

●エキセドリンLOX(第1類医薬品)/腸内に取り込まれて初めて分解吸収されるため、胃に優しいのが嬉しい。
http://excedrin.lion.co.jp/?clicktrack=bran_01_articles%2F798
●バファリンEX(第1類医薬品)/家族のさまざまな痛みに。飲みやすい小粒の錠剤。
http://www.bufferin.net/ex-pain/


肩こりでいちばん避けたいのは慢性化。そのためにも、毎日できることからスタートして、時にはお薬も頼りにしつつ、悪化を避けるのが得策です。いつか“肩こり知らずの体”になれることを目指して、気長にチャレンジを!


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