美肌を創るスキンケア★手で洗う派のすすめ

美肌を創るスキンケア★手で洗う派のすすめ
投稿日: 2016年1月14日 更新日: 2017年3月6日
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国際クレイセラピー協会(以下ICA)はクレイセラピーの研究、開発、教育...
日本人の清潔好きは、除菌グッズの多さからも世界一。その流れで身体も毎日、ゴシゴシと一所懸命洗っているとすれば、それはちょっとマズイ。美肌どころか肌にかなりの負担を与えてしまっています。まず、ボディはフェイシャル同様、手を使って洗います。やさしくマッサージをするようにリンパの流れに添って洗っていきます。末端から心臓に向けて手のひら、指全体を使います。このとき、ボディソープや石けんの泡立ちが良すぎると身体の変化や肌の状態に気がつきにくくなってしまうので、できるだけ泡立ちの少ないナチュラルなタイプのものがおすすめです。肌の状態だけじゃなく、リンパや筋肉のハリ、時にはシコリなどにも気付くことができます。


乳がんなどの予防のためにも、自分の身体を自らの手で丁寧に触れて確かめられるバスタイム&シャワータイムはとっても重要です。通常、汗やほこりはお湯だけでも充分に落とすことができます。ですから、実際には毎日全身をくまなく洗浄剤で洗いあげる必要もありません。頭皮や髪の毛の汚れも≪湯シャン派≫が増えている中、よっぽどアウトドアな一日を過ごさない限りはぬるま湯で洗い流すだけで実は充分なのです。汗のかきやすいところは丁寧に洗いあげるとしても、ボディーソープや石けんで皮脂を奪いすぎないことが美肌をキープする大切なポイントです。


シャワーやお風呂の温度も38度から41度までをマックスにして、ちょっとぬるめかな?ぐらいなお湯の温度に慣れましょう。肌がピリピリするようでは、皮膚にとっては熱すぎです。入浴には、肌に優しい入浴剤を使って塩素を和らげましょう。シャワーであれば、塩素を取り除くヘッドなどをつけて肌の負担を軽くします。 塩素は肌に触れると、皮膚を構成しているタンパク質を酸化させて、肌のバリア機能そのものを低下させてしまいます。そうなると細菌やアレルゲンなど外部からの刺激の影響をモロに受けてしまい、結果として肌の乾燥や肌荒れ、アトピー性皮膚炎などが誘発されやすくなってしまいます。お風呂に使うナチュラルな入浴剤は、既製品だけでなく、クレイや自然塩、重曹やみかんの皮(化学肥料&農薬不使用のもの)や緑茶なども活用できます。


全身を手で洗うことに慣れてきたら、リンパや手足のゾーンセラピーを加えていくこともできます。全身に800ほどもあるというリンパ節ですが、ポイントとなる 主な7つのリンパ節;鎖骨・脇の下・アゴの下・脚の付け根・ひざ裏・耳の前の部分を下から上にむけて撫でるように流していきます。腹部は、そけい部に向けて上から下に流します。足裏は、触れたゾーンの状態によって、身体の各パーツの状況がわかります。美肌を作るスキンケアとしてはもちろん、体調と健康そのものをケアする≪手で身体を洗う派≫は、間違いなくおすすめです。

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