子どもが自分で片づけるようになるためには親子で一緒に片づけのゴールを決める

子どもが自分で片づけるようになるためには親子で一緒に片づけのゴールを決める
投稿日: 2015年12月2日 更新日: 2017年8月8日
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兵庫県在住 ライフオーガナイザー/クローゼットオーガナイザー 小学5...
ライフオーガナイザー 原田ひろみです。

子どもが自分で片づけるようになるためには親が片づけの仕組みを作ってあげるのではなく子供と二人で作っていきます。

片づけも遊びの延長と考え、楽しくワクワクする片づけのゴールを親子で一緒に決めます。


ちょっと前になりますが、6歳の子供と親子で一緒に子供部屋の片づけを実践したことをご紹介します。

片づけのゴールを決める

片づけのゴールを決める

夏休みが終わる頃、子供部屋のおもちゃが溢れてかえっていたので子供部屋を見直しました。

まずはヒアリング
「困っていたこと」
「こんなふうになったらいいな」
「かたづけのゴール」
子供に質問しながら答えを見つけていきます。

●押入れのおもちゃが入れにくい
●クルマが取り出しにくい
●いつもクルマで遊びたい

6歳の子供でもきちんと答えてくれます。

結果、増えたおもちゃの収納方法を見直し、大好きなクルマで思いっきり遊べる部屋にすることをゴールに二人で一緒に決めました。

片づけステップ① 全て出す

片づけステップ① 全て出す

子供部屋にあるおもちゃを全て出します。

全て出すとどれだけ持っているのか把握することが出来ます。

片づけステップ② 分ける

片づけステップ② 分ける

4つのカテゴリーに分けます
①いつもあそぶ
②ときどきあそぶ
③あまりあそばない
④もうあそばない
(今回の分類の方法は子供が分けやすくてわかりやすいキーワードにしました)

片づけステップ③ 収納する

片づけステップ③ 収納する

分類した中から
①いつもあそぶものを優先に収納(配置)していきます。
今回のゴールは
「大好きなクルマで思いっきり遊べる部屋」がゴールだったのでくるまから収めていきます。

いつもあそぶおもちゃは特等席へ

いつもあそぶおもちゃは特等席へ

①いつもあそぶおもちゃは取り出しやすいオープン棚へ

よく遊ぶものなので取り出しやすく、グループに分けてBOXに掘り込むだけ

カードゲーム、くるまのおもちゃが入っています。

ときどきあそぶおもちゃは押入れへ

ときどきあそぶおもちゃは押入れへ

②ときどきあそぶ

これらのおもちゃは押入れの中へ
プラレール、スポンジバット、野球盤が入っています。

あまりあそばないものは別の場所へ

あまりあそばないものは別の場所へ

③あまりあそばない
今回は④手放すおもちゃはほとんどありませんでしたが、あまりあそばないおもちゃはバンカーズボックスへ。
また、期限を決めて子供に確認します。
「もう遊ばない」と思うまでは別の場所で保管です。


完成

完成

最後に息子も一緒に頑張って片づけたので感想を聞いてみると、トミカのクルマが取り出しやすくなって遊べるのがなにより嬉しいとのこと♪

最初に二人で決めた「大好きなクルマで思いっきり遊べる部屋にしたい」ゴール達成です!

もちろん片づけも自分でやります。

コツ・ポイント

子どもが自分で片づけるようになるためには母親の私が片づけの仕組みを作ってあげるのではなく子供と二人で作っていくこと。
片づけも遊びと同じ。とにかく片づけも楽しくする‼
小さな子供にはとても大切だと思ってます。
そして私も一緒に楽しくすることが子供にも伝わり、モノを選んだり、片付けることの習慣に繋がると思ってます。



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